茨城県陶芸美術館
茨城県陶芸美術館は、「笠間焼」で有名な茨城県笠間市にある、陶芸専門の美術館です。特に現代陶芸の紹介に力を入れています。「近代陶芸の祖」と言われる板谷波山や、笠間市出身の人間国宝・松井康成などの作品が常設展示されているほか、日本の一級の陶芸作品が所蔵されています。そのような伝統的な陶芸のコレクションを持つ一方で、企画展では日本や世界の陶芸やそれにまつわる芸術作品をユニークな視点で紹介しています。「うつわ」だけでない陶芸の世界を覗くことで、芸術に関する新たな知見を広げてくれます。
美術館ではワークショップやセミナーなどのイベントも催されており、それに参加することで陶芸をより深く知ることができます。さらに、ミュージアムショップでは、笠間焼の代表的な作家の作品や和雑貨を購入することができます。美術館内にあるレストランでは、地元の食材を使ったそばなどの料理や和スイーツを、笠間焼のうつわで楽しむことができます。陶芸好きはもちろん、そうでない方でも、一度訪れればその魅力を発見できること間違いありません。
茨城県陶芸美術館はデートにもぴったり。落ち着いた雰囲気の美術館で、職人技の数々を一緒に眺めれば、気取らない大人なデートができるでしょう。さらに美術館は、「笠間芸術の森公園」という広大な敷地を持つ公園の中に位置しています。芸術の森では、美術館のある公園らしく、様々なオブジェに出会うことができます。緑豊かで池もあるので、散歩しているだけでも気持ちがいい場所です。園内には「『恋人たちの聖地』モニュメント」もあって、2人の気分を盛り上げてくれます。
園内にはほかに、陶芸の研究・教育機関である「茨城県立笠間陶芸大学校」や、陶芸体験ができる「笠間工芸の丘・クラフトヒルズKASAMA」などの施設が連なっています。工芸の丘では、リーズナブルな笠間焼や工芸品を手に入れることができるほか、地元の土産物などの買い物も楽しめて、一日中飽きずに過ごすことができます。また芸術の森の広場では、毎年いくつかの笠間焼に関するイベントが開催されています。4月下旬から5月上旬にかけて行われる陶炎祭(ひまつり)は特に大規模な陶器市です。毎年全国から数十万人が笠間焼を求めてやって来ます。このような行事に合わせて訪れれば、より充実した時間を過ごせるでしょう。絵画芸術は見飽きたという時、あるいは、アミューズメントパークとは違う、ゆったりとしたデートをしたいという時、茨城県陶芸美術館を訪れてみてはいかがでしょうか。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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