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成婚ストーリー

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成婚コンシェルジュが見守った、会員様の実話エピソード集

パートナーエージェントで実際にご成婚された会員様の実話をもとにした素敵なエピソードをご案内します。

第67話

「心の鎧」

プロフィール

理沙さん(仮名)

母親想いのやさしい女性。自分に自信がなく「私なんて…」が口癖だったたが…。

36歳 神奈川県在住。趣味は、音楽鑑賞、お弁当づくり、イラスト、スイミング、モータース...
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母親想いのやさしい女性。自分に自信がなく「私なんて…」が口癖だったたが…。

36歳 神奈川県在住。趣味は、音楽鑑賞、お弁当づくり、イラスト、スイミング、モータースポーツ観戦。
自分に自信がなく、「私なんて…」と過小評価してしまうところがあった。これまで恋愛や結婚にあまり関心はなかったが、大好きな母を安心させたいという気持ちもあって婚活を決意。紹介数75名。コンタクト率29.33%。入会から1年2ヶ月で成婚退会へ。

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博臣さん(仮名)

コミュニケーション力に長けた男性。容姿よりも内面の相性が大事とわかり…。

35歳 神奈川県在住 趣味は、合気道、食べ歩き、温泉めぐり、ゲーム、映画鑑賞。父の会社を...
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コミュニケーション力に長けた男性。容姿よりも内面の相性が大事とわかり…。

35歳 神奈川県在住 趣味は、合気道、食べ歩き、温泉めぐり、ゲーム、映画鑑賞。父の会社を継ぐべく修行中。
コミュニケーション力が高く、女性をリードするのは得意だが、パートナーに求める条件が高く、中身を知る前にプロフィールで判断してしまうところがあった。紹介数89名。コンタクト率14.61%。入会から10ヶ月で成婚退会へ。

