結婚相談所のすゝめ

「結婚相談所の利用料金相場から、結婚資金相場」まで
トータルで結婚費用について考える結婚相談ガイド

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数ある中から自分に最適な結婚相談所を選択したいとき、利用料金や費用はもっとも気になるポイントの1つではないでしょうか?
結婚相談所では基本的に、入会前に無料相談(カウンセリング)を受けることができ、その際に適正プランや費用・料金についてもきちんと説明してもらえます。 とはいえ、自分自身でもある程度、実際の相場などを知っておくことも大切です。なぜなら、相場や費用感が把握できていれば見通しが立てやすく、より適正価格で無駄なくプランを組むことが可能になるからです。
そこで本記事では、年代別の結婚相談所の利用料金相場や、料金形態と内訳、さらに、成婚退会後の結婚費用相場など、婚活から結婚までにかかる費用のあれこれを網羅しています。ぜひ参考にしていただき、先を見据えた結婚の資金計画に役立ててください。

結婚相談所の年代別の費用相場と、料金形態とその内訳について解説します

結婚相談所の利用料金は、会員となる方の年齢によっても大きく左右されます。まずは、年代別の費用相場、そして、結婚相談所の料金形態や費用の内訳について具体的にご紹介します。

結婚相談所で成婚までにかかる費用は?相場は約20~40万円

結婚相談所を選択する際の決め手の1つとなるのが、入会から成婚に至るまでにかかるトータルの費用です。
結婚相談所を利用する際の費用は、選択する結婚相談所や料金プラン・コースなどによって大きく異なります。そのため一概にはいえませんが、一般的には、成婚までにかかる平均的な費用は約20~40万円といわれています。 また、結婚相談所を利用する際の成婚までにかかる費用には、年齢も大きくかかわります。

【年齢別】成婚までの費用相場

結婚相談所の利用で成婚までにかかる費用相場を年齢別に分けると、以下のようになります。

  • 20代…20万円前後
  • 30代…25万~35万円
  • 40代以上…40万円前後

男性・女性ともに、年齢が上がるにつれて成婚までにかかる費用も高くなっていくのが一般的です。なぜなら、多くの場合、年齢が上がっていくにつれて成婚までにかかる期間も長くなっていくからです。
結婚相談所を利用する際にかかる費用にはいくつか種類があり、その中の1つに「月会費」があります。月会費とは、結婚相談所に登録した方が毎月支払わなければならない費用です。 入会から成婚に至るまでの期間が長ければ長いほど月会費を多く支払わなければならなくなるため、20代、30代と年齢が上がっていくにつれて、トータルの費用相場も高くなっていきます。

結婚相談所に登録している方は、男女ともに30代前半から40代前半がもっとも多く、20代の割合は比較的少なくなっています。 そのため、20代は競争率が低くパートナーとして選んでもらいやすい年代であり、成婚までにかかる期間も短くなるといえます。

結婚相談所での出会いはコスパがいい!?

結婚相談所の利用にかかる費用相場が20~40万円というと、かなり高額なイメージを持たれる方は多いでしょう。たとえば、出会いを求めて月に2回ほど合コンに参加し、 毎回5,000円程度の支出があるとするならば、年間の費用は約12万円です。数字だけを見ると、結婚相談所を利用するよりもずっと安く済むと思われるかもしれません。

しかし、合コンで出会った人と交際に発展する確率は決して高くはありません。当然、自分の希望に叶い、結婚も視野にいれた交際ができる人となれば、さらに出会う確率は低くなるでしょう。
一方で、結婚相談所には男女ともに、本気で結婚を考えている方ばかりが登録しています。そして、その中からあなたの理想や条件にピッタリと当てはまる人を、プロのコンシェルジュが探してくれます。 そのため、婚活をはじめてから1年以内に結婚できる可能性も非常に高くなるのです。また、自分自身で理想の相手を探す手間や労力が省けるメリットもあります。 結婚を見据えて交際をしたいと考えるならば、結婚相談所を利用した出会い方は、実はコスパがいいといえるのです。

もちろん、結婚相談所ならどこでもいいわけではありません。結婚相談所を選択する際にもっとも重要なことは、最終的に希望の相手と結婚できるかどうかです。 できるだけ費用を抑えたいという気持ちは誰にでもあるでしょうが、全体の料金だけを重視するのではなく、サービス内容と細部の料金についても細かく見ていくようにしましょう。
以下では、結婚相談所を選ぶ際の参考となるよう、結婚相談所の費用の内訳や料金体系についてまとめていきます。

結婚相談所の利用にはどのような費用がかかるの?料金体系やその内訳・費用感

結婚相談所の料金体系には、大きく分けて2つの種類があります。1つは「月額利用型」、もう1つは「成果報酬型」です。
月額利用型は、活動の内容や成果にかかわらず、毎月一定額を支払う料金体系です。一方で、成果報酬型の場合は、毎月一定額を支払う必要はなく、連絡先を交換できたとき、お見合いが決まったとき(お見合い料)、 結婚が成立したとき(成婚料)など、活動に対して何らかの成果があったときのみ料金が発生するのが特徴です。

