大阪府の婚活支援を紹介！行政や自治体のサポートで理想のパートナーを見つけよう
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本気で婚活に取り組むのであれば、行政や自治体の婚活支援を調べてみるのもひとつの方法です。地域性の豊かな婚活イベントに参加できたり、地方に住んでいる人でも気軽に利用できたりとメリットがたくさんあるからです。この記事では、大阪府の行政や自治体が取り組んでいる婚活支援サービスやその特徴を解説していきます。
1.まずは「ふぁみなび」をチェック！結婚・育児のポータルサイト
大阪府福祉部子ども室子育て支援課が運営と管理を行っているポータルサイトが「ふぁみなび」です。2014年12月に開設され、大阪府内の男女から親しまれてきました。ふぁみなびでは、結婚や育児に関する地域の情報が掲載されています。婚活に関するイベントやセミナーの情報も掲載されているので、大阪府で婚活をするなら真っ先に押さえたいサイトです。ふぁみなびでは、大阪府を「市内」「北部」「東部」「南部」の4エリアに分けています。そして、それぞれのエリアに関する情報を高頻度で紹介しています。「地方だから出会いが少なくて婚活が進まない」と悩んでいる人も積極的に活用できるでしょう。
ふぁみなびは安全性という点でも魅力的です。婚活支援サービスやマッチングアプリは年々増え続けているものの、なかには悪質な業者も含まれています。いわゆる「サクラ」で登録者を募ったり、料金体系をぼかしたりするケースも少なくはないのです。しかし、ふぁみなびで紹介しているサービスやイベントは、地域で活動する団体をはじめとする民間非営利団体に限られています。主催団体の素性がはっきりしているうえ、非営利団体なので法外な料金を請求されるなどのトラブルも避けられます。婚活に不安を抱えている人も安心して利用できます。
そして、婚活以降のステップをサポートしてくれるのも大きなメリットです。ふぁみなびでは、結婚や出産、育児などの参考になるコンテンツも数多く掲載しています。セミナーやイベントの紹介はもちろん、家族で暮らすのに向いている不動産物件などの生活情報も充実しています。ふぁみなびを頼ることで、大阪府内の結婚生活、家族づくりに関する不安は軽減されていきます。婚活を長期的な視野で進めていきたいとき、ふぁみなびは力になってくれるはずです。
1-1.「まっちなび」で自分に合った婚活イベント・サービスを探す
ふぁみなび内に設けられた「まっちなび」は、結婚や育児に関するサービスを紹介しているページです。婚活支援サービスについての情報も多いので、自分の住所、希望、予算などに合わせて自由に選ぶことが可能です。紹介されている代表的なサービスとして「coicoi実行委員会」が挙げられます。地元を愛する起業家たちによって結成された団体です。独創的なアイデアを盛り込んだイベントで地域振興、生活支援に取り組んできました。婚活の企画では「マルシェ＆婚活イベント」などが注目を集めました。
婚活のプロフェッショナルへと相談したい人向けに「NPO法人良縁支援の会 」も紹介されています。会員登録数は10万人を超えており、パソコンから24時間、いつアクセスしても婚活を行えます。何より、経験豊富なコンシェルジュに婚活の相談ができるのは強みです。初めての婚活では右も左もわからなくなることが少なくありません。コンシェルジュから成功例を聞いたり、ヒアリングをしてもらったりして方向性を見定めていくことは、スムーズな出会いに近づけます。
そのほか、仲人協会連合会が主催している「大阪府仲人協会」もサイト内にリンクが貼られています。ボランティアによって運営されている団体で、相談に来た男女に理想の相手を仲人が紹介してくれます。昔ながらの「お見合い方式」による婚活と言えるでしょう。2人がお互いのことをよく知れるまで、仲人が全力でサポートしてくれます。仲人の眼鏡にかなった人だけが紹介されるため、素行や経歴に問題のある相手とマッチングしてしまうリスクを避けられます。また、いざ結婚に向かう際にも仲人が相談相手になってくれるのは心強いポイントです。これらのサービスのほかにも、まっちなびでは数多くの団体、イベントを紹介しているのでチェックしてみましょう。
1-2.婚活では知識も武器となる！有識者によるコラム集「ぷろなび」
ふぁみなび内では、有識者によるコラム集「ぷろなび」も設けられています。大阪府で生活を営んでいくうえでの役立つ情報、啓蒙、日常に応用できる考え方などが載っています。もちろん、婚活に関するコラムも多く、大学教授をはじめとする知識人が専門的観点から意見を投げかけてきました。婚活をスムーズに進めていくうえでのビジョンを築くための参考となるでしょう。そもそも、婚活では知識が大きな武器となります。仕事と両立させる方法や費用の捻出、シングルマザーやシングルファザーの意識などを教えてもらえるのは魅力です。
たとえば、あるコラムでは独身時代から結婚へと気持ちを切り替えるための秘訣が語られています。婚活をためらう人の多くが、仕事や趣味といったやりがいを家庭に取り上げられるのではないかと心配しています。コラムはそういったタイプの人々の心理に寄り添いながら「結婚によって環境を変えるのは自分を成長させるチャンスだ」と説いているのです。理論的かつ温かく文章が展開されているので、読み終えた後にすっきりとした気分になれます。
