地図と測量の科学館
地図と測量の科学館は、茨城県つくば市にある無料の資料館です。名前の通り地図の歴史や測量技術に関する展示のほか、日本の地形で遊べる体験型のセットもあります。
科学館には展示館と地球ひろばがあり、大人向けのモデルコースが用意されているので、大人がデートに利用する時も十分楽しめるスポットです。モデルコースは展示室1階のラウンジで立体的な日本列島の地図上を歩いた後、地球ひろばに置かれた「日本列島球体模型」の上に立って日本を眺め、最後に常設展示室で測量の基準点や技術などについて学ぶといったものです。
地理に興味があってもなくても、お互いについてある程度理解しあった2人で訪れると、体験を通して得た新たな発見を語り合ったり、測量機器の使い方について一緒に想像を巡らせたりして楽しいデートになりそうです。
ラウンジにある「日本列島空中散歩マップ 」は、3D眼鏡をかけて床一面に描かれた立体的な日本地図上を歩くものです。山や平地の凹凸を見ながら足を差し出すのはドキドキする体験です。入口付近にあるので、まず最初に出会う圧巻の展示です。
地球ひろばの「日本列島球体模型」の上に立つと、巨人になった自分が宇宙から日本を見下ろしているような感覚を味わえ、日本は意外と丸いのだと新たな発見もすることができます。地球ひろばには他に、測量用航空機「くにかぜ」や、地球上の様々な位置を正確に測定してきたアンテナの部品が展示されています。
展示館2階の常設展示室には古来世界中の人々が作ってきた地図が展示されています。地球の全体像を知っている現代人から見るといびつに見える地形図や、伊能忠敬が日本中を歩いて作成した日本地図などが見られ、地図を作る作業が、人々のイメージから測量に基づくものに変わっていった様子がうかがえます。
2人で地図について学んだあとは、売店をのぞくのを忘れてはいけません。科学館が国土地理院により運営されているとだけあって、地形図がとり揃えられている他に、オリジナルのグッズも販売されています。これらも地図に関する商品ばかりですが、マニアックだと来客に人気です。特に注目されているのはメモ帳です。白紙の裏側には古い地形図が印刷されており、実は売れ残った地図を再利用しているのだとか。他のアイテムとして、地図記号がびっしりと印刷された手ぬぐいやマグカップなども販売されています。
地図と測量の科学館には、無料駐車場が整備されているので、車で訪れても安心です。車で帰るときに、「科学館のこの展示が面白かったね」「測量の仕方を初めて知ったよ」といった感想を述べあうと、楽しいデートの締めくくりとなりそうです。地図に興味のなさそうだったパートナーが熱心に語ってくれると、デートは大きな成功だったといえるでしょう。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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