【長崎県】行政・自治体が提供している婚活支援事業・サービス5選まとめ
【その１】独自の「婚活PDCA」で、高い確実性を実現
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年間で30万件以上の出会いの機会が生まれています。
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長崎県在住で結婚したいけど、いい相手が見つからない。そう思っている方も多いのではないでしょうか。そんな方のサポートになるように、長崎県には多くの結婚支援をしてくれる事業やサービスがあります。今回はそんなサービスの中で、特に長崎県の行政や自治体が主体となって行っている婚活支援事業を5つまとめてご紹介いたします。
1.長崎県の婚活支援事業
長崎県では「長崎県婚活サポートセンター」を中心に、独身男女の結婚への後押しとなる事業を展開しています。最新のテクノロジーを駆使したお見合いシステムを構築したり、企業とコラボしたサポートをしたりするなどの前衛的な施策で少子化対策や婚活支援に貢献しているのが特徴です。
1-1.長崎県婚活サポートセンター
長崎県婚活サポートセンターは「ながさきで家族になろう」をコンセプトに、長崎県内で結婚を希望する独身男女の婚活を応援する相談窓口です。長崎県が、公益財団法人ながさき地域政策研究所に委託している事業です。相談者本人とその家族などから結婚についての悩みに親身に応じる取り組みもあります。さらに、会員登録制のデータマッチングを用いた「お見合いシステム」や「ビッグデータを活用したお相手探し」などのサービスを駆使した出会いサポートもあるので、長崎県内で婚活をするなら押さえておきましょう。
1-1-1.お見合いシステム
「お見合いシステム」は、登録した会員同士をデータの活用によりマッチングで引き合わせる1対1のお見合い事業のことです。スマホから入会申し込みと会員登録を行い、センターの専用端末で希望のお相手を閲覧・検索し、引き合わせの申込みをします。センターが仲介人となって気になる異性との引き合わせの日程調整をし、お引合せのあとに交際が決まれば、結婚に至るまでサポートをしてくれる仕組みです。
1-1-2.ビッグデータを活用したシステム
長崎県婚活サポートセンターでは、ビッグデータを活用して相談者に合う可能性の高い異性を抽出するシステムも利用しています。ビッグデータとは、随時蓄積されていく会員の情報、閲覧・申し込み履歴、カップリング情報などの行動履歴を記録した膨大なデータのことです。従来のマッチングの流れは、自分の好みの異性を希望するだけでしたが、ビッグデータを活用した場合は、膨大なデータから相談者におすすめの相手候補をシステムで見ることができます。ビッグデータを活用することで、システムが自動的に自分と同じような好みを持つ人がどんな人から好まれているかを計算して「自分が気づいていない、自分を好んでいそうな人」を見つけ出すことが可能になりました。
ビッグデータのアルゴリズムのおかげで、これまでお見合いをするか決められなかった人が決めやすくなる効果も見込まれます。せっかく相手から引き合わせの申込みがあっても、相手が自分と合うかどうかの判断ができなかったため、躊躇してしまう人もいました。しかし、膨大なデータに裏付けられたおすすめの人ならば、相談者の背中を押してくれる大きなサポートになると言えるのではないでしょうか。
1-2.ウィズコン長崎
ウィズコン（WizCon）長崎は、長崎県内の団体や企業に所属する独身男女のグループ交流を推進するために設置されました。「人も企業もつながる」をコンセプトに、県内全域にかけて企業間交流を推進する活動をしています。長崎県と21の市町が協力している共同事業です。
ウィズコン長崎は、現代の日本の結婚の減少問題を解決すべく立ち上がった事業です。現代の結婚の減少の原因は、お見合いや結婚相談所が約5割減少していることと、職場や仕事で結婚する人の数が約4割減少していることだといわれています。ウィズコンは、このような問題を解消するために、また「プライベートが充実していると、仕事もやる気が出て生き生きとしてくる」ことを刺激する目的があります。
ウィズコンは、企業間でのコミュニケーションを活性化させることで改善していこうという背景があり、企業・団体が70以上も属しているのが特徴です。一般の企業から警察、テレビ局など、さまざまな業種や団体が登録しています。自治体は長崎市にとどまらず、佐世保市や南島原市など、長崎県全域の各種団体が注目している活動です。
1-2-1.ウィズスポット
ウィズコンを利用するには、企業がウィズコンに登録して事務局の管理をするシステムで相手となるグループを検索します。そして、グループ同士で交流プランを選んでお申し込みをした後、お店などでお互いのグループのメンバーと交流する流れです。ウィズコンに登録するのは交流をしたい企業や団体だけではなく、お店側も登録することができ、ウィズコンに登録したお店のことは「ウィズスポット」と呼ばれています。ウィズスポットは、県内の企業・団体に所属していて結婚を希望する独身男女に出会いの場を提供し、企業間交流を促進する重要な役割を担っています。
