奈良国立博物館
奈良国立博物館は奈良県奈良市登大路町にある博物館です。1973年に風俗史研究家で日本画家の吉川観方が集めていた浮世絵や日本画、工芸品などが寄贈されたことをきっかけに開館しました。仏教美術品を中心に展示されていて、文化財の収集や保管、研究を行っています。さらに、数々の国宝や個人からの寄託品も多く展示しているのが特徴です。
奈良国立博物館は奈良駅から徒歩5分の場所にあり、広大な敷地を持っている奈良公園の中にあります。美術品だけでなく建物が特徴的で様々な魅力が隠れています。例えば、フレンチルネッサンス様式の「なら仏像館」は、ヨーロッパのような雰囲気がある外観で、明治時代中期を代表する洋風建築を採用している建物です。「旧帝国奈良博物館本館」として国の重要文化財に指定されています。設計したのは赤坂離宮などを手掛けた宮廷建築家の片山東熊です。
また、奈良国立博物館は日本国内でも仏教美術品を多く所有していることで有名で、飛鳥時代から鎌倉時代までの仏像のほか、インドや中国、朝鮮半島など海外の仏像も紹介されています。さらに、仏像にそこまで詳しくない人でも楽しめるように仏像の見方や、仏像がどのように作られているのかパネルで丁寧に紹介しているのも魅力の一つです。その他にも、常設展では100体以上が展示されていて、年に数回ほど入れ替えも行われています。
ジャンルごとに仏像がまとめられているなど、簡単に見比べることが出来るような展示になっていので、あまり仏像や仏教美術に詳しくないカップルでも楽しく博物館デートが出来ます。また、分からないことがあってもボランティアガイドを利用すれば、解説付きで鑑賞することも可能です。詳しい解説付きで見学することが出来るので、仏像や仏教美術品の理解も深まるでしょう。
また、新館の建物は西洋の雰囲気が漂うおしゃれな空間で、一階部分はガラス張りになっていて外の景色が見られます。建物の前には池があったりベンチもあるので、見学の途中で休憩したり、見学し終わってから2人でゆっくりおしゃべりしたりすることも出来る場所です。
さらに、新館と旧館の連絡通路にはカフェもあり、広々としたオープンカフェスペースになっています。カフェメニューも充実していて、お茶や食事が出来るカフェです。一面ガラス張りになっているので、豊かな博物館の自然を楽しみながらゆったりとしたひと時を過ごせます。なお、カフェの近くにはミュージアムショップもあるので、デートの思い出にオリジナルグッズを購入することも出来るのは嬉しいポイントです。
このような奈良国立博物館のデートは、数回しかデートしていないカップルや、まだ会話がぎこちないようなカップルにおすすめです。展示品の感想を言い合いながら鑑賞デートが出来ますし、静かな場所なので会話が途切れてしまっても気まずい空気にはなりません。もう少しお互いのことを知りたい、一緒に居る時間を増やしたいカップルにピッタリのデートスポットです。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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