結婚して2年目を迎えた、
まさるさんとなおみさんご夫婦をご紹介します。
なおみさんが活動を開始したのは31歳のとき。年に1度、海外旅行に出かけていたご友人がご結婚され、「これから誰と旅行すればいいんだろう?」と考えたのをきっかけに、活動をスタートしたそうです。
まさるさんが活動を開始したのは34歳のとき。
人生の節目を意識してのタイミングでした。
おふたりともこだわりが強く、しっかり吟味したいという気持ちから、いろいろな出会いの形を検討されたといいます。そうしたなか、パートナーエージェントを選んでくださった決め手はなんだったのでしょう。
なおみさん ー「恋愛とは違う、結婚するお相手ということで、身元が保証されている方と出会える結婚相談所のサービスを利用したいと思いました。業界大手と言われる会社の話はすべて聞きましたが、パートナーエージェントは説明のあと、無理に入会を勧めない姿勢が信頼できました」
まさるさん ー「店舗まで行きませんでしたが、僕もあらゆる手段を検討しました。結婚相談所に関しては、サイトで比較する限りシステム的な違いはほぼないと感じました。でもパートナーエージェントは成婚コンシェルジュの活動サポートが幅広い点がいいなと感じました」
実際に活動しての感想をお聞きすると。
なおみさん ー「思っていたよりも成婚コンシェルジュとの関わりが深く、それが良かったです。担当窓口という感じではなく、本当のお姉さんみたいな感じ。活動するうえで自分にない視点をもらったり、冷静になるきっかけをもらったり、心強かったです」
まさるさん ー「成婚コンシェルジュが、主観だけで話す“世話焼き人”みたいな方だったら僕らは共感できなかったと思います。属人性を徹底的に排除しながらも、お相手に断られたときのフォローアップや、お相手がどう思っているかを当人に代わって確認してくれるのが良かったですね」
さらにおふたりが挙げてくださった良い点が、条件マッチングだけではない点。希望の条件にあうお相手がシステマチックに紹介されるサービスの場合、出会いがなければ自分の条件を変えるしかありません。でも、成婚コンシェルジュがいることで、話し合いながら調整できたことが良かったと話してくださいました。
そうした活動を通して出会ったおふたりですが、
結婚生活はどのようなものなのでしょう。
なおみさん ー「結婚するまでは帰宅後すぐにテレビをつけていました。でも、圧倒的にテレビを観る時間が減りましたね。なんでも話せる人がいる生活って、いいなって思います」
まさるさん ー「部屋がキレイなんです。こんなキレイな部屋に住んでいいのだろうかって感じるくらい。逆に僕は料理担当。それぞれの得意なことに集中できるのがいいですね」
一方で、おふたりならではのエピソードとして、こんなお話も。
まさるさん ー「ふたりともこだわりが強いんです。先日はマットを選ぶのに、店頭で1時間もディスカッションしてしまいました(笑)」
なおみさん ー「おかしいですよね(笑)。まわりの方たちは仲良くお買い物しているのに、私たちだけ喧々諤々。しかも500円のマットですよ?」
まさるさん ー「でも、僕らにとってはそれが楽しいんです。流されたり、妥協したりせずに、論理的な見解や感情を交わしながら最善を目指すプロセスを楽しんでいます。目指しているゴールは一緒でも、アプローチが違うという感覚ですね」
なおみさん ー「意見を交わしているときも楽しいんですが、理想がぴったり一致したときはもっと楽しいんです。明治神宮で挙げた結婚式がそうでした。たくさん検討したうえで『絶対に、ここだよね!』と式場に対する意見が一致し、それから『じゃあ、どうやってゲストをおもてなししよう』とアイデアをだしあいました。お互いのこだわりを掛け合わせて、ひとりでは思いつかないような理想の結婚式を挙げることができたんです」
10の式場を検討し、ふたりで巡り、一切の妥協なく決めたといいます。
なおみさん ー「こういう価値観にズレがあると辛いですよね。結婚式場での打ち合わせでも感じました。片方だけ熱心で、もう片方が冷めているというカップルもいて、私たちとは違うんだなって」
まさるさん ー「ふたりにこだわりがないと、こういう楽しさを感じることはないだろうし、もし片方だけこだわりが強かったら『私ばかり考えている、やらされている』みたいな発想に陥ってしまいますよね。僕らはその点が一致しているから幸せなんだって感じます」
結婚相手を選ぶとき、なにかしら妥協をしてしまう人も少なくないけれど、自分はまったく妥協せず、たくさんの女性との出会いを通して、自分の相手はなおみさんだと確信して結婚したというまさるさん。だからこそ手にできた幸せなのだといいます。
そんなおふたりに、これから、
どんなご夫婦になりたいかを聞いてみました。
まさるさん ー「いまの幸せはベースだと考えています。常に過去を超える幸せを追い求めたいですね。今年の結婚記念日は最高だったけれど、翌年はもっと素晴らしいお祝いをしている、それも無理をしているのではなく、気がつけばそこに達している、といった具合に」
なおみさん ー「お互いにとって最善はどんどん変わっていきますから、常に幸せをアップデートできたらいいですよね」
そして、まさるさんのお言葉が印象的でした。
「結婚って、奥さんを中心に最高の幸せをつくる権利をもらうってこと。その権利を行使しないなんて、僕には考えられない。一緒に最高の幸せを手にしたいお相手を選んだわけですからね」
1時間の取材では伝えきれないというお言葉どおり、たくさんの素敵なエピソードをいただきました。すべてをお届けできず、本当に残念です。これからも、どうぞお幸せな毎日を。今日はありがとうございました。
まさるさん・なおみさんご夫婦
「結婚すると、同じ家に帰れるのがいいですね」と語るおふたり。結婚前にデートしていたときは別れる瞬間が寂しかったといいますが、いまは地元の居酒屋さんで時間を気にせず会話を楽しんでいるそうです。