大原美術館
大原美術館は、岡山県倉敷市にある日本初の私立西洋近代美術館です。1930年に開館した歴史ある美術館で、モネ、ピカソ、ルノワール、ゴーギャンなど美術の教科書に名前が載るような作家の作品が数多く展示されているのが特徴です。過去の巨匠の絵画の他にも、現在日本で活躍する芸術家の作品や、古代のエジプトや中国などの歴史的価値の高い磁器なども展示されており、すべての収蔵作品を併せると約3000点にも上ります。
さらに、大原美術館から徒歩4、5分ほど離れたところにある児島虎次郎記念館も美術館の一部です。そこには大原美術館に展示する作品集めに奔走した洋画家である児島虎次郎の絵が展示されています。
入場料は大人1,300円で、開館時間は9:00~17:00、休館日は毎週月曜と12月28~31日となっています。また、アクセスは電車を使う場合は、JR「倉敷駅」で下車して徒歩約15分、車を利用する場合は、山陽自動車道の「倉敷IC」で高速を降りて約20分、または瀬戸中央自動車道の「早島IC」から約20分となります。
大原美術館は、落ち着いた雰囲気の中でパートナーと芸術鑑賞をするならぴったりの場所です。大原美術館は、明治初期の街並みが残っている倉敷美観地区の中にあります。美観地区に足を踏み入れればそこはもう日常から切り離された別世界、美術館に入る前からパートナーと一緒に風流な雰囲気を味わうことが可能です。
また、大原美術館の外観は古代ギリシアの建築物を彷彿とさせるもので、美術館の前で一緒に写真を撮るのもいいかもしれません。ただ、館内は写真撮影が禁止されており、「作品と一緒に写真を」ということはできないので注意してください。他にも、館内での決まりごとがいくつかあるので、マナーを守って楽しくデートをしましょう。
本館には世界的に有名な巨匠の絵画が飾られています。パートナーと一緒に絵を見るだけでもいいですが、事前に作家やその作品に関する情報を仕入れていれば会話もしやすいでしょう。一般的な順路を通れば次に足を踏み入れるのが、工芸館・東洋館です。工芸館では近代の陶磁器や織物といった作品を目にすることができ、東洋館では古代オリエント文化がどのようなものであったかを学ぶことができます。さらに、本館の裏手にある分館では、現役で活躍している日本の作家の作品が展示されています。現代的な感性の作品が多いため、パートナーと共に、それまで見てきた作品との比較をしてみるのもいいでしょう。お土産コーナーもあるので、思い出にグッズを買って帰るのもおすすめです。
なお、大原美術館は単独としてもすばらしい場所ですが、美観地区には他にも観光名所やお土産屋さんがたくさんあります。大原美術館だけ、と言わずに是非周りも散策してみましょう。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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