吹き戻しの里
神戸淡路鳴門道東浦ICから車で10分のところにある吹き戻しの里。「吹き戻し」という名前を初めて聞いた人であっても、吹き戻しを見たことのある人は多いはずです。吹き戻しの里の「吹き戻し」とは、縁日などで見かける笛のおもちゃで、別名ピーヒャラ笛、ぴろぴろ笛などと呼ばれています。口に咥えてヒューと吹くと、紙の部分がスルスルと伸びていき、先からくるくると戻ってくる伝統的なおもちゃです。吹く息の強さでじゃんけんのできるものや音階の変わるものまで幅広い商品があります。さらに、吹き戻しはおもちゃとしてのみならず、肺活量を要するのでトレーニング用品として医療・介護・美容の現場でも用いられています。
たとえば、言語障害のリハビリが吹き戻しを用いて楽しみながらできるため、医師が研究目的で拭き戻しの里を訪ねるなど吹き戻しには注目が集まっていると言えるでしょう。吹き戻しの里では、国内産の吹き戻しの約8割以上を製造しています。工場見学もできるので、吹き戻しの伝統的な作り方も学ぶことができます。子どもの頃から知っている商品について、大人になってからその作り方を知ると新たな発見があり面白いでしょう。
吹き戻しの里には、80cmも紙が伸びる「超ロング」や最大19個の吹き戻しがジョイントでつながっている「地獄のピーヒャラ」など変わり種の商品も多くあります(「地獄のピーヒャラ」では何個ジョイントするかを自由に決めることができます)。これらの商品を一息ですべて広げることはなかなか難しいかもしれませんが、無事成功したときには彼女に男らしさを見せられることでしょう。グループデートで拭き戻しの里に行き、男性同士で競ってみても面白いかもしれません。幅広い商品があるだけでなく、遊び方にもさまざまなものがあります。
たとえば「地獄のピーヒャラ」を用いた順番あてゲーム。順番を付けた5個か7個くらいの吹き戻しで組み立て、最後に広がる吹き戻しの順番を当てられた人が勝利というゲームです。力加減を調整すると地獄のピーヒャラは一つひとつ先が伸びていき、どれが最後まで残るかはランダムなので、順番あてゲームを楽しめるのです。途中で息が続かなくなればゲームは頓挫してしまうので、ピーヒャラを吹く人の責任は重大です。子どもの頃に縁日に行った頃を思い出して、お互いの昔話を披露するのも、吹き戻しの里の楽しみ方のひとつでしょう。あるいは、将来子どもができたときの話をしてもすてきな思い出になるはずです。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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