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高望みとは思わない!
妥協せずに結婚相談所で理想の相手を見つける方法

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せっかく結婚相談所に入会したのだから、妥協は一切せずに理想の相手に出会えるまでがんばりたいと思っている人は多いでしょう。特に、自分の一生を左右する結婚となると、妥協点を見つけるのは難しいものです。しかし、何度お見合いを重ねても理想的な相手に会えずに時間ばかりが経ってしまっているということはないでしょうか。このコラムでは、できるだけ早く良い結婚をしたい人に向けて、結婚相談所で妥協をせずに理想の相手を見つける方法はあるのかについて解説していきます。

結婚相談所では条件面で婚期を逃している人が多い!

結婚相談所に登録してもなかなか結婚にまで至らない男女の共通点に、理想とする条件が高すぎる、多すぎるということがあります。結婚相談所に登録すれば理想の相手に出会えると期待している人は多く、婚活市場における自分のスペックを理解せずに、高い理想を掲げて入会してくる人は多くいます。理想を高く持つのは決して悪いことではありませんが、そのぶんだけ相手に求められる要求値も高くなるということを知っておかなければなりません。理想の相手に選ばれるような条件を自分は兼ね備えているかという点で、自身を客観視してみたことはあるでしょうか。

条件が高すぎてマッチングしていない会員に対し、コンシェルジュ型の結婚相談所では、面談などで「その条件だと難しい」とアドバイスする場合もあります。さまざまなケースを見ているコンシェルジュは、会員よりもより広い視野で成婚の可能性を考えています。しかし、自己評価が高い人の場合はアドバイスを受け入れられず、かえって反発を招いてしまうケースも少なくありません。どうしても条件の妥協ができず、そのままの条件で活動を続けた結果、婚期を逃してしまうというケースは多くあります。

結婚には、男女ともに適齢期があります。特に、結婚相談所で活動している人の多くが、子どもを望んでいるという傾向があり、年齢が上がるごとに婚活市場での価値は男女共に下がっていってしまうのです。理想に近い相手と結婚するためには、婚期を逃さないことが前提です。

婚期を逃すよりよっぽど幸せになれる条件の「見直し」

理想条件にこだわり過ぎて婚期を逃してしまったことで、理想とは程遠い相手としかマッチングしなくなってしまっては本末転倒です。そのような状況にならないためにも、できるだけ婚期中に条件をよく見直すことをおすすめします。特に、結婚相談所に登録して半年以上経つのに全くマッチングしないというような状況であれば、見直しが必要でしょう。理想の条件に当てはまる人がいない、仮にいたとしてもその人のニーズから外れており、選んでもらえていないという可能性が大いに考えられます。

需要と供給がうまく合っていないという明確な問題がありながら、高い条件のままで婚活を続けるのはナンセンスです。条件を見直すことを妥協ではなく、改善や修正と前向きに捉えましょう。多くの結婚相談所ではマッチングにシステムを使っています。つまり、ひとつでも条件を満たしていない相手は検索に引っかかりませんので、会える相手がそもそも限られてしまうのです。条件を見直すことで検索に引っかかる人も増え、すぐに良い相手が見つかる場合もあります。

婚活においても、男女共に条件の良い人からすぐにマッチングし、早めに成婚していく傾向にあります。この流れに乗れずに残ってしまうことで、条件を変えられないまま自分の年齢だけが上がっていき、さらにアンマッチが広がっていくという負のスパイラルが起きてしまいます。自分の婚活市場価値が下がらないうちに早めに条件を見直すことで、後々に幸せになれる可能性も高まるでしょう。

まずは理想の条件をすべて紙に書いてみて

理想の条件を見直すには、まず自分が理想とする条件を紙に書き出してみることをおすすめします。頭の中で考えているだけでは漠然としていますので、文字にして視覚化することが大切です。誰に見られるものでもありませんので、自分の気持ちに正直になって理想の条件をすべて挙げてみましょう。とりあえず自分の気持ちを整理するためのプロセスですので、この時点で条件は何個あっても構いません。

理想の条件から結婚生活に関係ない部分を削る

ここからが具体的な条件の見直し方法になりますが、書き出した条件のなかから結婚生活にあまり関係ない部分を削っていきましょう。条件をスリム化することが目的ですので、結婚生活を成り立たせるうえで無くても差し支えない条件はどんどん削っていくのがポイントです。相手にこの条件があると自分が楽になるというような損得勘定が入ると判断が鈍ってしまいます。あくまで、結婚生活を客観的に考えた場合に、直接関係ないと思える条件から削っていきましょう。

