佐川美術館
佐川美術館は、滋賀県守山市にある美術館です。琵琶湖のすぐ側に建てられていて、周りにある豊富な自然と調和した、水辺に浮かんでいるような本館が幻想的な雰囲気を醸し出しています。アクセス方法は堅田駅から路線バスで約15分、守山駅からは路線バスで約35分。車の場合は瀬田ICより18km、真野ICより6kmです。彫刻家の佐藤忠良や日本画家の平山郁夫、陶芸家の樂吉左衛門の3人の作品が常設展示されていて、日本を代表する有名作家の作品を鑑賞することができます。他には、特別企画展が随時催されており、現代アーティストの作品展示やイベントなど、様々な企画が用意されています。
なお、佐川美術館は作品の展示方法にもこだわりがあり、各アーティストの世界観を壊すことなく様々な展示方法を展開しています。例えば、佐藤忠良の作品は、手で触れられるものも展示されていて、目で見るだけでは分からない彫刻の温度や手触りなどを感じることが可能です。平山郁夫の作品では、広くて天井が高い部屋におぼろげな照明を使用していて、ベンチに座ってじっくりと鑑賞することができます。また、樂吉左衛門の作品は本館の周りを囲んでいる水辺の地下に設置、薄暗さの中に水辺のゆらぎが優しくアクセントを加えていて、落ち着いた空間を演出しています。
佐川美術館では茶室の見学ができるようになっていて、樂吉左衛門が考案して作られた独特の茶室を鑑賞することが可能です。空を眺めながら水音を静かに聞く水露地や、自然の光を取り入れて特別な空間を演出する3畳半の茶室、そして水辺に植えられた植物や水面を眺めながら自然との一体感を得られる広間を見学することができます。普段、立ち入ることの無い特別な空間で、琵琶湖からの風を2人で共有することも可能です。なお、ガイドツアーとなっていますので、それぞれの部屋の説明や樂吉左衛門の茶室への想いなどを詳しく聞きながら茶室見学を楽しめます。
佐川美術館は、静寂の中でひっそりと、そしてゆっくりと作品を鑑賞する施設ですので、落ち着いた大人のデートを望む方にはピッタリのデートスポットです。美術や芸術が好きな方は勿論のこと、デートで非日常的な空間を味わいたい方にもお勧めの場所となっています。また、佐川美術館は琵琶湖の近くにありますので、鑑賞後は自然を感じながら湖の近くを散策することも可能です。さらに、少し足を伸ばせば飲食店も豊富に立地しており、一日をかけてしっかりとデートを楽しむこともできます。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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