宮城県の婚活支援事業について知りたい！
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東北地方のなかでも人口の多い仙台市を抱える宮城県では、県をはじめ各市町村が民間企業と連携してさまざまな婚活支援を行っています。都市部だけでなく、郊外にある市町村でも結婚相談や婚活パーティーなどが開かれているので要チェックです。ここでは、宮城県の婚活支援について詳しく知りたい人に向けて、いくつかの自治体が行う婚活支援事業について紹介します。
1.宮城県で婚活するには？行政や自治体が関わる婚活支援内容をチェック
宮城県では、婚活支援を積極的に展開しており、県で結婚支援ポータルサイトを整備しています。「み・ち・び・き みやぎ」と呼ばれるサイトでは、県内の市町村で行われる婚活支援イベントの紹介をしており、県内すべての婚活支援に関する情報をまとめて収集することができるので便利です。
各自治体で開催されるイベントは不定期開催のものも多いので、このサイトで頻繁にチェックすればどこでどのようなイベントが開催されているのか、どの自治体が婚活支援に力を入れているのかすぐにチェックできます。さらに、各自治体の問い合わせ先も掲載されています。宮城県の「みやぎ結婚支援ポータルサイトみ・ち・び・き みやぎ」の総合相談窓口は、宮城県庁の窓口子育て社会推進室が担当しています。
1-1.宮城県による取組！みやぎ青年婚活サポートセンターで婚活支援を受けよう！
一般財団法人 宮城県青年会館内にあるみやぎ青年婚活サポートセンター「みやぎPISA」では、婚活支援事業を行っています。結婚事情を分析したり、さらなる事業の展開を目指していたりするのが「みやぎPISA」です。
出会いの場を提供する「ジョイフルふれあいパーティー」は、婚活中の独身の男女であればだれでも参加することができます。パーティーといっても交流会の趣旨が強く、参加者全員と気軽に会話を楽しんだり、多くの人と出会えたりすることが目的です。「婚活に興味があるけれど、堅苦しい会は苦手」という場合には、まず参加を検討してみるとよいでしょう。
各市町村が協力して、結婚相談会を定期的に開催しています。会場はそれぞれの市町村で行われるため、地元近くで開催されるときには参加してみるのもひとつの方法です。相談できるのは49歳までの婚活中の男女だけでなく、婚活中の子供を持つ親も相談ができます。婚活全般に関する悩みなどを共有できるよい機会と言えるでしょう。相談料は無料で、各会場すべてにおいて事前予約が必要です。
婚活中の結婚適齢期の子供がいる親同士が交流できる会もあり、主に宮城県青年会館で交流会が定期的に開催されています。それぞれの子供のプロフィールと写真を事前に準備して、実際にその書類をお互いに持ち寄りながら親同士の交流ができる機会が提供されています。
1-2.宮城県石巻市「結婚支援事業」では婚活パーティーやセミナーがある！
石巻市は、結婚支援事業の一環として、出会いの場を提供するためのイベントを企画しています。不定期開催であり、年間開催数はそれほど多くはありませんが、石巻市内に住んでいる人は利用してみてはいかがでしょう。石巻市在住の25～50歳までの男性であれば、婚活中の人に出会えるパーティーに参加することができます。また、女性は石巻市外在住でも参加が可能な場合があります。問い合わせ窓口は石巻市の復興政策部 地域振興課です。参加費は男女共に5000円以内で、1回あたりのパーティー参加人数も40名前後なので、ゆったりとした雰囲気で楽しむことができるでしょう。
さらに、男性向けに婚活に関する情報提供の目的でセミナーを開催しています。参加費は無料で「婚活パーティーでの好感度アップ法」など、婚活に役に立ちそうな内容を知ることができます。婚活に不安がある人は、このような機会にセミナーに参加して自信をつけてみることで、安心して活動ができるのではないでしょうか。また、婚活中の男性同士が知り合えるといったメリットもあります。
1-3.宮城県登米市の「結婚活動支援事業」もさまざまなサービスがある！
登米市では、市民の未婚化と晩婚化による少子化問題に対応するために、さまざまな婚活支援を行っています。窓口は登米市企画部市民協働課です。受託事業者はNPO法人ハピふるネットで、婚活支援のイベントの申し込みや問い合わせに対応しています。
婚活中はできる限り自分に自信を持って臨みたいものです。しかし、なかなか客観的な視点で自分自身をとらえることは難しいでしょう。登米市では「自分磨きセミナー」を年3回開催しています。男性向けには「異性間コミュニケーション講座」「初対面を制する!婚活コミュニケーション講座」などがあり、主にコミュニケーションを得意としていない男性にとっては役に立つ内容です。異性を前に緊張してしまう男性も受講するとよいでしょう。女性向け講座は「自分色を発見＆令和のモテメイク術実践講座」「その場で変身・女子力アップ!!スタイリストによる変身術実践講座」など、プロのアドバイスを受けて自分磨きができる楽しい講座が提供されています。さらに、男女共に参加できるのは「新米ひとめぼれを使って楽しいクッキング」講座です。
「婚活中だけど独身の異性と知り合う機会が少ない」といった悩みがある人もいるでしょう。登米市では、独身の男女が出会えるイベントを年4回開催しています。イベントに参加できる年齢は20～50代なので、幅広い年齢層の独身異性と知り合えるチャンスです。会場はホテルなどで、参加費用も男女ともに5000円以内なので、気軽に参加できるのも魅力と言えます。気軽に会話をしながら、気の合う相手が見つかるかもしれません。