また、妊娠や育児による休暇の取り方、職場復帰の際に心がけることなど、結婚した後の問題についてもコラムでは言及されています。単に「婚活はするべき」「結婚はいいもの」と押し付けてくるのではなく、根拠を持って婚活のメリットを伝えているので説得力があるのです。ちなみに、コラムの執筆者は随時募集がかけられているものの、運営側に事前審査されています。誰でも簡単に投稿し、掲載されているわけではありません。その結果、コラムの質は非常に充実しています。新しい文章が次々と更新されていくので、婚活のかたわらでこまめに確認しておきましょう。
2.若い世代を取り込む！和泉市カップリング観光バスツアー
大阪府では、地方の市町村も婚活支援に尽力しています。和泉市は若い世代の定住、結婚や出産などを推進するべく「カップリング観光バスツアー」というイベントを立ち上げました。2015年から開催されているこのイベントでは、毎回40人前後の男女が参加し、多くのカップルを成立させてきています。基本的には普通のバスツアーと同じく、団体で和泉市のさまざまな観光スポットを巡っていく流れです。このイベントは、和泉シティプロモーション戦略の一環であり、緑のあふれた公園、品府広場などでリラックスした時間が提供されます。
イベントは朝集合で夕方解散のスケジュールを組まれています。最初に「回転タイム」が設けられているので、参加者は異性の顔や名前を把握した状態でツアーを開始できるシステムです。そして、気になる異性がいたら観光中に話しかけて交流を深めていきます。これまでは、縁結びの場所として知られる信太森葛葉稲荷神社での良縁祈願などが参加者の気分を盛り上げてきました。和泉市の観光資源を体感することで男女が思い出を共有し、話のきっかけとする狙いがあります。また、和泉市の魅力を知った男女に「ここで住みたい」と思ってもらうこともイベントの大きなテーマです。
ツアーは最後に「マッチングタイム」を設けています。男女がお互いに意中の相手を指名し、両想いであればカップルが成立します。イベントを通じて決して派手さはありません。しかし、アットホームなおもてなしの心があふれたツアーであり、自治体側の「市の魅力を味わってほしい」という気持ちが伝わってきます。都会的な街コンや婚活パーティーに疲れた男女にこそ、足を運んでほしいイベントです。不定期開催なので、情報は和泉市のホームページでチェックしましょう。
3.そのほか地方自治体の婚活支援政策はいっぱい！
泉佐野市は、大手婚活サービスと提携するなどして積極的に市民の婚活支援を行ってきた自治体です。2020年2月には「走って 恋して！ 運動会 de 婚活」というイベントを開催しました。20～40歳の男女を対象として、誰でもできるニュースポーツを通した交流を図る大会です。競技ごとにチームメンバーを入れ替え、なるべく異性の参加者全員と接点を持てるように工夫がなされています。スポーツのほか、婚活セミナーやトークタイムなどもしっかり確保されているのが特徴です。最後にはマッチングタイムがあり、お互いを指名し合った男女がカップル成立となりました。泉佐野市ではこのように、オリジナリティにあふれる企画が頻繁に催されています。
自治体によっては、新婚カップルに生活支援を行うことで地元での婚活を促進しています。たとえば、枚方市では「枚方市結婚新生活支援事業」が2019年より始まりました。一定期間内で結婚したカップルに対し、住宅の取得、賃借費用、引越費用を補助する制度です。34歳以下の男女で、所得合計が400万円以下の場合に適用されてきました。婚活に消極的な人は「収入が不安」「新生活に踏み出せる余裕がない」などの理由を挙げることがあります。行政から補助を行うことで、男女の婚活への意欲を高めようとする施策となりました。
そのほか、富田林市では子育て応援の特設サイト「Ton Ton」を立ち上げています。サイト内では、富田林内での婚活にまつわるさまざまな情報、結婚に関する制度の案内なども掲載されています。出会いから結婚、育児までを一貫してサポートする体制を整えていると言えるでしょう。特に、市内の施設、観光資源を利用した婚活イベントは多くの男女から注目を集めてきました。地方自治体にとって、人口の過疎化や少子高齢化は深刻な問題となっています。こうした事態を打破するため、婚活支援に注力している自治体は少なくありません。婚活を始めるときは、自身の地域の情報からチェックしてみるのも得策です。
まとめ
大阪府は「ふぁみなび」をはじめとして、婚活支援の情報を積極的に発信してきました。また、婚活サービスの業者と提携してイベントを開催してきた自治体も少なくありません。今後もパートナーエージェントのような大手業者と組んで、新しいイベントを立ち上げる可能性は高いと言えます。大阪府で婚活をするなら、自治体や行政の取り組みに注目してみましょう。
「最後の独身友達が結婚」「年齢的にもそろそろ」「親からのプレッシャーが…」等々、
様々なきっかけで始めた婚活も、現実にはすぐに結果を出すことは難しいもの。
婚活中の方もこれからの方も、様々なお悩みを感じながら結婚に向き合っています。
運任せの婚活では、時間もお金も労力もかかり、理想のパートナーにめぐり会えないことも。
より結婚の可能性を高める方法として今、結婚相談所を利用する人が増えています。
