熊本市現代美術館
熊本市現代美術館は、熊本市の中心市街地である中央区の複合用途ビルの3階に入居する、市立の美術館です。定期的に開催される企画展のほかに、現代美術家の作品の常設展示もあり、また展示室に付属する各種ギャラリーの機能でも知られています。有料の展示室以外の、セミパブリックスペースとしてのギャラリーが充実しているのです。
たとえば、数千冊の蔵書を読むことができる「ホームギャラリー」や、多目的スペースとして利用できる「アートスカイギャラリー」があります。さらに、子育て世代向けには、子育てアドバイザーが常駐する「子育てひろば」も設けられています。美術作品の鑑賞だけではなく、美術にまつわる情報の発信や、子育て世代へのサポート機能を併設した美術館として、多くの世代に広く利用されているのです。
現代アートに興味がある2人であれば、気軽に立ち寄れるデートスポットとしておすすめできます。美術館の建築と一体化した常設展示作品が楽しめるのです。これらは、企画展がないときでも無料で鑑賞できるため、近くに来たついでに立ち寄るなど、デートコースを考えるときのアクセントとして利用できます。神秘的な光の表現で知られるアメリカのアーティスト、ジェームズ・タレルの「MILK RUN SKY 2002」は、図書室の天井を彩る繊細な光のアートがすてきです。ユーゴスラビアのマリーナ・アブラモビッチは、ホームギャラリー内の中で横になることができる本棚「Library for Human Use」を作っています。
日本のアーティストとしては、草間彌生と宮島達男の作品が常設展示されています。草間の「INFINITY MIRRORED ROOM・早春の雨 2002」では、美術館の階段下部分で草間ワールドを体感できるのです。発光ダイオードによる作品が知られる宮島は、エントランス中央に設置された「Opposite Vertical on Pillar- 133651 series」と名付けられた作品で訪問者を迎えます。
熊本市の繁華街にあり、下通りと上通りを横切る通町筋の中心にあるため、交通の便がよいのが特徴です。最初のデートで企画展鑑賞を目的にするのなら、熊本市電やバスなどの公共交通機関を使って来館し、美術館のエントランスやホームギャラリーで待ち合わせると良いでしょう。また、周辺の観光スポットや商業施設を散策するデートの途中に休憩を兼ねて立ち寄るのもおすすめです。美術館内にはカフェなどはないのですが、ビル内にはスターバックスがあります。また、美術館の入居する建物が面するアーケード街である上通りには、熊本を代表するスイーツが楽しめるショップが並んでいるのです。
この美術館には附属施設として、子育て世代を応援するスペースがあるため、親子で来館して楽しんでいる家族が多く見られます。もし、デート中の2人が将来の家族計画を考える段階に来ているのであれば、そのイメージをふくらませる場所として最適です。美術館に併設された施設なので、子育ての雰囲気を味わうには直接的過ぎない点がデート向きと言えるでしょう。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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