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ストーリー

「心の鎧」

自分らしさを出せず、心に鎧をまとっていた女性が、成婚コンシェルジュのサポートにより勇気を持って一歩を踏み出す。

「私なんて…」が口癖
「私なんて、スタジオで撮っても意味ないですから…」
婚活用にスタジオ写真を撮ることを勧めた成婚コンシェルジュの清水に、理沙は言った。「私なんて、何の取柄もないし」「私なんて、どうせ好きになってもらえない」。何かにつけて「私なんて」を繰り返し、自分に自信がないと理沙は言う。そんなネガティブな思考がお相手にも伝わり、理沙の婚活はなかなか前に進まなかった。交際まではつながっても、自信のなさから常に一歩引いた態度をとってしまうため、「理沙さんは、僕に興味がないようなので…」と断られることが続いたのだ。清水から見れば、理沙はやさしく、相手を気遣うコミュニケーションもできる女性だった。ただ、そんな自分を素直に表に出すのが苦手なだけ。素の自分を表に出して否定されることを恐れ、まるで分厚い鎧に身を包んでいるようだった。
「ありのままの理沙さんで、自信を持って大丈夫ですよ」
理沙の気持ちが折れないように、前向きに活動を続けられるように、清水は理沙の心を解きほぐしていった。同時に、理沙の良さを引き出し、認めてくれるような男性との出会いが必要だと考えていた。
出会いの幅を広げる一歩
博臣は、将来父親の会社を継ぐべく修行中の身。経営者らしいコミュニケーション力に長けており、スマートに女性をリードできる男性だ。しかし、パートナーに求める条件が高く、紹介の段階でプロフィールを見てお断りしてしまうことが多かった。一方で、プロフィールを見て「この人なら!」と思ったお相手が会ってみるとイメージと違い、お互いに気持ちがすれ違ったままに終わることが続いていた。
「プロフィールに理想と違うところがあっても、一度会ってみませんか? お写真やプロフィールだけでは、分からないことも多いですよ」
そう勧める専任の成婚コンシェルジュの言葉に従い、それまでとは違う出会いを求めて会ってみたのが、理沙だった。
お互いに、ありのままの自分でいられる
博臣と初めて会った理沙は、自分自身の変化に驚いていた。いつもなら、何を話せばいいのか、どうやって自分を取り繕えばいいのかと考えて、結局何もうまく話せずにいたのに、博臣は自然に話を引出してくれる。「女がモータースポーツ好きなんて」と恥ずかしかった趣味の話も、笑顔で楽しく話すことができた。頑張らなくてもありのままでいられる。甘え下手のはずの自分が、うまく甘えられる。こんな経験は初めてだった。
博臣にとっても、理沙との出会いは今までにないものだった。趣味が同じわけではない。年齢は自分より上。見た目も好みとは違う。プロフィールだけで判断したら、自分では選ばなかった相手だが、なんとも言えない居心地の良さがあった。引っ張っていくタイプの自分に合っているのは、理沙のようなタイプの女性だったのだという新しい発見とともに、また会いたい、もっと一緒にいたいという思いが高まっていった。
今の自分と素直に向き合う
博臣の気持ちが固まるのに時間はかからなかった。早い段階で「理沙さん以外にいない」と成婚コンシェルジュに伝え、新しい紹介をストップした。同時に理沙には、理沙の気持ちが固まるまでいつまでも待つと伝えてくれていた。本来なら、理沙も幸せそうにしていていいはずの状況だった。にもかかわらず、理沙は不安げなままだった。その理由を尋ねた清水に対し、理沙は胸の内を話し始めた。
「博臣さんは、デートのプランも、会話の流れも、いつも上手にリードしてくれて、ついつい甘えてしまうんです。こんなに人に甘えられるなんて初めてのことで、幸せ過ぎてこれからが不安というか、なんだか気持ちが追い付かないんです」
「でも、甘えられることは幸せなんですよね?甘え下手の自分、博臣さんに甘えられる自分、両方を知った上で、いまの理沙さんはどうしたいですか?」
「博臣さんとずっと一緒にいられたらな、と思います。」
「じゃあ素直に甘えさせてもらったらいいじゃないですか。男性は、女性に甘えてもらえるのは嬉しいものですよ。大丈夫です、理沙さんなら幸せになれますよ」
清水の言葉に背中を押され、理沙が博臣の成婚退会の申し出を受けたのは、それからすぐのことだった。
心の鎧を脱ぎ捨てて
博臣とともに、成婚退会の挨拶に訪れた理沙の顔からは、不安がすっかり消えていた。はにかんでうつむきがちではあったが、心にまとっていた分厚い鎧がなくなったことが、清水にはわかった。自分で鎧を着込まなくても、守ってくれる騎士がいつも傍にいる。「安心して僕について来て」という頼もしい博臣のオーラが、理沙を温かく包み込んでいた。
成婚につながる活動術専任の成婚コンシェルジュからのアドバイス

過去に縛られず、
「今の自分」がどうしたいかを大切にしてください。

過去の恋愛や人生の経験、自分自身が思い描いている未来。婚活を始めてすぐは、そうしたことに縛られてしまうこともあるかもしれません。けれども大事なのは、過去どうだったかよりも今どうしたいかということ。そして、未来は自分一人ではなくパートナーと一緒に描いていくものだということです。理沙さんは、過去の経験や自分自身の変化に戸惑いながらも、きちんと「今の自分」と向き合うことで幸せを掴みました。過去に縛られずに前に進むためには、過去の経験からくる悩みを抱え込まずに消化することが大切。一人で悩んで躓いたときには、遠慮なく私たち成婚コンシェルジュに打ち明けてください。人に話すことで整理され、過去は過去として、「今の自分」がどうしたいのかを導き出しやすくなると思います。一人で未来を思い描くより、パートナーと思い描く方が、難しくも楽しいはずです。一人では想像しなかった未来を描けることを、ぜひ楽しんでください。

成婚コンシェルジュ

清水 Shimizu

会員様の本音を聞き切るインタビューや面談で、一緒に成婚への解を導き出すことを大切にしている。

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