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成婚ストーリー

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成婚コンシェルジュが見守った、会員様の実話エピソード集

パートナーエージェントで実際にご成婚された会員様の実話をもとにした素敵なエピソードをご案内します。

第68話

「理想像」

プロフィール

香澄さん(仮名)

どんなに厳しい活動になっても、自分の理想を追求しようとしていたが…。

40代 中部エリア在住。趣味は、映画鑑賞、旅行。見た目も、性格も可憐で、若く見られる...
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どんなに厳しい活動になっても、自分の理想を追求しようとしていたが…。

40代 中部エリア在住。趣味は、映画鑑賞、旅行。見た目も、性格も可憐で、若く見られるタイプ。
自分の年齢からいってなかなか厳しい婚活になることは分かっていたが、それでも自分の理想はぶらさない活動を望んでいた。紹介数52名。コンタクト率5%。入会から9ヶ月で成婚退会へ。

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康則さん(仮名)

過去の反省から、お互いに気持ちを打ち明け、耳を傾ける関係を目指して…。

40代 中部エリア在住 趣味は、サーフィン。爽やかな容姿。おおらかで、少々の苦労は笑い飛ば...
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過去の反省から、お互いに気持ちを打ち明け、耳を傾ける関係を目指して…。

40代 中部エリア在住 趣味は、サーフィン。爽やかな容姿。おおらかで、少々の苦労は笑い飛ばせるタイプ。
離婚歴があり、そのときすれ違った経験から、お互いに気持ちをため込まずに何でも話し合えるパートナーを探していた。紹介数11名。コンタクト率33%。 入会から3ヶ月で成婚退会へ。