理想の条件からどうしても譲れない点を2つ上げて

削って残ったものが2つ以上ある場合は、その中からどうしても譲れない点を2つピックアップしましょう。結婚生活を送るうえで、どうしても譲れない2点だけに的を絞って活動していくことで、選択範囲が広がります。譲れない条件があまりに多すぎることで、そもそも検索に引っかかる人の数が絞られてしまい、出会いが少なくなります。結果として、相手が見つからない可能性が高くなってしまうのです。良い相手と出会うためには、間口を広げて、できるだけ多くの人を紹介されることが大事です。

削っても差し支えない条件例

年齢も見直していいポイントです。一般的に、女性の場合は同年代を、男性は年下を好む傾向があります。女性は年上も、男性は同年代も選択肢に加えると、選択肢が広がります。子どもを望むうえでは、男女共に若さが有利になる場合もあるかもしれません。しかし、年齢を重ねてくることで人生経験が増え、若い頃にはなかった落ち着きや寛容さが身に付いているという見方もできます。ただし、年上の場合でも20歳以上年齢が離れてしまうのは、若いうちから介護などの負担がかかってくる可能性がありますので、あまりおすすめはできません。まずは数歳程度、条件に幅を持たしてみてはいかがでしょうか。

また、条件を削る際のポイントとして「変えられるものか」「変えられないものか」という観点で考えてみると整理しやすくなります。たとえば、相手の学歴や身長などは変えられませんが、料理の腕前や趣味などは変えていけるものです。相手に料理ができることを求めていて、結婚前にはその条件を満たしていなかったとしても、結婚後に上手になることもあるでしょう。自分が相手に教えてあげることもできます。また、太っている人や喫煙者が嫌だと思っていても、体形は本人の努力で変えられますし、喫煙も同じです。このように、現状から変えられる可能性がある条件も、削っても差し支えないと言えます。

譲れなくても妥協はできる条件例

また、条件としては譲れなくても、妥協できるものもあります。たとえば年収です。結婚生活を送るうえで、譲れない条件のひとつに年収を残した人は多いのではないでしょうか。結婚生活を成り立たせるうえで、収入の高さは大切です。特に、婚活をしている女性には相手の収入を重要視する傾向が強く、一般的に高収入といわれる年収が600万以上を条件に挙げている人は多くいます。ただ、世の中には年収が600万を超えてくる人の割合が少ないのが現状です。正社員として働いている男性のなかでも、600万以上の年収がある人は少なく、さらに適齢期の独身者となると限られています。

結婚相談所に条件を伝える際に、年収600万以上と決めてしまうと、たとえば年収580万の人も検索には引っかからなくなってしまいます。譲れない条件として、年収と相手の性格の2つを残した人は多いでしょう。仮に、年収が600万円でも性格が合わない相手と、年収580万円で性格の良い相手がいたとしたら、どちらとより幸せな結婚生活を送れるか考えてみましょう。年収が高い相手と結婚すれば必ず幸せになれるとは限りません。性格など、もうひとつの条件との総合点で考えてみることが大事です。

理想の年収からどの程度までなら妥協できるのか、自分のなかでよく考えておきましょう。また、相手の年収は変えられなくても、自分の努力次第で世帯年収は変えられます。相手の年収が理想に満たないぶん、共働きをしたり、自分が収入を増やしたりすることで理想とする生活水準に近づけられるかもしれません。相手にすべての理想を叶えてもらうのではなく、理想に近づけるために自分側も努力する姿勢が大切です。

妥協ではなく「見直し」で幸せをつかもう

結婚は一生を左右する大事な決断です。洋服を買うのとは違い、気に入らないからといって返品や交換もできません。そのため、慎重になったり、結婚相手に対して妥協したくないと思ったりするのは当然のことです。特に、高い入会金などを払って結婚相談所で活動している場合は期待も高まり、ついさまざまな条件を求めてしまいがちです。しかし、自分がその条件が良いと思っているだけで、客観的に見るとほかの条件のほうが相性の良い相手が見つかるケースもあります。プロであるコンシェルジュのアドバイスはできるだけ参考にするといいでしょう。

また、これまで述べたように条件をスリム化して間口を広げることで、良い相手と出会える可能性も高まります。条件を少なくすることを妥協とネガティブに考えずに、より良い結婚を引き寄せるための見直しだとポジティブに捉えることが大切です。結婚相談所で、最も多くの人を紹介してもらいやすいのが登録から半年以内です。結婚相談所も常に新規の人がたくさん入会してくるわけではありません。自分の理想とする条件で活動してみて、手ごたえがないと感じたら、できるだけ早めに見直しを行いましょう。婚活市場における自分の価値が下がらないうちに見直しをすることで、幸せな結婚ができる可能性も高まります。

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