石川県立歴史博物館
石川県立歴史博物館は石川県金沢市にある歴史博物館で、有名な日本庭園・兼六園に隣接しています。2015年に北陸新幹線が開通したことで、金沢市は多くの観光客でにぎわうようになりました。これに合わせて石川県立歴史博物館も、同じ敷地内にある加賀本多博物館とともにリニューアルしています。
石川県立歴史博物館は旧陸軍兵器庫として建てられた赤レンガの建物で、3棟並ぶさまは壮観です。愛称は「いしかわ赤レンガミュージアム」。レトロなたたずまいが緑豊かな周囲の景色に映えて大変印象的です。1990年に国の重要文化財に指定されました。1991年には日本建築学会賞に輝いています。3棟のうち2棟が石川県立歴史博物館で、各種展示室やラウンジなどが設置されています。もう1棟が公益財団法人・藩老本多蔵品館が管理運営している加賀本多博物館です。
石川県立歴史博物館の常設展示室では、原始時代から近現代に至る石川県の歴史を映像や展示物を通して気軽に学べます。加賀や能登のお祭りにかかわる展示物も豊富で、加賀藩に興味がある人なら時間を忘れて楽しめるでしょう。加賀藩は加賀百万石とも称されるほどの大名で、当主は前田家。藩祖前田利家の名前を小説やゲーム、映画などで見聞きしたことのある人も多いのではないでしょうか。独自の文化を発展させてきた歴史があり、現代にもその名残を色濃く残しています。
歴史博物館というと女性向きではないと感じる人もいるかもしれませんが、歴女と呼ばれる歴史に関心のある女性も増えています。交際相手が歴女なら見逃せないデートスポットです。歴史好きのカップルなら話もはずみ、ムードも盛り上がるでしょう。知的な大人のカップルにもうってつけです。
アクセスは主に2通りです。電車ならJR金沢駅から北鉄バスを利用して「出羽町」で下車し、徒歩約5分です。自動車なら、北陸自動車道金沢西ICあるいは北陸自動車道金沢森本ICを出て約20~30分で到着します。利用時間は午前9時から午後5時まで。休館日は月によって違うので、出かける前に必ず公式サイトでチェックしましょう。閲覧料は、常設展のみの場合は一般が300円。加賀本多博物館との共通券は一般が500円です。特別展は別料金となります。
金沢は小京都といわれることもあるほど風情ある町並みが特徴です。2008年に全国小京都会議から脱退してはいますが、その魅力は変わりません。石川県立歴史博物館のすぐ近くには兼六園や金沢城公園もあります。金沢の景色を楽しみながら、2人でゆっくりと散策デートを満喫してみてはいかがでしょうか。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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