結婚相談にも力を入れています。定期結婚相談会は年10回開催されていますが、それ以外でも結婚相談は随時受け付けてくれるため、相談事があるときには頼りになるでしょう。結婚相談の対象者は婚活中の人だけでなく、その家族も相談ができるため家族全体で婚活を進めていくことができます。さらに、結婚相談会の会場に行けない事情がある場合でも、自宅まで訪問してくれる「訪問相談」もあるので気軽に結婚相談ができることもポイントです。結婚相談会で相談するためには、事前に申し込みをしておきましょう。1回の相談時間は45分です。
結婚にはさまざまなスタイルがあり、自分の結婚の形について意見を聞いてみたい、ほかの人の結婚観にも興味があるなど、婚活中ならではの情報共有ができる場があれば、婚活中の不安も軽減され、結婚に期待する気持ちも大きくなるでしょう。「結婚茶話会」は結婚について気軽に話し合いができる場所です。年4回開催しているので、話をしてみるのもひとつの方法です。
1-4.宮城県栗原市が取り組む婚活支援は？4市町合同婚活にも注目！
栗原市でも積極的に婚活支援を行っています。窓口は栗原市企画部企画課 定住戦略室 定住戦略係で、企業と連携してさまざまなイベントを開催しています。
栗原市・登米市、岩手県の一関市・平泉町の4市町合同で実施している婚活イベントがあります。複数の市と町が集まることで、今まで出会うことがなかった参加者と出会える可能性が高まるでしょう。楽しく交流できるようにスイーツを作ったりするイベントもある婚活パーティーです。参加対象者は20～30代なので、気軽に異性と知り合えたり、婚活に興味を持ち始めたのでどのような感じか知りたかったりする人には適したイベントと言えるでしょう。参加条件は、男性が4市町のいずれかに在住していること、女性はそれ以外の場所に住んでいても参加可能です。事前セミナーとパーティーの両方に参加できる人であることも条件に含まれます。
地元の名所をめぐりながら婚活するアクティビティもあります。平泉町のお寺を巡りながら、ランチを楽しむイベントです。1対1トークやクイズなどを織り込みながら、婚活を楽しめる工夫をしています。こちらの参加対象者も20～30代の独身男女です。日常から少し離れたところで、楽しみながら婚活ができるため、カップルができる可能性が高いです。参加費用も5000円以内なので、それほど負担に感じないでしょう。
栗原市には栗駒山と呼ばれる山があります。アウトドアが趣味の人におすすめの企画で、世界谷地原生花園でトレッキングを楽しむ婚活イベントです。カップリングーパーティーも開催されます。対象者は25～35歳までの健康な独身男女で、男性は栗原市内在住者、女性は栗原市外在住でも申し込みが可能です。
そのほかにも、さまざまな婚活イベントが開催されています。40代までの独身男女で、男性は栗原市内在住、女性はそれ以外でも参加できます。餅つき体験を楽しんだり、はす祭りの見学をしたりしながら、婚活を進めることができるでしょう。参加者の半数がカップルとして成立するなど、気軽なアクティビティを通して気負わない婚活支援が人気です。
1-5.宮城県東松山市官民合同の婚活支援プロジェクト！
東松島市では、婚活支援を通して市内で定住したい人の支援も行っています。官民合同のプロジェクトを推進していて、さまざまな婚活イベントも開催しています。この東松島婚活プロジェクトを主催しているのは東松山市で、問い合わせ先は一般社団法人東松島みらいとし機構です。東松島まちづくりポータルサイト「e-コミ!ねっと」では、婚活支援に関する情報を積極的に発信しているので、地元で婚活中の人はチェックしてみましょう。
東松島婚活プロジェクトでは「東松島えんむすび」に登録することができます。登録すると事務局が登録者のデータから条件に合いそうな人同士をマッチングしてくれます。そのため、婚活パーティーに行ってもなかなか出会いがない、好みの人に出会えないといった悩みがある人は利用してみてはいかがでしょうか。気軽にお見合いの機会を設けてくれるので、婚活方法のひとつとして検討する価値はあります。もちろん、事務局がマッチングしても双方の意思確認がありますので、必ず会わなければならないということはありません。双方が会うことを希望すれば、日程の調整を行います。
実際に会うときには、2人きりではなく事務局の人が同席してくれるので安心です。挨拶が終わったあとは、2人で話をすることができます。また、直接会ってみて、先には進めないと感じたときには事務局を通して回答を伝えることができるので心配ありません。もちろん、自分が次にまた会いたいと思っていても、相手がそのように思っているとも限りません。会ったあとは事務局から双方に対して個別に結果を知らせてもらえます。お付き合いを継続したいと双方から希望があれば、事務局から相手の連絡先を教えてもらえます。そのあとは、お互いに連絡をしながらお付き合いを続けていきますが、途中で不安に感じることがあれば事務局に相談できます。また、結婚することになったときには、事務局にその旨を伝えましょう。
まとめ
宮城県内の婚活支援は、官民一体となり幅広い事業を展開しています。「パートナーエージェント」も、豊富な知識と実績から市町村と連携して婚活支援事業を行っています。自治体と結婚相談所が連携することでサービス内容も充実する可能性が高まるため、婚活中の人も行政が提供する婚活支援サービスを積極的に利用してみてはいかがでしょうか。
「最後の独身友達が結婚」「年齢的にもそろそろ」「親からのプレッシャーが…」等々、
様々なきっかけで始めた婚活も、現実にはすぐに結果を出すことは難しいもの。
婚活中の方もこれからの方も、様々なお悩みを感じながら結婚に向き合っています。
運任せの婚活では、時間もお金も労力もかかり、理想のパートナーにめぐり会えないことも。
より結婚の可能性を高める方法として今、結婚相談所を利用する人が増えています。
