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成婚ストーリー

成婚ストーリー

成婚コンシェルジュが見守った、会員様の実話エピソード集

パートナーエージェントで実際にご成婚された会員様の実話をもとにした素敵なエピソードをご案内します。

第89話

「自分の判断軸」

プロフィール

翔子さん(仮名)

活動が長期に及ぶ中、突然訪れたトントン拍子の展開に戸惑いを見せたが…

32歳 埼玉県在住。趣味は、国内旅行、温泉地めぐり、食べ歩き、神社・仏閣めぐり、ジョギングなど...
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活動が長期に及ぶ中、突然訪れたトントン拍子の展開に戸惑いを見せたが…

32歳 埼玉県在住。趣味は、国内旅行、温泉地めぐり、食べ歩き、神社・仏閣めぐり、ジョギングなど。穏やかな雰囲気と、その奥にある芯の強さを感じさせる女性。自分の意見をしっかりと伝えることができ、仕事に誇りを持っている男性を求めていた。紹介数40名。コンタクト率25%。入会から4年11ヶ月で成婚退会へ。

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智明さん(仮名)

分析好きなコンサルタント。多くの女性の心を掴み迷走する可能性もあったが…

32歳 東京都在住。趣味は、ゴルフ、神社・仏閣めぐり、読書、コーヒー・紅茶、お酒・ワインなど...
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分析好きなコンサルタント。多くの女性の心を掴み迷走する可能性もあったが…

32歳 東京都在住。趣味は、ゴルフ、神社・仏閣めぐり、読書、コーヒー・紅茶、お酒・ワインなど。大勢でワイワイするよりも一人で過ごすのが好きなため、なかなか出会いがなく入会を決める。しっかりとした芯を持ちつつも穏やかで家庭的なお相手を求めていた。紹介数56名。コンタクト率42.86%。入会から4ヶ月で成婚退会へ。

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ストーリー

「自分の判断軸」

多くの女性との交際が成立。自分に合った女性を選ぶ軸に迷いそうになる男性に対し、コンシェルジュが提案した独自の方法とは?

