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子どもには、父親の“背中”でなく“正面”を見せたい――髙木ビル3代目の子育て術

子どもには、父親の“背中”でなく“正面”を見せたい――髙木ビル3代目の子育て術
髙木 秀邦
髙木 秀邦株式会社髙木ビル COO(最高執行責任者) 兼 専務取締役。
森本 千賀子
森本 千賀子株式会社morich代表取締役、オールラウンダーエージェント。
佐藤 茂
佐藤 茂タメニー株式会社(旧株式会社パートナーエージェント) 代表取締役社長
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髙木 秀邦
髙木 秀邦(たかぎ ひでくに)株式会社髙木ビル COO(最高執行責任者) 兼 専務取締役。宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、相続士。
早稲田大学商学部卒業。大学在学中からプロのミュージシャンとして活躍し、卒業後にはCDデビューも果たす。20代半ばで信託銀行系の大手不動産仲介会社に就職。売買仲介の営業担当として優れた営業成績を残し、MVP表彰の常連となる。2009年に株式会社髙木ビルに入社し、自社ビルやマンションの設計・開発・管理運営に当たる。入居企業と共に成長するワーキングオフィス「BIRTH」を立ち上げるなど、オフィスビルの新たな価値創生を目指して活動している。

株式会社髙木ビル:http://t-bldg.jp/
BIRTH:http://birth-village.com/
CYCLE REST虎の門:http://cycle-rest.com/

森本 千賀子
森本 千賀子(もりもと ちかこ)株式会社morich代表取締役、オールラウンダーエージェント。
獨協大学外国語学部英語学科卒業後、リクルート人材センター(現リクルートキャリア)に入社。転職エージェントとして、人材戦略コンサルティング、採用支援サポート全般を手がけ、2000人超の転職に携わる。設立以来の累計売上実績は社内トップ、リクルート社内表彰・主要賞の受賞回数は30回超にも及ぶ。
プライベートでは毎朝3時に起床し、自分の時間を確保しながら、現在中二と小三の2男の母として育児を楽しむ。
主な著書に『No.1営業ウーマンの「朝3時起き」でトリプルハッピーに生きる本』(幻冬舎)など。
佐藤 茂
佐藤 茂(さとう しげる)タメニー株式会社(旧株式会社パートナーエージェント)代表取締役社長。
駒澤大学経営学部在学時から広告代理店・株式会社オプトでアルバイトとして働き、卒業後に入社。大手結婚相談所へ転職し、マーケティング担当取締役として広告戦略等を担当する。その後、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズに入社。結婚情報サービス事業を手掛ける子会社として旧株式会社パートナーエージェントを立ち上げ、2008年にMEBOによって親会社から独立。2015年、東証マザーズへ上場を果たす。
現在、パートナーエージェントの会員数は約1万2000名、婚活支援サービス業界で成婚率No.1を誇る。

女性の社会進出が進むにつれて、「男性の育児参加」が大きな関心を集めるようになってきました。しかし、一口に「育児参加」と言っても、男性の育児へのかかわり方は家庭によってさまざま。「子育てに“正解”はない」ともよく言われますが、男性の育児参加はどのような在り方が望ましいのでしょうか。

新しい時代の結婚観・家庭観を考える『QOL(Quality Of Life)』では今回、髙木ビルのCOO(最高執行責任者) 兼 専務取締役である髙木秀邦氏をゲストとしてお迎えし、「男性の育児参加」について考えてみました。

家業である髙木ビルで奮闘する髙木氏は、専門紙から取材を受けた際に「息子が高校生になったら、会社経営を経験させてみたい」と答えるなど、育児について一家言をお持ちです。祖父や父の仕事に対する姿勢から影響を受け、ご自身にも男親から脈々と受け継いできたものがあると感じているそうです。

髙木氏は男親からどのような影響を受けてきたのか、そしてご自身はどのように育児と向き合っているのか、お話を伺いました。

20代半ば、父から「お前は戦力にならない」と入社を断られた“跡取り”