成婚率にこだわる婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェント(証券コード:東証マザーズ6181、 本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、https://www.p-a.jp/、以下パートナーエージェント)は、「子どもを持つ夫婦のコミュニケーション/ソーシャルネットワーキングサービス(以下SNS)利用」に関するアンケート調査を実施いたしました。今回はその第1弾となるレポートを発表いたします。
<調査背景>
シニア世代にもスマートフォンやSNSが普及してきたことで、「LINEを使って親子で/祖父・祖母と孫とで、メッセージをやり取りする」「家族向けSNSを使って、かわいい孫の写真を祖父・祖母に送る」など、SNSを使って世代間のコミュニケーションを図る家庭が少しずつ増えてきているのではないでしょうか。
一方で、夫婦間のコミュニケーションにSNSを活用している夫婦はどれくらいいるのでしょう。例えばFacebookのタイムラインを眺めてみると、旦那様・奥様から「いいね!」やコメントが付いているユーザもいれば、家族とはまったくつながっていないユーザもいるようです。
パートナーエージェントでは、そうした夫婦のコミュニケーションやSNS利用の状況について調査してみました。 今回は、夫婦のコミュニケーション手段・頻度と夫婦仲の良さに関する調査データを紹介します。
アラサー夫婦の74.6%は「仲がいい」。仲のいい夫婦ほどSNS利用率が高い傾向に
Q.あなたがプライベートで利用しているSNSの種類をすべて教えてください。(n=2,200)※ 必須回答・複数回答可
今回の調査では、既婚で子供がいる30代の男女にSNSの利用状況やコミュニケーションの手段、平日・休日の コミュニケーション頻度について質問してみました。SNSの利用状況について尋ねてみたところ、次のグラフのような回答が集まりました。
「LINE」の利用率が最も高く77.0%。次いで「Facebook」(44.0%)、「Twitter」(27.4%)という順になりました。
Q.あなたと配偶者の関係について、教えてください。(n=2,200)※ 必須回答・複数回答可
別の設問で、パートナーとの仲が良好かどうかを質問し、SNSの利用状況とクロス集計してみました。
まずパートナーとの仲が「とても良好」と答えたのは31.6%、「おおよそ良好」は43.0%と、74.6%が「夫婦仲はいい」と感じているようです。
この結果を踏まえて、「仲のいい夫婦が特に活用しているSNS」がないか、調べてみました。その集計結果がこちらのグラフです。
「LINE」では夫婦仲が「とても良好」「おおよそ良好」な人の利用率が80%近くに達していたのに、夫婦仲が「全く良好ではない」人の利用率は60.8%と低くなっています。
さらに夫婦仲が「全く良好ではない」人では、利用しているSNSが「特にない」との回答も30.1%に達しました。LINE以外のSNSにも、総じて同じような傾向がありました。仲がいい夫婦ほど、SNSの利用率が高くなるようです。
夫婦のコミュニケーション手段は「直接会話」(77.9%)、次に「電話」(58.2%)、3番目に「SNS」(42.2%)
Q.あなたは普段、配偶者とコミュニケーションを取るのに、どんな手段を使っていますか?(n=2,200) ※必須回答・複数回答可
夫婦でコミュニケーションを取るのに、直接話す、手紙やホワイトボードなどに伝言を書き残す、電話で伝える、SNS経由で連絡するなど、さまざまな手段が考えられます。 30代の夫婦では、どのような手段を使ってパートナーとコミュニケーションを取っているのでしょうか。
調べてみたところ、やはり「直接会話」(77.9%)が最多で、次に「電話」(58.2%)が多くなりました。
これまでは簡単な連絡は「電子メール」(37.9%)でやり取りしていたかもしれませんが、現状では「ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)」(42.2%)を利用して夫婦間の連絡をしている夫婦が増えていました。
ただ、それでも何らかのSNSを利用している回答者は先の設問の結果、86.4%であることが分かりましたが、夫婦でコミュニケーションを取るのにSNSを使っているのは約半数にとどまっています。
仲のいい夫婦ほど、平日/休日共にコミュニケーションは活発に
Q.あなたは休日に、配偶者とどれくらいの頻度でコミュニケーションを取る機会がありますか。(n=2,200)
夫婦でコミュニケーションを取る手段を調査したのに続いて、平日/休日のコミュニケーションを取る場面と頻度を調べてみました。
調査結果は、次のグラフのようになりました。
平日/休日共に、仲のいい夫婦ほど、コミュニケーションの頻度が高いこと見て取れます。
仲のいい夫婦でありたいのなら、できるだけコミュニケーションの頻度を高め、そのためにはさまざまな手段を駆使すること。そのようなことが分かる調査結果になったのではないでしょうか。