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成婚ストーリー

成婚ストーリー

成婚コンシェルジュが見守った、会員様の実話エピソード集

パートナーエージェントで実際にご成婚された会員様の実話をもとにした素敵なエピソードをご案内します。

第55話

「別世界の二人」

プロフィール

綾香さん(仮名)

ハッキリと自己表現できるタイプ。お相手にも対話力の高さを求めていたが…。

34歳 東京都在住。趣味は、ハイキング、ガーデニング、料理、食べ歩き。お酒も好き...
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ハッキリと自己表現できるタイプ。お相手にも対話力の高さを求めていたが…。

34歳 東京都在住。趣味は、ハイキング、ガーデニング、料理、食べ歩き。お酒も好き。見た目も性格もボーイッシュなところがある。Webサイト関連の仕事で男性は多いが、仕事関係の人との結婚は考えられず、普段の生活では出会えないお相手を求めてパートナーエージェントに入会。紹介数32名。コンタクト率25%。入会から6ヶ月で成婚退会へ。

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健彦さん(仮名)

思いやりは強いが表現することが苦手。押されると引いてしまうところがあったが…。

39歳 東京都在住 趣味は、本格的な登山。お酒は飲めない。人に対する思いやり...
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思いやりは強いが表現することが苦手。押されると引いてしまうところがあったが…。

39歳 東京都在住 趣味は、本格的な登山。お酒は飲めない。人に対する思いやりは強いが、表現し伝えることが苦手な面も。恋愛経験が少ないことから、デートやメール文面についてのアドバイスなど紹介後のサポートを受けられるパートナーエージェントを選んで入会。紹介数88名。コンタクト率17.36%。入会から1年4ヶ月で成婚退会へ。

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ストーリー

「別世界の二人」

プロフィール上の趣味や性格にほとんど共通点のない二人の相性を見抜いた、成婚コンシェルジュならではの視点とは。

ほんのかすかな共通点が入り口
健彦と綾香のプロフィールは、まるで違っていた。内気でお酒が飲めない健彦と、勝気でお酒が大好きな綾香。共通点と言えば「趣味が山」くらい。それも、健彦は山小屋に泊まるような本格的な登山で、綾香は気軽に行けるハイキングなので、本当にかすかな接点だ。普段の生活では、決して出会うことのなさそうな別世界の二人。しかし、紹介を受けた二人は、ともに「会ってみたい」と思った。そして一度会っただけで、魅かれ合った。 健彦にとって「魅かれる」という感情は、婚活を始めて以来、初めて経験するものだった。綾香と会う前にも他の女性と交際が成立したことはあったが、相手から押される一方で、押されれば押されるほど、自分が引いてしまうことが多かった。どうしようもなく魅かれる感情をどうしていいのか分からず、健彦は成婚コンシェルジュの柴田に相談した。
「人としての好き」なのか「恋愛としての好き」なのか
綾香と一緒にいると楽しい。話しやすいし、また会いたいと思う。でもこれが「恋愛感情としての好き」なのか「人としての好き」なのか分からない。そう話し出した健彦だったが、柴田は「間違いなく恋だ」と確信した。何故なら、これほど積極的に健彦の方から相談してきたことなど、これまでになかったからだ。この感情はなんなのか、次はどうしたらいいのか、メールにどう返信したらいいのか、デートはどんなところに行ったらいいか…。柴田は、健彦からの相談のひとつひとつに丁寧にアドバイスを返しながら、どうやったら「この気持ちこそが恋なのだ」と健彦に認めさせられるか思案していた。
本心とは裏腹の大爆発
一方、何事にも自分の気持ちをストレートに表現する綾香は、「好き」という気持ちを隠そうとはしなかった。想いは伝わっているはず。健彦も一緒に過ごす時間を楽しんでくれていることはわかる。しかし、話が結婚に及ぶといつも健彦は煮え切らない。真剣交際に進む話さえも出ない。「今が楽しければいいのか。二人の将来を真剣に考えているのは私だけなのか。」そんな不安とイライラに耐えかねた綾香は、ある日のデートの最中ついに爆発してしまった。
「次のステップに進むことをそんなに悩むなら、もう交際は終わりにしよう!」
本音ではなかった。そう切り出せば引き留めてくれるのではないかという期待もあった。しかし、健彦は静かに「わかったよ。そうしよう」と言っただけだった。
絶対に失いたくないという気持ちこそ恋
健彦との交際を中止するという綾香からの連絡に驚いた柴田だったが、柴田と顔を合せたとたん勝気な綾香がワンワンと泣き出したことにはもっと驚いた。
「別に健彦さんを追い詰めたいわけじゃない。二人の将来を一緒に考えたいだけなのに、将来の話になると全然向き合ってくれない。どういうつもりで交際を続けているのか。私にとっては大事な存在なのに。健彦さんの気持ちが全然わからない」
泣きながら語る姿を見ているだけで、交際中止を言い出したのが綾香の本心ではないということが痛いほどわかった。また、健彦が交際中止を受け入れたのも本心ではないだろう。未だに自分の気持ちを持て余しているに違いない。そう思った柴田は、綾香が帰った後すぐに、健彦に電話をした。
「このまま終わりでいいんですか?」
「でも、交際中止は彼女の希望ですから」
「健彦さんの希望はどうなんですか?交際中止にするということは、もうこれっきり一生会えないということですよ。それで後悔しませんか?気持ちは言葉にしないと伝わらないですよ」
もう二度と綾香と会えない。その事実を突きつけられ、絶対に綾香を失いたくないと健彦は思った。そしてその気持ちこそが「恋愛感情としての好き」なのだとストンと腑に落ちたのだった。
言葉や文字で表せない雰囲気の共通点
それからほどなくして健彦と綾香は真剣交際をはじめ、その後すぐに成婚退会となった。そろって成婚退会の報告に訪れた二人は、柴田に尋ねた。
「こんなにプロフィールの共通点がないのに、どうして私たちを紹介したんですか?」
「雰囲気が似ているなと思ったんですよ。ご自分では言葉や文字で表せない、プロフィールに表れない共通点を見つけるのが成婚コンシェルジュの役割ですから」
成婚退会の記念写真の中で並んで笑顔を浮かべる二人には、出会って半年足らずとは思えないほど自然な一体感があった。柴田は、幸せそうな写真を眺めながら、本当にお似合いの二人だと思っていた。
成婚につながる活動術専任の成婚コンシェルジュからのアドバイス

一生のパートナーを見つけるには、
内面と向き合うことが大切。

今回のお二人は、プロフィールデータだけを見たら、趣味も性格もほとんど一致するところはありませんでした。
わずかな接点となったのが、「本格的な登山」と「気軽なハイキング」という趣味のちょっとした共通点と、どこか似ている写真の雰囲気でした。
そんなお二人が成婚退会できたのは、その小さな接点を入り口にして、もっと相手を知ろうと行動を起こしたからです。
プロフィールデータには表れない内面と向き合い、自分の内面もさらけ出していくことが一番大切だと思います。出会いのきっかけが、普段の生活の中であっても、お見合いであっても、それは変わりません。
飾らずに、本音と本音で向き合うことで、本当に自分に合ったパートナーを見つけてください。
それでも、お相手の気持ちが見えないときは、私たち成婚コンシェルジュがしっかりサポートしますので、安心してください。

成婚コンシェルジュ

柴 田 Shibata

会員様ご自身も気付いていないお相手への想いを察知する力と、その想いを丁寧かつ強力に後押しする力に長けている。

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