費用の内訳と金額の目安

各結婚相談所によっても異なりますが、結婚相談所で必要になる費用には主に、以下に挙げる5つの種類があります。

入会金
月額利用型・成果報酬型のいずれでも必要になる費用です。各社によって「登録料」や「初期活動費用」といったように名称が違う場合もありますが、基本的には初めて入会するときのみ必要になる初期費用だと理解して問題ありません。 入会金は金額が高いところでは20万円前後になる場合もありますが、10万円程度が一般的な金額の目安になります。
月会費
毎月定額で支払う必要のあるお金で、月額利用型の料金体系を採用している結婚相談所でのみ必要になる費用です。月会費には、情報提供料やシステム利用料、諸手続きにかかる費用、 コンシェルジュ(仲介人)の活動サポート費用などが含まれています。結婚相談所によっては月数千円程度の支払いで済むところもありますが、一般的には1~3万円程度が目安になります。
イベント参加費
オプション料金として、婚活パーティーやお見合いパーティー、成婚に至るためのセミナーやスクールなどに参加する都度発生する費用です。食事会や旅行などイベントの内容や規模によっても異なりますが、 1回当たり数千円~数万円が目安になります。また、各社によって違いはありますが、基本的には月額利用型・成果報酬型いずれの場合も必要になるお金です。
お見合い料
希望や条件に合う人が見つかり、相手と会う際に発生する費用です。1回当たりいくらというかたちで発生し、5,000円~1万円程度が相場です。月会費に含まれている場合もあれば、 月額利用型の料金体系を採用しつつも、月会費とは別に支払う必要がある場合もあります。
成婚料
めでたく結婚が成立した際に支払う費用です。成婚料については、後ほど詳しく解説します。

以上が結婚相談所を利用する際にかかる費用の料金体系と、内訳や金額のおおよその目安です。

サービスの内容とそれぞれの項目における費用感も、結婚相談所を決定するうえでの大切な要素となります。しかし、より重要なのは、あなた自身が納得したうえで成婚に向けて活動できること。 複数サイトの料金シミュレーションを活用し、支払い方法や金額について納得したうえで、最適な結婚相談所を選びましょう。

【コラム】退会・中途解約で返金されるの?誰もが気になる退会・返金規定について

プロのコンシェルジュや仲介人が最後までしっかりとサポートしてくれるため、成婚に至る確率が非常に高くコスパもよいという点が、結婚相談所を利用する最大のメリットです。 しかし、個々に各相談所との相性などもあるため、「入会してみたもののサービス内容が自分と合わなかった」「なかなかいい人が見つからずイマイチ効果が感じられなかった」などということも起こり得ます。

いくらコスパがいいとはいっても、成婚までにかかる数十万円の費用は決して安いものではありません。そのため、万が一サービスなどが自分と合わなかったなどの場合も、 ポジティブに次の婚活へとつなげることができるように、事前に退会・中途解約や休会に関する規定をチェックしておくことが重要です。

退会・中途解約とは、結婚相談所に入会・登録したものの思うような成果が得られないなどの理由から、成婚に至る前に契約を解除することをいいます。 結婚相談所によっては、退会・中途解約時に費用の一部を保証する返金制度を設けているところがあります。 ただし、交際中の相手がいる状態などでの退会・中途解約は、相手に迷惑をかけることにもなりかねません。そのため、退会・中途解約に一定のルールが設けられていたり、 自己都合の場合は違約金が発生したりするところもあります。

一方、休会とは、登録は継続するものの、半年や1年などの一定期間の間、サービスの利用を一時的に停止することをいいます。休会中は月会費を支払わなくてもいいか、 支払う必要があっても最大数千円程度で済むケースが多いです。そのため、サービス自体に問題を感じているのではなく、仕事が忙しいなどの理由であれば、休会制度を利用するのがベストな選択だといえるでしょう。

繁忙期がわかっている職業などであれば、休会制度の有無を、結婚相談所を選択する際の1つの判断基準としてもいいかもしれません。いずれにしても、トラブルを未然に防ぎ、安心して婚活を進めるために、 休会・返金制度や違約金の有無、休会・退会・中途解約それぞれの会員規約に関しては、契約の前にしっかりと確認してください。

なお、弊社では、入会の翌月1日から数えて3ヶ月以内に出会いがなかった場合、登録料3万円を全額お返しする返金保証制度を設けております。そのため、ご納得のうえ安心してご利用いただけます。

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成婚してから結婚までにかかる費用と、その相場について解説します

続いて、結婚相談所で成婚に至った際にかかる費用である「成婚料」について詳しく解説するとともに、成婚後の結婚にかかる費用総額についてご紹介していきます。

成婚料の相場はいくら?成婚と見なされる条件と平均相場

成婚料は、平均相場といっても、5~20万円と各結婚相談所によってバラつきがあります。10~20万円がもっとも多い金額ですが、中には20万円を超える高額な成婚料を設定している場合もあるようです。
また、成婚料が無料の結婚相談所も多くあります。

