南部梅林
南部梅林は和歌山県日高郡みなべ町にある梅林です。和歌山県は日本で最も梅の生産量が多い地域として知られています。 農林水産省の調査によると、2016年に国内で収穫された梅のうち、6割以上が和歌山県産でした。また、みなべ町は梅の最高峰ブランドでもある南高梅が誕生した土地です。 特に、南部梅林は日本最大級の規模を誇る梅林として、全国的に知られています。 南部梅林は観光目的で作られた梅林ではなく、果実を採取するための産業梅林ですが、梅の開花時期には一般に開放しています。
開園する時期はその年ごとに異なりますが、2月上旬から3月上旬にかけて開園する場合が多いです。 開園期間や開園時間の詳細は、みなべ観光協会の公式サイトで案内しています。 南部梅林には約8万本の梅が植えられており、南高梅や古城梅、旭牡丹など27種類もの品種があります。 園内には2種類の遊歩道があるので、その日の天候や体調に合わせて好きなコースを選びましょう。 Aコースは梅林の外周を大きく回る、約4kmのコースです。BコースはAコースよりも少し短い約3kmのコースで、入門円から森の中を真っ直ぐに抜けていきます。 園内には休憩できるスポットもあるので、歩き疲れたときは腰を下ろしてゆっくりと梅の花を観賞しましょう。
開園期間中は紀州梅林太鼓の演奏や梅の種とばし大会などのイベントも行われます。気になるイベントがあれば開催時期に合わせて訪れるのも良いでしょう。 ただし、イベントの開催時期は混雑が予想されます。駐車場が満車になってしまう可能性もあるので、公共交通機関を利用すると安心です。 開園期間中はJR紀勢本線南部駅から南部梅林行きのバスが出ています。
南部梅林はゆったりと2人の時間を楽しみたい人や、人混みが苦手な人にぴったりのデートスポットです。和歌山県まで旅行に行ったときは、南部梅林に行ってみるのも良いでしょう。 南部梅林の周辺にはリゾートホテルもありますが、梅の開花時期には混み合う可能性もあるので、早めに予約をしておくと良いでしょう。 南部梅林で素晴らしい羨望を楽しんだあとは、園内の直売所で梅干しや梅酒を買ったり、近隣の工場を訪れたりすることもできます。
南部梅林から車で約10分の場所にある紀州梅干館は、梅干しの工場直売所です。梅干し工場の見学や、梅酒作りの体験教室に参加できます。 体験教室で作った梅酒はお土産として自宅に持ち帰ることも可能です。 1カ月ほど経つと飲みごろになるので、デートの思い出を語り合いながら、2人で梅酒を飲むのも良いでしょう。 工場内の直売店には梅干しや梅酒などの定番商品のほか、梅のコンフィチュールなど一風変わった商品も取り扱っています。 お土産選びにぴったりのスポットです。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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