田川市美術館
田川市美術館は、福岡県中央部に位置する田川市の美術館です。郷土にゆかりのある画家の作品を数多く所蔵する美術館で、絵画にとどまらず工芸やデザインの分野に至るまで約2,500点もの作品が保存されています。
全国を巡回するような大規模な企画展を鑑賞する美術館デートも良いものですが、地元出身の画家の作品に触れてみるデートもまた違った味わいがあるはずです。田川市美術館では企画展も開催していますが、常設展示も見逃せません。
かつては炭鉱の町だった地域ならではの絵画作品、炭鉱記録画をもとに制作された博多人形など、不定期で入れ替え展示されています。メインとなる展示室の他、3つあるギャラリーではアマチュアのユニークな展示会なども開催されて気軽にアートに接することができるのが魅力です。
美術館の隣には市立図書館があり、それらに隣接するカフェレストランがあります。店内から眺める緑は、爽快そのものです。オープンテラスも用意されているので、屋外のテーブルでのんびり食事や休憩するのもくつろげます。
パスタや生姜焼き、ハンバーグなどのポピュラーなメニューは、ランチセットがお手頃です。気取らずに利用できるお店ですから、レストランで食事なんて緊張するという人にも心配ありません。美術館のミュージアムショップと合わせて、美術鑑賞で刺激を受けた心身をリラックスさせましょう。
ミュージアムショップでは、展示物の図録や雑貨の他、画材まで販売されています。スケッチブックを買って、カフェで休憩しながら絵を描いてみるのも楽しいかもしれません。風景だけでなくお互いの人物画を描きあえば、盛り上がりそうです。
田川市美術館へは、JR日田彦山線か平成筑豊鉄道伊田線の田川伊田駅から歩いて15分ほどでアクセスできます。田川伊田駅の近くにある炭鉱の歴史博物館や記念公園は、炭鉱の歴史を知ることができるスポットです。
かつての面影は全くといっていいほどない田川市ですが、筑豊最大の炭都だったことで知られると共に炭坑節発祥の地でもあります。炭坑節にピンとこないカップルにも、歌が流れるモニュメントの前に立てばどんな歌のことかわかるでしょう。
思わず、踊ってしまう人もいるかもしれません。鉄道ではなく、車でドライブがてら訪れるにも良いデートスポットです。福岡市内や北九州市からなら、気軽に日帰りできます。ちょっと郊外までデートしてみようかというときは、田川市美術館と周辺地域への訪問を検討してみてはいかがでしょうか。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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