年齢が原因で婚活しにくい
晩婚の婚活事情
日本をはじめとする先進国において、晩婚化が進んでいる傾向にあり、日本の2011年の初婚年齢の統計では、男性が30.7歳、女性が29.0歳と、100年前の1910年と比較して男性は約4歳、女性は約6歳ほど晩婚化が進んでいる状況です。また、2020年には、男性が32.3歳、女性が30.7歳まで上昇すると予測されています。初婚年齢の高齢化は、大学進学率の向上に合わせて、上昇してきているようです。女性は経済的にも余裕ができ、自分の収入を超える収入を男性側に求めることで、結婚に対するハードルを高くしている半面、男性側では不況によるリストラや非正規社員として働いていることから発生する経済的不安から結婚に対して慎重になっていることが考えられます。
晩婚が進んでいる理由として、先進国においては高等教育、特に大学への進学率が向上するにつれて、初婚年齢も上昇する傾向が見られるようです。日本では他にも、社会のインフラ整備により一人暮らしでも快適に生活を送れるようになったことや、結婚観が変化し昔に比べて独身を続けることに対する社会的な抵抗が希薄になっていること、仕事に集中してキャリアアップを目指す時期に結婚を選択しない方が増えたことなどが晩婚化の要因として挙げられています。また、長引く不況により結婚後のライフプランを描きにくく、結婚に対しても消極的な傾向があるようです。加えて、最近は未婚ではなく結婚を選択しないという意味を強く込めるために非婚という言葉も出てきています。
晩婚という言葉について、敢えて年齢を当てはめてみると、男性が40歳以上、女性が35歳以上となるようです。女性は、出産を考えると、30歳代の半ばが体力的にも一つの区切りであり、それ以上の年齢になると、難産になるリスクが大きくなるとされています。晩婚になっても、子供は欲しいという女性が多いことから、30代後半以上の方をターゲットとした婚活は盛んであり、多くの婚活パーティが開催されています。特に、中高年に限定されたパーティは、結婚情報サービス会社の各社が競って開催しています。これまで「仕事に専念したい」「責任ある立場になったため、きちんと成果を上げたい」と考えてきて、ふと年齢を見ると晩婚の領域に足を踏み入れてきたことを感じて、幸せな結婚を実現したいという切実な要望が出てくる方が多いようです。
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