「彼女はいらない」というのは強がり？男心の本音とアプローチのコツ

1. 「彼女はいらない」と公言する男性の心理

男性はなぜ「彼女はいらない」という発言をするのでしょうか。まずは、その心理について解説します。

1-1 本気で彼女はいらないと思っている

男性が「彼女はいらない」と言う理由の1つとして、言葉通り「本当に彼女という存在を欲していない」可能性があります。この場合、一時的に彼女がいらないと思っているケースと、彼女を欲しいと思ったことがないケースに分けられます。ただ、男性が彼女をいらないと思う原因は人によってもさまざまです。原因によっては「彼女が欲しい」という気持ちに切り替わる可能性もあり、それにより効果的なアプローチ方法も変わってくるでしょう。したがって、好きな人が「彼女はいらない」と話している場合は、まずその原因を探ることが重要です。

1-2 恋愛対象として見ていないことを暗に伝えようとしている

男性が「彼女はいらない」と話す場合、相手を恋愛対象として見ていないことを遠回しに伝えている可能性もあります。たとえば、片思いをしている人がいる場合などが該当します。この場合、本音は彼女がいらないというわけではありません。しかし、意中の人以外から言い寄られてしまうのを避けるため「彼女はいらない」と公言し、予防線を張っていると考えられるでしょう。また、片思いをしている人がいなくても、好みではない相手から告白をされた場合、同じような発言をする可能性があります。

これは嘘と言うよりも、できる限り相手を傷付けないように好意を受け取らないための意思表示ともいえます。円滑に断るつもりで言葉を選んだ結果「彼女はいらない」という発言になるのです。自分のことは諦めて欲しいという気持ちからの発言であるため、恋愛対象とされていない状態から男性の心を射止めるのは非常に困難といえるでしょう。

2. 男性が「彼女はいらない」と思う5つの原因

なかには、本気で「彼女はいらない」と考える男性もいます。このように彼女がいらなくなる原因とは、どのようなものなのでしょうか。ここでは、男性が「彼女はいらない」と考える主な原因を5つ紹介します。

2-1 仕事や勉強を優先させたい

1つ目は「仕事や勉強を優先させたい」ケースです。社会人の男性は、仕事の優先順位を高く置く人も多く見られます。この場合、恋愛は二の次と考えがちです。特に、新しい仕事を始めたばかりだったり、新しいプロジェクトを立ち上げたばかりだったりする場合、仕事に集中するため「恋愛どころではない」と考える男性も少なくありません。これはプライベートで集中しなければならないときも同様です。学校や資格試験の勉強などに集中したいときに彼女がいると、手が付かなくなってしまう男性もいます。

複数のことを並行してこなすことが苦手な男性も多く、結果的に「仕事や勉強」と「彼女」のどちらにするのか、選択しなければならない原因につながります。

2-2 自分の時間を邪魔されたくない

2つ目は「自分の時間を優先したい」ケースです。人によっては趣味の優先順位が高いことがあります。彼女がいると、どうしてもコミュニケーションをとるための時間を捻出しなければなりません。しかし、彼女との時間を設けると、そのぶん趣味にかけられる時間が減ってしまいます。自分が最も大事にする趣味の時間を他人に邪魔されたくないという気持ちから、「彼女はいらない」という考えに至る場合があるのです。

2-3 恋愛すること自体が面倒

3つ目は「恋愛そのものを面倒に感じている」ケースです。恋愛は楽しいときもありますが、乗り越えなければならないトラブルも多々あります。友達として楽に付き合えている場合、「トラブルが起こるリスクを抱えてまで彼女にしなくても良い」と考える原因になるでしょう。恋愛はどのような価値観でどのような考え方をするのか、相手に合わせて行動しなければならないこともあります。こうした気遣いが面倒だと感じる男性は、恋愛から遠ざかりやすい傾向です。そのほか、過去の恋愛で心が傷ついていたり、大きなトラブルに巻き込まれたりしたことがある場合も、「もう同じ目には遭いたくない」と考え、1人の気楽さを優先することがあります。

2-4 現状が気ままで楽だから変えたくない

4つ目は「気楽な現状を変えたくない」ケースです。特に、友達が多く、寂しいと感じたことがない男性に多い原因です。彼女ができると、どうしても友達と過ごす時間が減ってしまいます。友達と遊ぶことに満足している状態だと、「その時間を大事にしたい」という思考に陥りがちです。また、1人の女性に縛られたくないケースもあります。交際まで発展させなければ、さまざまな女性と遊べるでしょう。しかし、特定の彼女を作るとなるとそうはいきません。気ままに不特定の女性と遊びたい場合も「彼女はいらない」状態になりやすいでしょう。

2-5 自分に自信がなく強がっているだけ

5つ目は「自分に自信がなく強がっている」ケースです。そもそも、自分が女性に相手にされないなど自己評価が低く、「彼女が欲しい」という本音を隠している場合があります。また、一時的に彼女ができても、自分を深く知るにつれていずれ振られると考え、「行動しても傷つくだけ」と恋愛に対して尻込みする男性もいます。このように、相手にされなかったり振られたりして自分が傷つくのが怖い場合、先手を打って「彼女はいらない」と強がっていることが考えられるでしょう。

