婚活パーティーの攻略ガイド｜結婚相談所パートナーエージェント

一口に「婚活パーティー」といっても、さまざまな種類があります。たとえば街コンに代表される大人数のパーティーでは、終始フリータイムでいろいろな参加者に話しかけ、たくさんの人と交流を深めていくスタイルが主流です。一方で、少人数のパーティーの場合は、男女が3～5分程度、1対1で話す時間が設けられているのが一般的です。これら以外に、スポーツやゲームを一緒にやるイベントスタイルの婚活パーティーなどもあります。

しかしここで注目したいのは、婚活パーティーの主催者による種類の違いです。実は、婚活パーティーの雰囲気やカラーを決めるのは、主催者の違いによるところが非常に大きいのです。

婚活パーティーには大きく分けて、パーティー運営会社が主催するものと、結婚相談所が主催するものの2種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

【パーティー運営会社が主催する婚活パーティーの特徴】

パーティー運営会社とは、婚活パーティーを中心としたイベントの企画・運営を行っている会社です。婚活パーティー以外に異業種交流パーティーなども手がけている会社、貸し会議室やレンタルスペースを運営している会社などもあり、業務内容は種々雑多です。そのため、社員数人程度の小規模なイベント企画会社が主催している婚活パーティーなども多くあります。

こういったイベント会社が開催している婚活パーティーの場合、参加条件は、たとえば「満20歳以上で独身者であること」など、比較的ざっくりとしたものが多いです。ネットなどで予約を取り、当日は会場に行って身分証明書を提示し、料金を支払って参加する、というのが一般的な流れになります。

このように、参加のためのハードルが低く気軽に参加できるのが、パーティー運営会社主催の婚活パーティーの大きなメリットです。

【結婚相談所が主催する婚活パーティーの特徴】

一方、昨今では、結婚相談所も積極的に婚活パーティーを開催しています。お見合いパーティーと呼ばれることもあり、以前はこぢんまりとした規模のものが多かったのですが、現在は各結婚相談所がそれぞれの強みや特徴を活かして、多種多様な婚活パーティーを開くようになっています。

ただし、大手の結婚相談所が主催する婚活パーティーは、その多くが会員限定のものです。つまり、結婚相手を探している会員同士が交流を深め、知り合うきっかけを作るためのパーティーになります。

結婚相談所が主催する婚活パーティーでも、一部では、非会員が参加可能なものがあります。しかし、結婚相談所が主催している場合、婚活パーティーのポータルサイトには情報が掲載されていないことが多く、その際は直接、結婚相談所の公式サイトなどから参加の手続きが必要です。会員ではない一般の方が参加できるパーティーでも身元はしっかりと確認されるので、参加のためのハードルはやや高いといえます。

パーティー運営会社主催と結婚相談所主催の婚活パーティー、参加者目線で見たときにはどこがどのように異なるのか、もう少し具体的に比較してみましょう。

【パーティー運営会社主催の婚活パーティーは気軽に参加しやすい反面、リスクもある】

パーティー運営会社主催の婚活パーティーは、参加条件が比較的ゆるい分、職業・年齢・趣味・嗜好など、プロフィールの異なるさまざまな人が参加します。一部には職業や年齢など限定した企画パーティーもありますが、全体的に見れば参加者は多種多様である場合がほとんどです。つまり、さまざまなタイプの人との出会いがある一方で、自分の理想や条件に見合った人を見つけるのが難しい側面もあるといえます。

また、パーティー運営会社が主催している場合、婚活パーティーの司会進行は手慣れていてそつなくテキパキと行われるイメージです。そのため、1人1人フォローしながら進めてくれるイメージを持っている方には、向いていない可能性もあります。

【結婚相談所主催の婚活パーティーは参加者の真剣度が高い？】

先述の通り、結婚相談所主催の婚活パーティーは、会員限定のケースが多いです。つまり、参加者は結婚に意欲を持っている人が多く興味本位での参加が少ないため、パーティー参加者の真剣度が高めであることを示しています。

また、結婚相談所主催の婚活パーティーでは、パーティーを運営するスタッフが、コンシェルジュなどと呼ばれる婚活のプロであるケースが多いことも特徴です。場合によっては、参加の際にきめ細かいアドバイスをくれる、話しかけられずに困っているときはフォローしてくれる、わからないことがあったときに気軽に相談できる、といったサポートも期待できるでしょう。

結婚相談所が主催する場合、司会者も出会いの場を提供するプロですから、進行にビジネスライクな印象を受けることも少ないでしょう。気軽に楽しむようなパーティーを想像して参加すると少々面食らうこともあるかもしれませんが、本気で結婚相手との出会いを考えているなら、結婚相談所主催のパーティーのほうが成果に結びつく可能性は高くなります。

私たちパートナーエージェントでは、テーマを決めた会員限定の婚活パーティーと、パートナーエージェントの店舗で開催する、結婚相談所の雰囲気を知ることのできる一般参加可能な婚活パーティーをご用意しています。後者は、婚活パーティーを通じて、結婚相談所がどのような雰囲気なのか知りたいという方にもご好評をいただいています。興味のある方はこちらをご覧ください。

婚活パーティーに参加する際、気になることのひとつが「何を着ていけばよいのか」という問題です。ここからは、男女別の婚活パーティーにふさわしい服装や身だしなみについて考えてみましょう。

女性が男性の身だしなみを通じて感じ取ることは、「信頼感」や「安心感」です。そのため男性の場合は、シンプルさと清潔感を意識した服装がポイントになります。

その場合、「スーツを着ていけば間違いないのでは？」と思う方は多いかもしれません。確かに、信頼感・安心感という観点でいえば、スーツはよい選択です。しかし一方で、婚活パーティーは週末や休日に行われることが多いので、スーツだと会社帰りのようなイメージになり、パーティーの雰囲気に適さないことがあります。

女性にも当てはまることですが、オフィスカジュアルを基準とした服装は好印象を持たれることが多いです。男性ならば、いわゆる「ジャケパンスタイル」と呼ばれる着こなしを研究してみましょう。たとえば、季節感を意識した素材のシンプルなジャケットに、下はチノパン、インナーはきれいめのノーネクタイシャツを合わせる、といったコーディネートがおすすめです。

反対に、婚活パーティーには適さない服装としては、次のようなものが挙げられます。

• だらしなさや不潔さを感じさせる服装
  しわくちゃ、汚れている、といった服装はマイナスイメージに直結しがち。ダメージジーンズなども好印象を持たれない可能性があります。また、長い髪の毛や伸ばしたヒゲも清潔感があればOKですが、女性には敬遠されるリスクが高まるので、髪は短く整え、ヒゲは剃っておいたほうが無難です。
• カジュアルすぎる服装
  Tシャツやパーカー、ネルシャツ、スニーカーといった少々カジュアルすぎるとも取れる格好も、婚活パーティーには避けたほうがよいです。また、素肌に深めのVネックシャツ、先の尖った革靴などは、オシャレかもしれませんが軽い印象も与えるので、婚活パーティーの服装としては選ばないほうが吉です。
• サイズ感が合っていない
  普段ファッションにあまり関心がない方だと、服のサイズ感が合っていないことに気づけないことも。ショップで購入する際に、店員さんに確認してもらうのがおすすめです。