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ストーリー

「理想像」

自分の理想像との違いに悩む女性の気持ちを解きほぐした男性。その行動を後押しした成婚コンシェルジュのアドバイスとは。

理想と現実のはざまで悩む
「もう今月いっぱいで退会しようかと思うんです…」
その日、香澄は、成婚コンシェルジュの松下に退会の希望を伝えてきた。香澄は、40代には見えない可憐な容姿が魅力の女性。多くの男性側から「ぜひお会いしたい」というオファーを受けていたが、自分に好意を持ってくれる男性の多くが、自分の思い描いている理想の人ではないという現実に、結婚へのモチベーションが保てなくなってしまっていたのだ。
理想にこだわれば、出会いのチャンスが少なくなることは覚悟していた。しかし、香澄が思っていた以上に現実は厳しかった。
本来なら松下としては、好みの容姿や条件と違ってもまずは会ってみることを提案するところだが、香澄の場合それが余計にモチベーションを下げてしまうことは分かっていた。
そのため、紹介の数は減っても、できる限り香澄の条件に合うお相手を探してきた。そして、数日前にある男性の入会インタビューをした際に、「もしかしたらこの人なら…」と考えていたのだ。
「香澄さん、退会する前に、最後に一人だけお会いしてみませんか?」
トキメキの底に潜む不安を引き出す
松下が、「この人なら香澄と合うのでは」と考えた男性こそ、康則だった。おおらかで、マイペースな雰囲気がどこか香澄と似ている。容姿も香澄好みの爽やかなタイプだ。松下の勧めに従って康則と会った香澄は、今までの出会いにはなかった、かすかなトキメキを感じていた。その後、二人は交際に進み、康則は香澄の可愛らしい性格にどんどん惹かれていった。香澄も、表面上は楽しそうにしていた。しかし結婚や真剣交際の話になると、はぐらかそうとするところに、康則は不安を感じていた。
「松下さん、香澄さんは僕に気に入らないところがあるんでしょうか?」
康則の相談を受けて、松下は考えた。成婚コンシェルジュの自分から香澄の本心を聞くこともできる。しかし、香澄の性格からいって、自分を通して聞くよりも康則が直接聞いた方が本音を話してくれるのではないか。なんでも打ち明けられる夫婦関係を望む康則にとっても、交際時から本音で話し合うことが大切なのではないかと。そして康則に伝えた。
「香澄さんが何を不安に思っているのか、直接聞いてみたらどうでしょうか?もしかしたら、康則さんが聞きたくないようなことを言われるかもしれませんが、不安を一緒に乗り越えて先に進むことが大切だと思うんです」
松下のアドバイスを聞いて、康則の気持ちは固まった。そして、何を言われても香澄への気持ちは変わらないと誓った。
傷つけてしまった相手は、好きな人
「僕に対して不満とか不安があったら教えてほしいんですが、香澄さんの理想との違いってどんなところですか?」
康則の問いかけに対する香澄の答えは、衝撃的な内容だった。学歴も職業も年収も一致するところがほとんどないことを知り、康則は愕然とした。
「アハハ…それって、僕と全然違うタイプですね…」
笑いながら肩を落とす康則を見てはじめて、香澄はハッとした。自分はなんて失礼なことを言ってしまったのか。こんなに悲しそうな笑顔をさせて。取り返しのつかないことを言ってしまった。もう二度と康則さんと会えないかもしれない。しかし、そんな正直な気持ちをうまく言葉にすることができなかった。
康則もまた、この状況をどう打開すればいいのかわからず、気まずい雰囲気のまま別れた二人はそれぞれに悩める夜を過ごした。
変えていくこと、変わらずにいること
翌日、康則が打ちひしがれた気持ちでいると、携帯電話が鳴った。
「香澄です。昨日は本当にごめんなさい。あんな風に、気にかかっていることをまっすぐに聞いてくれた人は康則さんがはじめてだったので、つい悩んでいたまま口にしてしまって。あんなことを言ってしまったけれど、私はあなたの人柄が好きなんです」
康則にとっては意外であり、かつ、心躍る展開だった。
「よかった!僕にも変えられることと変えられないことがあります。変わる努力はするけれど、変えられない部分は受け入れてもらえますか?」
「大丈夫です。私も変われるところは変えていきますから」
大波を越えて強くなった二人の絆
その後すぐに、二人は成婚退会を決めた。これまでの香澄は、自分の条件に当てはまらない部分があると、「ここが理想と違う」と一人で悩み、「だからやめておこう」と自己解決してしまってきた。しかし、康則がまっすぐに気持ちを聞いてくれたことで、理想と違うところと好きなところを整理することができたのだ。
これからも、考え方の違いにぶつかることもあるかもしれないが、一度「ため込まずに、本音を伝え、分かり合う」という経験を積んだ2人なら、どんなときでも一緒に乗り越えていけるに違いないと、松下は思った。
成婚につながる活動術専任の成婚コンシェルジュからのアドバイス

お互いの不安の原因を理解し、
一緒に解決することが大切。

仕事、住居、趣味、家族や友人とのつながり…。慣れ親しんだ環境を、すべてそのまま変えなくていいというお相手に巡り合うのは、なかなかむずかしいことです。社会経験を積んで、自分の居場所を確立している30代、40代になれば、なおさら結婚による生活の変化に対する不安や心配も大きくなると思います。だからこそ大切なのが、お相手が感じている不安や心配の要因がなんなのかを理解することです。不安や心配をきちんと解決しないままなんとなく進んでしまうと、後々、マリッジブルーを引き起こしてしまう原因にもなりかねません。自分一人で抱え込み、葛藤するだけではなかなか解決に至りません。悩むよりまず、お相手に打ち明けること。そしてお相手の不安にも耳を傾けること。直接聞きにくい場合、伝えにくい場合は、もちろん私たち成婚コンシェルジュがサポートします。どんな小さな不安も一緒に解決していきましょう。

成婚コンシェルジュ

松下 Matsushita

会員様が抱いている不安や悩みの要因を掴み、一緒に取り払っていくサポートを大切にしている。

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