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成婚ストーリー

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成婚コンシェルジュが見守った、会員様の実話エピソード集

パートナーエージェントで実際にご成婚された会員様の実話をもとにした素敵なエピソードをご案内します。

第90話

「心の底から出た言葉」

プロフィール

美音さん(仮名)

周りの影響で入会したが、「良い人がいれば」とのんびり構えているうちに月日が経ち…

38歳 兵庫県在住。趣味は、ヨガ・ホットヨガ、読書、カフェで過ごす、国内旅行、映画鑑賞など...
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周りの影響で入会したが、「良い人がいれば」とのんびり構えているうちに月日が経ち…

38歳 兵庫県在住。趣味は、ヨガ・ホットヨガ、読書、カフェで過ごす、国内旅行、映画鑑賞など。仕事に夢中で今まで結婚を真剣に考えることがなかったが、兄弟の結婚や友人の出産を機に結婚を意識して入会。入会後も当初はあまり焦りがなかったため、穏やかでやさしい人がいれば…とのんびり構えているうちに月日が経ってしまった。紹介数298名。コンタクト率25%。入会から3年1ヶ月で成婚退会へ。

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浩伸さん(仮名)

恋愛経験が少なかったため、女性との話し方も、自分に合うお相手像も分からず…

38歳 大阪府在住 趣味は、読書、アニメーション、デパ地下めぐり、家庭菜園、その他収集・コレクション・製作など...
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恋愛経験が少なかったため、女性との話し方も、自分に合うお相手像も分からず…

38歳 大阪府在住 趣味は、読書、アニメーション、デパ地下めぐり、家庭菜園、その他収集・コレクション・製作など。恋愛経験が少なく口下手のため、女性とのコミュニケーションの取り方が分からない。他社の相談所でも2年活動したが、自分で手探りの活動をするだけでは結果が得られず、サポートを求めてパートナーエージェントに入会。紹介数365名。コンタクト率15.23%。入会から2年7ヶ月で成婚退会へ。

