独身者目線でメリット紹介！富山県の自治体や行政による婚活支援事業とは？
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富山県というと、黒部ダム、新鮮で美味しい海の幸、歴史ある薬の行商など、さまざまな魅力が連想できます。そんな富山県で良縁を結んで結婚し、住まいを持ち、家族と共に理想の生活を送りたい人は多いです。そんな人向けに、富山県では自治体と民間企業を問わず、多様な婚活支援サービスが提供されています。ここでは、富山県の行政や自治体による婚活支援サービスにスポットライトを当てて紹介します。
１.富山県の行政、自治体が提供する魅力あふれる婚活支援サービスとは
富山県では、富山県で結婚したい男女のために、さまざまな婚活支援サービスが始動しています。婚活支援サービスの種類が豊富ということは、結婚に至るプロセスがその数だけ期待できるということですから、利用者にとってのメリットに違いありません。しかし「どの支援サービスを選べばいいの？」と疑問に思う人も少なくないと考えられます。そこで、自分に合ったサービスに絞って効率的に婚活を進めたい人向けに、富山県の行政や各自治体が提供を始めている結婚支援サービスをひとつずつ紹介していきます。
1-1.とやまマリッジサポートセンター
とやまマリッジサポートセンターは、富山県で結婚を希望する男女の婚活を支援するために2014年に開かれました。富山県が公益社団法人に運営を委託し、2020年においても継続的な活動を続けています。とやまマリッジサポートセンターの最大の目的は、施設名称にも表れているように「富山で婚活中の男女をサポートする」ことです。ここで気になるのは、どんなときに、どういったサポートを受けられるのかという点ではないでしょうか。
とやまマリッジサポートセンターの特徴のひとつが「会員制」です。入会にあたっての条件が定められており、その条件に該当している人なら基本的には誰でも入会できます。しかし、会員制の婚活支援サービスのなかでは少し珍しいことに、Web上で会員登録を完結させることはできません。ホームページ上で基本情報を登録したあとは、実際にセンターへ訪問して会員登録を行う必要があります。
わざわざ来所しなければならないのは面倒だと感じる人もいるかもしれませんが、来所を要する仕組みには非常に合理的な背景があります。とやまマリッジサポートセンターにおける婚活サポートでは、来所して相手を探し、お見合いを申し込み、お見合いサポーターの同席のもとでお見合いを進めるという流れが定められています。つまり、どの段階においても、とやまマリッジサポートセンターのスタッフが関わっているのです。1人で相手を探してお見合いを申し込み、会って話す流れだと、少なからず抵抗を覚えたりスムーズに進めにくくなったりするものではないでしょうか。その点、すべての段階においてスタッフと相談しながら着実に進めることができます。
また、お見合いの場所もセンターが指定してくれるので、頭を悩ませることなく、お見合い自体に集中できるというのも嬉しいポイントです。さらに、料金体系がわかりやすいのもおすすめポイントと言えます。センターを利用するためにかかる料金は、原則として入会時の1万円と、お見合いを行う都度支払うお見合いサポーターの交通費とお茶代の2000円です。入会金は2年間有効なので、月会費制のサービスに比べると非常にシンプルかつ割安と言えます。
とやまマリッジサポートセンターでは､バレンタインデーなど季節ごとのイベントに合わせて婚活パーティーを開催しているほか、婚活を成功させるためのコミュニケーション力アップ講座や、各個人の魅力を引き出すためのセミナーも随時開講しています。ホームページでは､過去に開催されてきたイベントやセミナー情報が掲載されているので、イメージをつかみたい人は一度アクセスしてみましょう。
1-2.広域縁結びプロジェクト
広域縁結びプロジェクトは、高岡地区広域圏事務組合による婚活支援活動です。高岡市・氷見市・小矢部市において独自の婚活支援プロジェクトを推進しています。広域縁結びプロジェクトの特徴を説明できるキーワードのひとつが「ボランティア」です。ボランティアといっても、エリア内でのボランティア活動に参加した人同士の婚活を推進するというものではありません。広域縁結びプロジェクトでは、立候補したボランティアが婚活の縁結びサポーターとして尽力します。すなわち、一般的な婚活サポート施設や結婚相談所における「スタッフ（コンシェルジュ）」や「相談員」の役割をボランティアに任せるということです。
この取り組みは「婚活のサポートはプロに依頼するもの」という固定観念を打ち破る、大胆な試みだと言えます。これは一見型破りに見えますが「知り合いによる紹介」という仕組みで、一般的な手法です。結婚相談所などの紹介と比較してみると、カジュアルかつ親しみやすいイメージを受けるのではないでしょうか。なじみの知り合いから異性の紹介を受けるというように考えてみると、結婚相談所を介する形式のやりとりよりも自然体に近い形で婚活を進めることができます。
広域縁結びプロジェクトに登録するためには、市ごとに定められている条件を満たしている必要があります。たとえば、高岡市の縁結びプロジェクトに登録するなら、高岡市の定める条件を満たし、かつ定型の「相談申込書」を提出しなければならないということです。2020年2月時点においては、高岡市の縁結びプロジェクトの登録条件は「20～50歳までの独身男女」「男性なら高岡市在住もしくは高岡市に勤務していること」「女性は住所条件なし」とされています。氷見市、小矢部市においても、僅かな違いはあっても条件はほとんど同じです。