成婚とみなされる条件

成婚料の金額が各社によって異なるように、成婚料が発生するタイミング、つまり、双方が結婚に至ったとみなされる条件も、それぞれの結婚相談所の規定により異なります。 成婚とみなされる条件には、たとえば以下のようなものがあります。

  • 相手からのプロポーズを了承した、結婚の口約束をした
  • お互いのご両親へ結婚の挨拶を済ませた
  • 2人だけで旅行へ出かけた、肉体関係を持った
  • 交際期間が一定期間(3ヶ月~半年が多い)に達した

入会している結婚相談所の規約によっては、自分が成婚に至ったとは思っていない段階でも、成婚料を請求される可能性があります。成婚の条件についてもきちんと確認し、納得したうえで入会しましょう。

成婚料があることのメリット・デメリット

成婚料の有無には、実は、費用以外の面でのメリット・デメリットもあります。
各社によって条件は異なるものの、成婚料とは基本的に結婚に至らなければ発生しない費用です。つまり、サービスを提供する企業側からすれば、「結婚を成立させる」という一定の成果を上げなければ利益を得られないことになります。 そのため、一般的には、成婚料を設けている結婚相談所のほうが、成婚に目標をしっかりと定めて、手厚くサポートしてくれる傾向があります。
逆にいえば、成婚料が無料の結婚相談所は一見おトクに見えますが、有料の結婚相談所と比較すると、サービスの充実性やサポート・フォローの質という点では劣っている可能性もあるといえます。
一方で、手厚いサポートを望まず、必要なサポートだけに絞ってコストを最小限に抑えられるという意味では、成婚料が無料なことはメリットの1つでもあります。成婚料が有料・無料いずれの場合も、 どちらをメリット・デメリットに感じるかは人それぞれです。安易に成婚料の有無や金額のみで判断せず、サービス・サポートの内容や、トータルの費用などから総合的に判断することを心がけましょう。

結婚費用はいくらかかる?結婚資金の相場とその内訳と、男女の負担割合

結婚相談所を利用する目的は結婚そのものではなく、添い遂げたいと思える人を見つけ、その人との幸せな家庭を築くことにあります。そして、2人なりの理想とする家庭を築く第一歩として、 また、これから夫婦として歩んでいくことへの覚悟やケジメとして、結婚式を挙げることも大切なことではないでしょうか。
そのため、資金計画においても、入会から成婚までの費用だけでなく、成婚後の結婚にかかる費用までを見据えたうえで、長期的な計画を立てることが必要になります。 そこで、成婚後、結婚にかかるさまざまな費用について以下にまとめました。

結婚費用の全国平均は約400万円

ゼクシィが2016年度に行った結婚トレンド調査によると、婚約から挙式・披露宴を執り行うまでにかかる総費用の全国平均は、396.9万円であることがわかりました。 また、婚約から結婚までにかかるお金に新婚旅行の費用を加えると、全国平均額は469.7万円となります。

結婚費用の内訳と金額の目安

さらに、同調査における結婚費用(新婚旅行を含む)の内訳と、それぞれの全国平均額は以下のとおりです。

  • 結納(会場費含む)…14.2万円
  • 両家顔合わせ(会場費含む)…6.3万円
  • 婚約指輪…35.9万円
  • 結婚指輪(2人分)…24.3万円
  • 結婚式(挙式・披露宴)…359.7万円
  • 新婚旅行(土産代含む)…72.8万円

加えて、同調査では、結婚式におけるご祝儀の全国平均額は約232.3万円でした。つまり、地域によっても差はありますが、新婚旅行を含めた結婚費用からご祝儀の総額を差し引いたおよそ240万円が、 成婚後に必要な資金の目安と考えていいでしょう。
さらに、新居での新婚生活にかかる初期費用100~150万円程度も考慮し、長期的な資金計画として、 結婚相談所の利用にかかる費用とは別に、350~400万円は用意できるとベストです。

男女が負担する結婚費用の割合は?

結婚費用の男女の負担割合に関しては、7:3、あるいは6:4の割合で、男性のほうが多く負担すべきという考え方がいまだ根強くあります。しかし一方で、以前に比べ、男女で平等に分担しようとする考え方も増えつつあります。
結婚費用の中でももっとも大きな割合を占める挙式・披露宴の費用に関しては、両家のご両親が一部を援助するケースが多くあります。お互いの家族を交えて話し合い、2人が納得したうえで結婚費用の負担割合を決められるのがベストですね。

いかがでしたか?これまでご紹介してきた内容を改めて整理してみましょう。

  • 結婚相談所の料金形態には月額利用型と成果報酬型がある
  • 結婚相談所の利用で成婚までにかかる費用相場は20代で約20万円、30代で約25~35万円、40代以上で約40万円
  • 婚約から結婚式までにかかる費用相場は約400万円
  • 結婚に際しての資金計画においては、結婚相談所の利用料金に成婚後の結婚費用なども含め、トータルで考えることが重要

結婚相談所を料金の観点で選ぶなら、ぜひ上記のポイントを意識してみてください。

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