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ストーリー

「心の底から出た言葉」

自分の気持ちを言葉で相手に伝えられず、交際が続かない男性。成婚コンシェルジュのアドバイスが勇気と変化をもたらす

同じことは繰り返させない
「実は、美音さんが、浩伸さんとの真剣交際中止を考えたいとおっしゃっているんです」 浩伸専任の成婚コンシェルジュの浅倉にとって、美音の担当コンシェルジュの言葉は衝撃だった。しかし同時に、もう同じことは繰り返させないという決意を抱いた瞬間でもあった。 浩伸は、恋愛経験が少なく口下手な性格もあり、女性とのコミュニケーションに苦手意識を持っていた。入会してから2年間、真剣交際直前まで進んだ交際もあったが、いずれもお相手から「何を考えているのか、私のことを好きなのかもわからない」という理由でお断りされてしまっていた。そして今回の美音のお断り理由も同じものだった。
実は、浩伸にも伝えたい気持ちはあった。けれども、嫌われるかもしれないと恐れて、喉元まで出かけた言葉を飲み込んでしまうことの繰り返し。どんなに思っていても、相手には伝わらなかった。しかし、今こそ浩伸は変わらなければいけない、変わることができるチャンスだ。浩伸が美音に対して、これまでの女性たちよりも、より強い思いを持っていることを知っていた浅倉は、そう感じていた。
友だちと、結婚を考える相手は違った
浩伸と美音の出会いは、4ヶ月前に遡る。穏やかでやさしい男性を好む美音に浩伸が合うと考えての紹介で、実際お見合いのときからお互いに好印象を持っていた。美音は、寡黙だが話をじっくりと聞いてくれる浩伸に好感を持ち、浩伸もこれまでの出会いとは違う相性の良さを感じていた。2ヶ月間の交際期間中も、1日中一緒に過ごしても居心地がよく、お互いに「この人なら」と思い真剣交際に進んだ。ところが真剣交際に進んで2ヶ月経った頃に、美音から「真剣交際中止を考えたい」という話が出てきたのだった。
交際中は友だち感覚で居心地が良かった。しかし、いざ真剣交際に進んで結婚を意識し始めると、急に不安が募ってきたという。思えば、話をするのはいつも美音。浩伸は何も質問してくれないし、意見も言ってくれない。これが毎日になると思うとしんどい…そんな風に感じてしまっていたのだ。
最後のチャンスに向けた作戦会議
浅倉は、美音の思いを浩伸に伝え、浩伸がどうしたいのかを一緒に考えた。
「このままだと、今までと同じになってしまいますよね。毎回、同じ理由でお断りされてしまうということは、浩伸さん自身が変えようとしない限り、これから何度でもぶつかる課題なんですよ。課題というのは、解決できるからこそ現れるんです。上手く言おうとしなくても、たどたどしくても良いんです。浩伸さんの気持ちを、美音さんにきちんと言葉で伝えてみましょう」
浅倉がそう言うと、浩伸は勇気づけられたように頷いた。そこから、前回の美音とのデートを時系列で振り返り、美音からどんな話をされ、浩伸がどう受け答えしたかまで細かく思い返した。浅倉が要所要所で質問やアドバイスをすると、浩伸はいかに自分の気持ちを伝えられていなかったかにようやく気が付いた。好きだという気持ちも、結婚生活のイメージも、自分が美音にしてあげたいことも、そして何も意見を言わなかったのは美音と一緒ならどこで何を食べても何をしても幸せだったからだということも。
次に会ったときには、最後のチャンスだと思って気持ちをすべて伝えると約束し、浅倉は浩伸の背中を押した。
心の底から出た「あなたのすべてを受け入れたい」
運命の日、浩伸は一生懸命に話をした。つたない言葉でも懸命に気持ちを伝えようとしている浩伸の姿を見て、美音の気持ちは次第に和らいでいった。そして、自分の不安を受けとめて変わる努力をしてくれた浩伸なら、これから困難なことがあっても一緒に乗り越えていけるかもしれないと思った。
「なんでもっと早く言ってくれなかったのよ…」。美音がため込んでいた不満を浩伸にぶつけると、すべてを聞き終えてから浩伸がポツリと言った。
「それでも美音さんが好きです。今聞いた気持ちも含めてあなたのすべてを受け入れたいです。一緒に歩んでいただけませんか?」
それは、浅倉と一緒に準備したのではない、浩伸の心の底から出た言葉だった。
短くも喜びに満ちたメール
もうすぐデートが終わる頃かと浅倉がソワソワしていると、浩伸からメールが届いた。 「本日をもって、無事に美音さんとの成婚退会が決まりました。ありがとうございました」
一見事務的で短いメッセージだったが、長く一緒に頑張ってきた浅倉には、それだけで浩伸の喜びの大きさが分かった。すぐにお祝いのメールを返す浅倉の心は、自分のことのように踊っていた。
成婚につながる活動術専任の成婚コンシェルジュからのアドバイス

「相手にしてほしいこと」ではなく「相手にしてあげたいこと」も考えてみてください。

時間とお金をかけて婚活をしていると、どうしてもお相手への希望条件ばかり考えてしまうことがあるかもしれません。「家事をしてくれる人がいい」「年収が高い人がいい」といった条件だったり、「お茶代を出してくれなかった」「会話をリードしてくれなかった」といった不満を持ったりすることです。もちろん、素直な感情を表に出すことも大切ですが、成婚への近道は、「自分がお相手のために何ができるか」を考えることです。「毎日、美味しいご飯を作ってあげたい」「落ち込んでいるときには、誰より早く気付いてあげたい」など小さなことでも構いません。自分が相手にしてあげられること、してあげたいことをたくさん言える方のほうが、成婚につながりやすいですし、幸せな結婚生活を送れるのではないかと思います。結婚は自分だけが幸せになるためにするものではありません。2人で協力しながら一緒に幸せになっていくと考えて、活動に行き詰ったときこそ目線を変えて「お相手に対して自分は何ができるか」と考えてみてください。

成婚コンシェルジュ

浅倉 Asakura

会員様の奥に隠された性格や価値観を引き出すインタビューで、それぞれに合ったお相手の紹介や成婚へのサポートを行っている。

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