大洲城
大洲城は、愛媛県大洲市にある史跡です。天守閣と、国の重要文化財に指定されている台所櫓(だいどころやぐら)、高欄櫓(こうらんやぐら)、 苧綿櫓(おわたやぐら)、三の丸南隅櫓(さんのまるみなみすみやぐら)などからなります。 大洲城の原型は、鎌倉時代末期に建築された地蔵ヶ岳城と言われています。その後、戦国時代から江戸時代にかけて、大洲の地を治めた各大名が城に手を加えていき、現在の形になりました。 大洲城では、台所櫓などの4つの櫓が当時の形をそのまま残し、国の重要文化財に指定されていることもあって見どころです。
一方で天守閣のほうは、残念ながら明治21年に取り壊されてしまったため、当時のものではありません。しかし、2004年に復元されたものを観覧できます。 復元とはいえ、大洲城の天守閣は当時の姿を正確に再現したものです。このようなことが可能となったのは、江戸時代に造られた城の雛形や、明治時代に撮られた写真などが残っていたためで、 1996年に復元に着工されたときには、これらの資料が参考にされました。大洲城は年中無休で営業していますので、貴重な建造物をいつでも間近で見ることができます。 入城は9:00から17:00までです。受付は16:30までとなります。
観覧料は、大人1名で500円です。車で行くと、最寄りの大洲ICから約10分の距離にあります。 電車の場合は、JR線の大洲駅で下車しましょう。その後は徒歩で、20分ほどで着きます。
貴重な4つの櫓や、当時のままに復元された木造の天守閣は、特にお城好きではなかったとしても、一度は実際に見てみたい場所です。 城に入城し、内部をじっくりと観察するのでももちろん良いのですが、外から見た大洲城も一見の価値がありますので少し離れて眺めてみましょう。 大洲城の建物は、ほかのお城と同じように白色と黒色の2色を基調としながらも、全体的に黒の割合が多くなっています。 黒色がメインのなかに、一部だけ白色が入っているさまはコントラストが効いていて非常に美しいのです。
さらに、ふもとを流れる肱川まで下りて行って、線路をあいだに挟んだ背後に大洲城が見える位置を探してみましょう。 ここは絶好の写真撮影スポットです。2人の記念写真をたくさん撮ってください。 大洲城は、普段の仕事で少し疲れているときや、特に行きたいデートスポットが思いつかないけれど一緒に居たいときの散策場所としておすすめです。 のんびりとお城を眺めながら歩いているだけでも2人の距離もますます縮まるでしょう。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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