造幣局桜の通り抜け
大阪有数の桜の名所として知られる造幣局ですが、桜のアーチの下を通り抜けられる期間は限られています。 一般客が通り抜け可能となるのは毎年4月中旬の1週間ほどだけです。一般的な桜の満開時期よりもやや遅めですが、これは300本以上ある桜の多くが八重桜をはじめとする遅咲きの桜だからです。 ちなみに、造幣局及びその周辺には駐車場がないため、アクセス方法は電車がメインとなります。たとえば、JR環状線を利用するなら桜の宮駅か京橋駅で下車するといった具合です。 ほかにも、JR東西線なら大阪天満宮駅、地下鉄谷町京阪本線なら天満橋駅、地下鉄谷町・堺筋線なら南森町駅で下車するのが最短ルートになります。駅から造幣局までの距離はいずれも徒歩で15分ほどです。
通り抜け可能な時間は10時~21時くらいまでですが、土日は早い時間から通り抜け可能となる傾向にあります。 いずれにしても、情報等には変更の可能性があるため、出かける前に公式サイトなどで確認しておくのが無難です。
約560mの通路に桜が咲き乱れる光景は壮観です。また、普段よく目にするソメイヨシノとは異なり、もこもことした八重桜には独特の愛らしさがあります。 それに、造幣局の桜は八重桜だけではありません。バレーボールぐらいの大きさの塊になって咲く大手毬、貴婦人のように気品にあふれる松月、開花が進むごとにその姿を変えていく二度桜など、ほかではなかなか見られない桜を楽しむことができます。 その品種は全部で100種類以上にも及びます。あらかじめ桜の種類をチェックしておき、目当ての桜を探しながら見て回るのも一興ではないでしょうか。
また、造幣局桜の通り抜けに出かけるのであれば、夕方から夜にかけての時間帯がおすすめです。桜が一番きれいに見えるのは夕暮れ前ですし、暗くなってからライトアップされた桜も必見です。 さらに、夜になると隣の川端に並ぶ屋台も盛り上がってくるので、そこで食事を楽しむこともできます。
夜桜が美しい造幣局桜の通り抜けは会社帰りのデートにピッタリです。大阪市の中心部にあるのでアクセスも便利ですし、21時までに入場すれば時間を過ぎてもしばらく桜を見ることができます。 また、夕方から20時くらいまではかなり混み合いますが、それ以降は人の数も一気に少なくなります。したがって、デートの雰囲気を楽しみたいのであれば、先に川岸の屋台で食事をしてから、20時過ぎからゆっくりと桜を見て回るのもひとつの手です。 逆に、桜がひときわ美しい夕暮れ時に通り抜けをしてロマンチックなムードに浸り、それから屋台を回って楽しい時間を過ごすというのも有力な選択肢となります。
いずれにしても、デートを滞りなく楽しむためには事前に最適のルートを調べておくことが大切です。 たとえば、天満橋駅で下車した場合は造幣局の南門から入って北に上り、桜を楽しんだあとで北門出口手前の公園降り口から川端へ出て屋台巡りをしつつ南下して駅に戻るというのが最適のルートになります。 しっかりとチェックをして楽しいデートにしましょう。休みの日が合わなくてなかなかデートに行けないというカップルには特におすすめのデートスポットです。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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