龍河洞
高知県香美市にある「龍河洞」は、恋人とデートをするのに大人気のスポットです。1億7千5百万年という長い歳月を経てできた石灰岩の鍾乳洞のことで、昭和初期に初めて発見されました。日本三大鍾乳洞の1つで、その壮大さから1934年に国の天然記念物、国の史跡にも指定されています。全長およそ4kmの鍾乳洞のうち1kmが観光ルートとして公開されていて、幻想的で神秘的な世界を体感できることからデートに最適な場所です。足元があまり良くない箇所は階段や手すり、滑り止めなどが取り付けられているので、観光客が安全に進めるようになっています。
龍河洞の中でも最大の目玉といわれているのが、神の壺です。これは、およそ2千年前の弥生時代に洞窟で生活していた弥生人が使用していた壺のことです。2千年という長い年月を経て、壺が鍾乳石と一体化してしまったものです。弥生人がはるか昔にこの地に住んでいた証となるもので、考古学上、貴重な資料となっています。神の壺の周辺では当時使われていた土器や装身具なども発見されていて、龍河洞に併設されている博物館で見ることが可能です。さらに、龍河洞内では高さ11mを誇る洞内最大の天降石と呼ばれる鍾乳石も観賞できます。1億年以上もの歳月をかけてできた自然の造形美を満喫できることから、全国からもたくさんの観光客が訪れます。
龍河洞内では、狭い場所を這い進んだり、木の梯子を登ったりと冒険気分を味わうことができます。恋人と一緒に協力しながら龍河洞内を観光できるので、自然と仲を深めることができるでしょう。よって、付き合い始めたばかりで距離を縮めたいカップルに龍河洞はぴったりのデートスポットです。
龍河洞の出口から階段を下りた場所には、付属施設として博物館と珍鳥センターがあります。まず博物館では、洞内から発見された弥生時代の土器や装身具などをじっくりと観賞することができます。さらに、龍河洞ができた成り立ちなども詳しく知ることが可能です。龍河洞や歴史が好きな人にとっては堪らないデートスポットです。
博物館の隣にある珍鳥センターでは、文字通り、珍しい鳥を見ることができます。例えば、鳴き声が長いことで知られる東天紅をはじめ、大軍鶏など風変わりな鳥たちがたくさんいます。中でもとりわけ人気なのが、日本の特別天然記念物に指定されている土佐の尾長鶏です。尾長鶏は、1年で尾が1mも伸びるといわれています。博物館と珍鳥センターはどちらも龍河洞にデートに出かけたついでに気軽に楽しむことができるでしょう。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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