婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェント(証券コード:東証マザーズ6181、本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、https://www.p-a.jp/、以下パートナーエージェント)は、 20~29歳の独身男女2,060人に対して、「増税と婚活」に関するアンケート調査を実施いたしました。
<調査背景>
2019年10月より消費税が10%になります。その是非が争点の1つとなった先日の参議院選挙では、投票率が48.8%となり、過去2番目の低さとなりました。特に若い世代の選挙離れは進むばかりで、なかなか歯止めが効きません。学校を卒業して社会の一員として働き始める20代は、今回の増税についてどのように考えているのか調査しました。
消費増税に「反対」、20代独身男性の55.7%、女性66.6%
Q.2019年10月に予定されている消費税10%増税に賛成ですか?(n=2,060)※必須回答
2019年10月に現行の8%から10%へと増税が予定されている消費税ですが、20代の独身男女2,060人にその賛否を尋ねました。
「賛成」(男性:22.4%、女性:13.0%)よりも圧倒的に「反対」の回答が多く、特に男性の55.7%に対し、女性は10.9ポイントも高い66.6%が「反対」と答えています。
増税分は「年金」「医療」「少子化対策」に使ってほしい
Q.消費税を増税したらどんなことに使ってほしいですか?(n=2,060)※必須回答・複数回答可
消費税が10%になったら、増収分はどんなことに使ってほしいでしょうか。
つい先日、老後資金に関して話題となった影響か「年金」(男性35.2%、女性46.3%)がトップとなりました。2位には「医療」(男性30.1%、女性42.8%)が入り、さらに最近では男性の育児休暇の取得が注目されている「少子化対策」(男性:32.8%、女性:35.1%)が3位に上がっています。
増税に反対する女性が男性より10.9ポイントも上回ったこと、増収分の使い道について多くの項目で女性の回答率が高くなっていることから、増税に対する危機意識は男性よりも女性の方が高いのかもしれません。
「恋活や婚活への助成金」あったら利用したい20代独身男性42.0%、女性36.3%
Q.恋活や婚活に国や自治体から助成金が出るとしたら利用したいですか?(n=2,060)※必須回答
Q.国や自治体にどんな恋活や婚活支援制度があったらいいと思いますか?(n=2,060)※必須回答・複数回答可
もしも、消費税の増収分で独身者に恋活や婚活の助成金が出るとしたらどうでしょうか。生涯未婚率は年々上昇し、合計特殊出生率は低下の一途。少子化はさらに進んでいます。若い世代に恋愛や結婚に目を向けてもらうため、国や自治体などから助成金が出るとしたら、20代の独身者は利用したいと思うでしょうか。
「利用したい」と回答した男性は42.0%、女性は36.3%でした。男性の方が女性よりも5.7ポイント高い結果となっています。
助成金も含めて、どんな支援制度があったら利用したいと思うのでしょうか。
男性では「恋活や婚活のための助成金」が最も高く、27.2%でした。女性では「結婚したカップルへのお祝い金支給」が34.7%でトップとなっています。国や自治体の婚活関連サービスが一般的ですが、お祝い金や助成金など、現金支給型の援助も求められているようです。
「増税前に恋活や婚活を始めたい」、20代独身男性の2人に1人
Q.10月に消費税が増税してしまう前に恋活や婚活を始めたいと思いますか?(n=400)※必須回答
恋活や婚活にはそれなりに費用がかかります。増税前の駆け込み需要は、恋活や婚活でもあるのでしょうか。結婚を希望する20代の独身男女400人に、増税前に恋活や婚活を始めたいと思うか聞いてみました。
増税前に恋活や婚活を「始めたい」と答えた男性は49.0%、女性は33.0%でした。20代独身男性の半数が、10月までに恋活や婚活を始めたいと考えているようです。
「増税前に結婚式を挙げたい」のは女性(17.5%)より男性(21.0%)
Q.10月に消費税が増税してしまう前に結婚式を挙げたいと思いますか?(n=400)※必須回答
結婚式についてはどうでしょうか。式を挙げるとなると何かとお金もかかりがちです。増税前に式を挙げたいと考えている20代はどのくらいいるのでしょうか。同じく結婚を希望する独身男女400人に聞きました。
増税前に「式を挙げたい」と答えた男性は21.0%、女性は17.5%でした。そのうち男性の5.5%、女性の4.5%が「すでに予定している」と回答しています。結婚式に対しても駆け込み需要があるようです。
増税まであと少し。たかが2%、されど2%です。「恋人がほしい」「結婚したい」と考えている人は、ぜひ行動に移してみてはどうでしょうか。