生石高原
生石高原は生石ガ峰(標高870m)を最高点とする高原で、和歌山県の紀美野町と有田川町にまたがっています。東京ドーム3個分のススキの大草原が広がり、秋になると関西をはじめ、地方からも数多くの観光客が訪れるほどです。山頂から美しい日の出を楽しめることから、初日の出スポットとしても人気を集めています。また、国民宿舎を利用した観光産業や、気候を活かしたきゅうり・トマト栽培などの農業が盛んに行われているのが、この高原の特徴です。
アクセス方法としては、JRきのくに線の藤並駅よりタクシーを使えば、1時間かからずに向かうことができます。車で行くなら、阪和自動車道有田IC・有田南ICより国道480号を経由し、1時間以内で到着可能です。なお、無料駐車場を40台備えるほか、150台ほど入る第二駐車場(臨時で開門)もあるなど、車でのアクセスにも便利です。
カップルでカメラを持っているなら、生石高原で写真を楽しむのもよいでしょう。この高原は関西随一といわれるススキの名所なので、写真撮影をするのには最適な場所です。夏は青々としているススキですが、9月の終わりから10月の初めにかけて、綿毛を飛ばして黄金色になります。その時期になると、撮影目的で生石高原へ訪れる人が増えるので、人が少ない環境で撮りたいなら早めに向かうようにしましょう。なお、夕日をバックにゆれるススキは幻想的なので、日中と夕方に分けて撮影を楽しむのも良い方法です。
また、有田市の夜景とあわせて美しい星空が見られるのも、生石高原の魅力です。写真好きなカップルなら、ススキだけでなく夜景写真にチャレンジしてみるのもよいでしょう。秋や冬に行く際には夜は冷え込むので、厚手の服装やマフラーを身につけるなど、寒さ対策を忘れずにしてください。
生石高原には生石高原キャンプ場があるので、デートとしてキャンプを楽しむのも良い方法です。このキャンプ場では、日帰り・泊まりのどちらも受け付けており、年末年始以外は営業しています。日帰りは当日の午前10時から翌日午後4時まで、泊まりは当日の正午から翌日午前11時までが利用時間です。付き合いの長いカップルであれば、どちらを選んでもよいですが、付き合って間もない場合には、よく話し合ったうえで決めるとよいでしょう。なお、お盆やゴールデンウイークといった、長期休みがある時期は混みやすくなっていますが、予約自体は2カ月前から受付可能です。ですから、たとえばお盆に行きたいなら、6月半ばに生石高原キャンプ場にコンタクトを取れば、比較的予約は取りやすいでしょう。
また、キャンプをするなかで飲み物が足りなくなった場合は「山の家おいし」というレストランに自動販売機があるので困ることはありません。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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