婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェント(証券コード:東証マザーズ6181、本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、https://www.p-a.jp/、以下パートナーエージェント)は、 20~29歳、60~69歳の独身男女1,750人に対して、「老後の生活」に関するアンケート調査を実施いたしました。
<調査背景>
「生涯未婚率の上昇」や「孤独死」という言葉を聞いて、老後の生活に不安を感じたことはないでしょうか?独身のまま定年を迎え、退職後にどんな生活を送るのかを考えたときに、「1人の老後は寂しい」というイメージを持つ人が多いかもしれませんが、果たして本当にそうなのでしょうか。
今回の調査では、20代と60代の独身男女それぞれに、老後の生活に対して抱いているイメージを聞いてみました。
「結婚したい」 60 代独身は 19.0 %。理由は「安心・信頼できるパートナーが欲しいから」(64.1%)
「 1 人では寂しいから」 (43.7%)。
Q.結婚したいと思いますか?(n=1,750)※必須回答
Q.結婚したいと思う理由は何ですか?(n=762)※必須回答・複数回答可
20代と60代の独身男女に、結婚願望があるかどうか聞きました。
「結婚したい」と回答したのは20代が62.0%、60代が19.0%でした。60代は5人のうち1人に結婚願望があるようです。
続いて、「結婚したい」と回答した762人に、その理由を尋ねました。
20代(61.9%)と60代(64.1%)どちらも「安心・信頼できるパートナーがほしいから」がトップとなっています。一方、2位は20代が「人生をより充実させたいから」(46.9%)に対し、60代が「1人では寂しいから」(43.7%)となりました。
人とのつながりより「1人の気楽さ」(65.6%)を重視する60代独身
Q.現在は1人暮らしですか?(n=1,750)※必須回答
Q.「1人の気楽さ」と「人とのつながり」どちらを重視しますか?(n=1,750)※必須回答
現在1人暮らしか、それとも誰かと同居しているか聞いてみたところ、「1人暮らし」をしている20代は33.2%に対し、60代は62.4%となりました。
また、「1人の気楽さ」と「人とのつながり」どちらを重視しているのかを聞いてみたところ、「1人の気楽さ」と答えた60代は65.6%となり、20代より14.1ポイント高い結果となりました。
先ほどの「現在1人暮らしですか」という調査結果と合わせると、60代は「1人の気楽さ」から「1人暮らし」を自ら選択していることが伺えます。
60代独身は老後を1人で過ごすことについて 、「気楽」(49.3%)、「自由」(42.8%)といったポジティブなイメージ
Q.老後を1人で過ごすことについてどう思いますか?(n=1,750)※必須回答・複数回答可
定年後に1人で過ごすことについて、20代と60代はそれぞれどんなイメージを持っているのでしょうか。
20代では「寂しい」(38.8%)や「孤独」(37.7%)といったネガティブなイメージが上位にあがりましたが、60代では「気楽」(49.3%)や「自由」(42.8%)といったポジティブなイメージが1位、2位を占めました。年を重ねていくと、老後を1人で過ごすことに対するイメージは変化していくようです。
60代独身の半数が老後は「1人で過ごしたい」
Q.老後は誰と一緒に暮らしたいですか?(n=500)※必須回答・複数回答可
Q.老後、一緒に過ごす相手を探すために恋活や婚活をしようと思いますか?(n=500)※必須回答
先ほどの設問から、老後を1人で過ごすことについて、60代の独身者は良いイメージを持っていることが分かりました。実際に、老後は誰と一緒に暮らしたいと考えているのでしょうか。60代の独身男女500人に聞きました。
こちらの調査でも「1人で過ごしたい」(45.4%)に最も多く票が集まりました。
老後を誰かと一緒に過ごすために、これから恋活や婚活をしてみようと考えているかという問いには、11.2%が「恋活や婚活をしたいと思う」と回答しています。「したいと思わない」と答えた人は59.8%でした。
今回の調査を通じて、老後を1人で過ごすことについて、20代と60代でイメージに大きな差があることが分かりました。実際に定年退職を迎えてこれから自由な時間を過ごす、または現在過ごしている60代独身にとっては、1人の暮らしは気楽で自由と感じられるようです。
今後、独身に対するイメージも大きく変わっていくのかもしれません。