迷わず見極める。よりどころとなる管理表
智明はシンクタンクに勤める研究員。論理的思考力に優れ、一見近寄りがたい雰囲気もあるが、女性からの好感度は高い男性だった。入会後は希望に合う女性に会える機会も多く、お会いした女性と交際につながる確率も高かった。智明にとってそれはとても嬉しいことであったが、コンシェルジュの石川はひとつの懸念を感じていた。智明のような会員様にはよくあることだが、順調にたくさんのお相手と会えるあまりに、自分に合うお相手を選ぶ決断ができなくなり、「もっと良い人がいるかもしれない」と考えて活動が長くなってしまうことがあるのだ。
智明は自他ともに認める分析家で論理的に物事を捉えることを好む。そんな智明に石川が提案したのが、パートナーを選ぶ上で重視することを事前にリスト化し、それぞれの項目にお相手がどれだけ合致しているかを判断していく方法だった。何を軸に判断するのかが明確になっていないと、例えば第一印象でパッと目に入る容姿だけに引きずられて、内面の印象が入ってこないということもあり得る。そうした事態を避けるために、事前に見極めるポイントをリスト化しておき、項目ごとにきちんと評価をして相性を数値化する管理表を提案したのだ。
最初に会った人が、運命の人
智明は石川の提案通りに自ら判断項目を作った。そして、最初に会ったのは翔子だった。
プロフィールから相性の良さを感じて石川が最初に紹介したお相手だったが、会ってみると実は同じ大学の同期であることが分かり、想像以上に話が弾んだ。お互いに印象は良く、自然と交際が成立した。その後も数人の女性と会い並行して交際が進んでいたが、1ヶ月半ほど経ったある日、石川との面談の中で智明がこんなことを言った。
「毎回、違う方とお会いするたびに、『素敵だな。僕が求めているのはこの人だな』と思うんです。でも、きちんと項目別に判断して数値化すると、どの方も翔子さんにはかなわないんです。もし、この管理表を提案してもらっていなかったら、全く決められずに迷走していたと思います」
「そうですか。では、他の方のご紹介はストップしますか?」
「はい。もう、僕にとって翔子さん以上の方は現れないと思います」
あまりの急展開に陥った不安
智明の想いを聞いた翔子は、嬉しいと同時に不安も感じていた。婚活を始めてから4年以上、辛いこともたくさんあり、活動は思うように進まなかった。それが急にトントン拍子に進み出したことに戸惑いがあったのだ。始めは同じ大学出身という親近感によるところが大きかったが、会うたびに智明は翔子の理想にとても近い相手だと分かった。自分の仕事に誇りを持っているところ、デートのときに「寒くないですか?」「お腹は空いていませんか?」など、こちらを気遣ってフォローしてくれること、きちんと自分の意見を言ってくれるしこちらの意見も聞いてくれるところ…。だが、まだ出会って1ヶ月半。長い婚活の末にこんなに早く決めてもいいのか。もし、智明が心変わりしたらどうしよう。嬉しいが、傷つきたくはない。でも、4年間で一番の出会いだという気持ちもある。様々な思いが巡って、どうしたらいいかわからなくなっていたのだ。
彼女の不安を取り除くための、じっくり真剣交際
翔子の戸惑いを担当コンシェルジュから聞いた石川は、智明に対して時間をかけて真剣交際をすることを提案した。翔子の決断を急かすことはせず、智明自身の翔子への気持ちを、その時々でしっかり伝えていくことが、翔子の不安を和らげることにつながるのではないかと考えたのだ。結果として2人の真剣交際は1ヶ月間続いた。智明が考えていたより時間はかかったが、それは翔子にとってとても大切な時間だった。他にも会っているお相手がいるかもしれない交際のときとは違う、じっくり2人で向き合える真剣交際の期間。智明の自分に対する真摯な気持ちを聞くことで、次第に翔子の不安は安心感へと変わっていった。
自分に合った方法で活動することが大切
成婚退会が決まり石川のもとへ報告に訪れた智明は、これまで石川に一度も見せたことのない表情をしていた。いつもクールな印象だった智明が、とても柔らかい笑顔を浮かべており、ここに来て智明の新しい魅力を発見した思いだった。となりで微笑む翔子は、智明から聞いていた通りの、穏やかさの中に芯を感じさせる女性で、本当にお似合いの2人だと石川は思った。
智明に提案した管理表を使った方法は、その後も多くの会員様の成婚を後押ししている。婚活には気持ちで動くことも大切だが、論理的に考えることでうまくいく人もいる。智明が自分に合った方法で、自分にピッタリのお相手を見つけることができて、石川は嬉しかった。
成婚につながる活動術専任の成婚コンシェルジュからのアドバイス

婚活はこれまでの自分を変えることができる活動。経験にとらわれず行動してみてください。

婚活を始めるにあたり、大切にしていただきたいと思うことのひとつが、ご自分次第でそれまでの自分を変えることができる活動だということです。会員様の中には、「僕は、そういうことをするタイプではないので」だったり、「経験上、こういう場合はうまくいかないに違いない」など、これまでの経験だけを考えて、これからの可能性を狭めてしまっている方も多くいらっしゃいます。確かに経験も大きな財産であり活かせることもありますが、経験をマイナスに捉えて、出会いの可能性や交際を深める可能性を自ら捨ててしまうのは、とてももったいないことだと思います。
例えば普段から交流のある仕事の集まりで、いつもと違う言動を取るのは確かに恥ずかしいかもしれません。ですが、婚活で会うお相手はみなさん初対面です。今までと違う言動をしても、何も恥ずかしいことはありません。ご自身の新しい魅力を作るつもりで、変わることを恐れず行動してみてください。私たちコンシェルジュは、その行動力をしっかりサポートいたします。

成婚コンシェルジュ

石川 Ishikawa

会員様のタイプに合わせた距離感で、じっくりと本音やその人らしさを引き出すコミュニケーションを心掛けている。

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