3. 実は彼女が欲しくなる瞬間もある！

原因によっても「彼女が欲しいタイミング」が訪れるかどうかは異なります。もしも強がりで「彼女はいらない」と話している場合は、自信さえ与えられれば本音を伝えられるようになるでしょう。また、周りの状況の変化がきっかけで、彼女が欲しくなることもあります。特に多いのは、親しい友人が次々に結婚して一緒に遊べなくなったケースです。寂しさを覚えて「自分も彼女が欲しい」と考える人が増えます。クリスマスやバレンタインデーなど、カップルで盛り上がるイベントがある時期も気持ちが変化しやすいタイミングです。1人で過ごすことに寂しさを感じ、彼女を求めるケースがあります。

それ以外にも、自分が1人だと感じることも彼女が欲しくなるきっかけになるでしょう。たとえば、体調を崩したタイミングが挙げられます。自分を看病してくれる人がいないと、不安や寂しさから「誰か自分を気遣ってくれる人が近くにいて欲しい」と感じやすいのです。親から結婚を急かされたときも同様です。しつこく結婚について口出しされると「いつまでも彼女はいらないという訳にもいかない」と感じ、しぶしぶでも彼女を作ろうと考え始めます。

4. 「彼女はいらない」という男性にアプローチするコツ

意中の男性が「彼女はいらない」という発言をした場合、どのようにアプローチしたら良いのか悩んでしまうものです。そこで、ここでは「彼女はいらない」という男性にアプローチするコツを3つ紹介します。

4-1 彼女が欲しくなるタイミングを見極める

1つ目は「彼女が欲しくなるタイミングを見極める」ことです。とはいえ、このような状態の人を振り向かせるのはなかなか困難です。適切にタイミングを見計らい、何らかのきっかけで「彼女が欲しい」と思う瞬間を狙ってアプローチすることが重要になってきます。たとえば、仕事や勉強に集中したいというのが原因であれば、忙しい時期が終わるのを待ってアプローチしましょう。意中の相手が「誰か一緒にいて欲しい」という瞬間にアプローチすれば、うまくいく可能性が高まります。

このとき、相手の周りにいる人の協力を得られると、置かれている状況や変化を知りやすく成功率を高められます。ただし、理由によっては待っていても彼女が欲しくなるタイミングが一向に訪れないことも考えられるため、注意しましょう。

4-2 機が熟すまで自分磨きをする

男性が「彼女はいらない」と公言している場合、彼女が欲しいモードに切り替わる瞬間はいつになるか予測できません。都合よくすぐに「彼女が欲しい」というタイミングが訪れないことが多いでしょう。とはいえ、変化のタイミングをただ黙って待つだけでは時間がもったいないです。長く相手の変化を待った挙げ句、心がまったく動かなかった場合、結果的に何も成果を得られないまま自分が年を取ってしまいます。意中の相手が振り向いてくれなくても、ほかの人が魅力的だと感じるよう、自分磨きを行いましょう。なお、内面と外見の両方を磨くことが大切です。

たとえば、考え方をポジティブにして、丁寧な言葉遣いを心がけると良いでしょう。また、服装や髪型、メイクやスキンケアに力を入れると雰囲気が変わります。自分らしさを生かし、より魅力的に見せるファッションやメイクを研究しましょう。少しでも相手の理想に近付く努力をすることも、立派なアプローチになります。誰から見ても魅力的な女性になれば、1つの恋愛に固執する必要もなくなります。すると、タイミングを待つことに苦しさや焦りなどを感じずに済み、充実した毎日を過ごせるでしょう。

4-3 よき理解者として傍らに寄り添う

「彼女はいらない」という男性にアプローチするには、良き理解者として寄り添うことがコツです。意中の相手を振り向かせるためには、彼女が欲しいモードになるまで待つ必要があります。そこで、好意を表に出すのは一旦やめて、時間をかけてじっくりと信頼関係を築くことがおすすめです。彼女はいらないものの、友達と一緒にいることは好きという男性であれば、友人としての距離を縮められます。自分のことを最もよく理解してくれている女性という存在を目指し、さりげなく寄り添う姿勢を心がけましょう。友人として側にいて欲しい存在になれれば、彼女はいらない原因が解消したときに、恋愛対象として見てもらえる可能性があります。

彼女を欲がっている男性にも目を向けよう

「彼女はいらない」という男性を振り向かせるためには、気持ちの変化を待つ必要があり、時間がかかります。それに、タイミングを待っても振り向いてくれる保証はないことを念頭に置くのが重要です。すぐに結果が欲しい、楽しく恋愛したいという場合はパートナーエージェントを利用するのもおすすめです。結婚相手を欲しがっている男性との出会いを見つけられるため、ただ待つという不安を感じずに済むでしょう。