なお、登録する際には、運転免許証や保険証などの本人確認書類や独身証明書などの書類を提出しなければなりません。登録を検討するなら、まずは該当する市の窓口に連絡をとり、必要書類などを詳しく確認しておきましょう。また、エリア内における独身男女の出会いの機会も提供してくれます。カフェを貸し切って行う婚活イベントなどが、その代表例です。食事をしながら、あるいはゲームをしながら交流すれば、緊張で身構えすぎることも少なくなります。和気あいあいとした雰囲気のなかであれば、自然体の自分で気が合う人との出会いも生まれやすいでしょう。
広域縁結びプロジェクトに登録することで「とやまマリッジサポートセンター」を利用しやすくなるというメリットも見逃せません。広域縁結びプロジェクトに一定期間中に登録した女性が入会申し込みをする場合、入会金の半額を助成金で賄うことができます。本来なら1万円を支払うところを5000円で利用できるので、非常にお得な制度ではないでしょうか。広域縁結びプロジェクトととやまマリッジサポートセンターは、両方とも自治体や行政が運営しているという共通点はありますが、サービスの内容は異なります。それぞれのサービスを上手に組み合わせて利用すれば、より効率的で抜かりない婚活のアプローチができるでしょう。
1-3.婚活倶楽部なんと
婚活倶楽部なんとは、富山県南砺市が打ち出している婚活支援事業です。「AIP48」をテーマにして積極的な支援事業を行っています。「AIP48」というと某アイドルグループが連想されがちですが、まったく関係ありません。「赤い（A）糸（I）プロジェクト（P）」のローマ字頭文字をとって「AIP」です。
婚活倶楽部なんとに加入することで「AIP48」の一員となり、さまざまな婚活支援サービスを受けることができます。主なサービスは、出会いの場となるイベントの開催です。2019年の実績を見ると、1カ月におよそ1～2回以上のペースで婚活支援イベントを開催しています。婚活倶楽部なんとでは、入会費用などの会費はかかりません。ただし、イベントごとに定められる参加費だけは、その都度支払うという運営方式がとられています。
婚活イベントに参加と聞くと、なんとなく「街コン」などの基本参加自由で気軽なパーティーを想像するのではないでしょうか。たしかに、婚活倶楽部なんとが開催するイベントも、雰囲気を見ると堅苦しさはなく、どちらかというと気軽に参加しやすいものばかりです。しかし、街コンなどのイベントと明らかに差別化されている点があります。それは、厳格な本人確認です。
婚活倶楽部なんとの会員になるためには、インターネットなどで基本情報を登録したあと、運営施設に出向いて面談、本人確認証明という手続きをクリアする必要があります。この点において、悪い言い方をすれば「冷やかしでも参加できる」というような街コンの類とは一線を画していると言えるでしょう。婚活に熱心で、人生の伴侶を見つけたいという真剣な思いがあるからこそ、婚活倶楽部なんとに参加できるのです。婚活倶楽部なんとは「自分も真剣に相手を探しているし、相手も真剣であってほしい」という参加者の真摯な想いを実現してくれる、気軽でも真面目なイベントを開催しています。
婚活倶楽部なんとへの入会を検討するなら、事前にホームページを訪れるのがおすすめです。ホームページには、イベント情報だけでなく、2011年の発足以来の婚活倶楽部なんとによる成婚件数や、婚活に役立つコラムなどが更新されています。成婚にいたったカップルのコメントも多数掲載されているので、婚活に対する前向きな気持ちが湧き上がるでしょう。
1-4.それいけ！ひみ婚
富山県氷見市が提供する「それいけ！ひみ婚」をクローズアップすると、結婚したい人を応援する粋なはからいが盛りだくさんです。それいけ！ひみ婚は、会員制の婚活支援サービスで、定められた条件を満たす25～50歳の独身男女なら誰でも登録できます。入会の条件は主に3つです。
1つ目は、「結婚願望があり、なおかつ、できるだけ早く成婚したい人」と定められています。ちなみに、それいけ！ひみ婚における「できるだけ早く」の目安は約1年間です。具体的な期間を条件として決めておけば、氷見市としても、婚活に真剣に取り組みたい男女の応援だけに集中することができます。2つ目の条件は「氷見市内に住居がある人、または結婚後、氷見市内に住みたい人」です。居住要件は、氷見市以外の自治体による婚活支援サービスでもよく見られる条件と言えます。そして、3つ目の条件は「定職または安定した収入がある人」です。ただし「家事手伝いも可」とも付け加えられているので、収入というよりは生活状況や環境が重視されているのかもしれません。
それいけ！ひみ婚で、独身男女を具体的にサポートしていくのは「縁結びおせっかいさん」と呼ばれる氷見市公認のサポーターです。おせっかいさんという名前のとおり、男女の出会いから成婚まで抜かりなくサポートしてくれるので、婚活が初めての人でも安心できるでしょう。
まとめ
富山県では、婚活をスムーズに進められるようにさまざまな取り組みをしています。婚活イベントのなかには、パートナーエージェントをはじめとした民間企業や結婚相談所が連携して行っている場合もあるので、イベント内容が充実している可能性が高いです。行政が提供する婚活支援サービスは安心感もあるため、積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
「最後の独身友達が結婚」「年齢的にもそろそろ」「親からのプレッシャーが…」等々、
様々なきっかけで始めた婚活も、現実にはすぐに結果を出すことは難しいもの。
婚活中の方もこれからの方も、様々なお悩みを感じながら結婚に向き合っています。
運任せの婚活では、時間もお金も労力もかかり、理想のパートナーにめぐり会えないことも。
より結婚の可能性を高める方法として今、結婚相談所を利用する人が増えています。