ウィズスポットには多くの店舗が名乗りを上げており、登録している店舗は全部で25以上もあります。ボウリング場や居酒屋をはじめ、飲食店やレジャー施設を中心に揃っているため、参加者に好まれる場所を選べるのではないでしょうか。登録や申し込みはスマホやパソコンから可能で、男女各3～4名の合計6～8名で行われる小規模な交流会が多いです。企業同士の交流会のように50人などの大規模な街コンなどではなく、会社同士がセッティングしてくれた合コンのような感覚で参加できるので、気軽に行けるのもメリットでしょう。
1-3.長崎めぐりあい事業
長崎県において少子化の主な原因となっている未婚率の上昇や晩婚化を防ぐためにも、独身男女の出会いのきっかけづくりが必要不可欠です。そこで、ながさき地域政策研究所と共同で提供しているのが長崎めぐりあい事業です。めぐりあいの場を提供する企業・団体などのイベント情報をホームページに掲載し、メールマガジンを配信して登録者に配信しているのが主な取り組みとなっています。イベントは「めぐりあい応援隊」が企画・開催し、事務局からイベント情報を受け取った独身男女の登録者がイベントに参加するという流れです。
イベントは1カ月に30件ほど用意されています。カフェで和菓子とコーヒー紅茶を楽しむ交流会や、スマホを使って婚活サポートを受けながら交流を行うめぐりあいパーティー。専門のインストラクターを講師に迎えてコーヒーの焙煎方法を学びながら婚活できるイベント。事前にパーソナルカラー診断を受けた美意識の高い女性たちとマンツーマンでトークができるイベントなど、多種多様なコンセプトのイベントが行われています。
結婚報告も多数掲載されており、公式サイトに記載されているものだけでも、70件ほどの口コミが寄せられ、良い評価も多いです。「イベントの雰囲気作りが良かった」「気に入った方に連絡先を渡すというイベントのスタイルがなければ妻と出会っていませんでした」などといったコメントが集まっています。なかには、事業を通した出会いがきっかけで成婚し、誕生した赤ちゃんの顔写真を載せている方もいました。
1-4.シンパシー
シンパシーは、長崎の婚活サポートをする企業の婚活支援事業です。自治体とも連携して婚活イベント委託事業の受託も行なっています。インターネットへの情報公開を行わないプライバシー保護を重視したシステムと、シンプルな料金体系が特徴です。地域活性化を推進し、社会問題になっている少子化対策として自治体向けの婚活支援事業の企画から実施までのサポートをしています。
たとえば、婚活イベントの企画運営、講習会の企画実施、相婚活支援事業のコンサルティングなどを行ってきました。なかでも、個性を見える化してカップル成立につなげやすくする恋愛結婚力テストの実施、婚活イベントで失敗しないための婚活イベント必勝法セミナーなど、婚活する人に役立つ企画が多く見られます。ほかにも、親向け・独身向け婚活相談会、婚活イベント後のフォローなどによるバックアップ体制も整っています。
また、過去には地域に応じた郷土の特色を盛り込んだイベントの開催や、婚活セミナーの開催など数多くの実績を残してきました。イベントは「長崎牛を堪能するランチ会」や、婚活イベント直前対策として「身だしなみや気遣いの方法を学ぶセミナー」などといったものが開催されています。長崎牛を楽しむランチ会では、ホテルの料理長を講師として呼び、プロに直接コツを教えてもらうことで本格的な料理を作る体験をしました。つくった料理は、長崎牛を使ってのハンバーグとミネストローネです。ランチを楽しみつつ、会話も楽しめる一石二鳥のイベントになりました。
身だしなみと気遣いのセミナーでは、婚活イベント直前に出会いを交際へとつなげるための大事なポイントを解説。出会ってからその後のデートを想像してもらうことで、次のステップへのイメージを膨らませ、婚活へのハードルを下げました。婚活は難しいと捉えずに、楽しみながらできるようなお手伝いをしています。異性との対面前に、ワンクッションとしてセミナーを取り入れることで、気持ちの準備もできますし、緊張をほぐすことがてきるため、より良い状態で婚活パーティーに臨むことができるでしょう。
1-5.長与町結婚相談事業「恋来ながよ」
長崎県長与町が行っている結婚相談事業が「恋来ながよ」です。長崎県内の生涯未婚率の上昇の理由として「適当な相手に巡り合わないため」という回答をする人が多い現状があるようです。そこで、長与町は平成26年度から長与町社会福祉協議会へ委託することで、この事業を行っています。この事業は、個別の相談に応じる「結婚相談所の運営」としての面と、出会いの場を提供する「婚活イベントの運営」という2つの柱によって成り立っています。イベント例としては、バーベキューイベントや貸し切り列車に乗って出かけるプチ旅行などがあり、ニーズを満たすさまざまな取り組みが行われています。
まとめ
長崎県では、少子化対策の解決につながるとして婚活支援事業に乗り出していますが、実際の企画・運営にはパートナーエージェントをはじめとした、婚活支援を行う企業や結婚相談所が連携している場合もあります。行政と企業がタッグを組むことで、安心して質の高い婚活支援を受けられる可能性があるので、これから長崎県で婚活を始めるなら、行政の関わるサービスを利用してみましょう。
「最後の独身友達が結婚」「年齢的にもそろそろ」「親からのプレッシャーが…」等々、
様々なきっかけで始めた婚活も、現実にはすぐに結果を出すことは難しいもの。
婚活中の方もこれからの方も、様々なお悩みを感じながら結婚に向き合っています。
運任せの婚活では、時間もお金も労力もかかり、理想のパートナーにめぐり会えないことも。
より結婚の可能性を高める方法として今、結婚相談所を利用する人が増えています。
