結婚までの平均お見合い回数

お付き合いを始めてから1年以内という短い期間で結婚を決めた方のお見合い回数の平均は、30代前半の方で14回となっているようです。14回というお見合いの回数について、多いと思うか、少ないと思うかは人それぞれですが、出会いの数が多いほどチャンスも広がっていくようです。断られることを恐れずに、気持ちを切り替え積極的に婚活へと励むことが、幸せを掴む近道ではないでしょうか。結婚相手を探すため真剣に婚活を行っている方にとって、お見合いの回数はあまり関係ないでしょう。何人目のお相手であっても、生涯を共に歩んでいきたいと思えるような方に巡り会えたのなら、お見合いは大成功といえるでしょう。婚活を考えるのであれば、迷わずに少しでも早い年齢から行うことをお勧めします。

結婚相談所では、お見合いから成婚に至るまでの流れが基本的に決まっています。結婚相談所への入会が済んだ後、最初の段階になるのが「お見合いの申し込み」です。結婚相談所によって相手の探し方はまちまちですが、アドバイザーから条件に合う男性を紹介されることもあれば、データベースから自分で相手を探す場合もあります。申し込みが受け入れられ、会う場所や日時が決まったら「お見合い」を行います。お見合いの後、うまくいった場合の次の段階が「仮交際」です。お見合いでもう一度会いたいと思った相手に仮交際の申請をし、受け入れられたら仮交際が始まります。仮交際の期間中は、複数の相手とお見合いや仮交際をすることが可能です。仮交際の期間を通して、お互いの結婚への意志を確かめた段階で次の「真剣交際」に進みます。真剣交際を始めると、もう他の人とお見合いなどをすることはできません。この真剣交際を経てプロポーズがあり、晴れて「成婚」という流れになります。

結婚相談所のお見合い結婚と恋愛結婚では、付き合い始めてから結婚できるまでの期間に違いがあります。結婚相談所の場合、入会してから半年～1年ほどで成婚に至るのが一般的です。一方、恋愛結婚の場合は交際開始から結婚までの期間が平均4.5年ほどとなっています。平均の数値を見ると、お見合い結婚のほうが恋愛結婚よりも早く結婚できることがわかるでしょう。結婚相談所に入会している人には強い結婚願望があるため、お互いの相性や条件を確かめたらスムーズに結婚することができるのです。なるべく早く結婚相手を見つけたいのであれば、結婚相談所を積極的に利用するとよいでしょう。

お見合いから結婚に至るまでには、大きく分けて3つのポイントがあります。まずは、理想のお相手を見つけ、お見合いを受けてもらえるかということです。いくら気に入ったお相手でも、お相手の方が自分に興味を持ってくれなければ、実際にお会いすることはできません。次のポイントは、お見合いを行った後の返事です。お互いが合意して始めて恋人同士となり、交際がスタートするのです。多くの場合、お見合い後に結婚の意志があるか否かをはっきりさせるために、数ヵ月の交際期間を設けていることが多くあります。何年もお付き合いをしたり、同棲をしていたりする場合には、現在の状況に満足してしまい、結婚を考える理由がなくなってしまうケースも少なくありません。お見合いは交際期間が決まっているため、お互いの意志が一致した際にはすぐに結婚へ至ることができるでしょう。

スピード婚を目指しやすい結婚相談所ですが、中には婚活が長引いてしまう人もいます。そうした人には共通するいくつかの特徴があるので、事前に確認しておくとよいでしょう。まず、恋愛経験が少ないことが挙げられます。恋愛経験が少ない人は、自分が相手を好きなのかわからない状態に陥り、積極的に行動できなくなる傾向があります。まずはお見合いを重ね、異性との交流に慣れていくことが大切です。次に、理想が高いことも婚活が長引きやすい人の特徴として挙げられます。結婚相手の条件を設定することは必要ですが、すべての希望条件を満たす相手はなかなか現れてくれません。絶対に譲れない条件だけは守りつつ、適度に譲歩しながら相手を探すことも重要です。

結婚相談所におけるお見合いの平均回数は半年で8回ほどとなっています。そして、1年以内で成婚を決めた人は平均14回のお見合いを行っています。つまり、成婚に至りたければお見合い数を重ねるのが大切だということです。結婚相談所でお見合いを重ねて多くの人と出会う中で、自分にぴったりの相手ともきっと出会えるでしょう。