けいはんな記念公園
けいはんな記念公園は1995年に開園した京都府立の公園です。正式には「京都府立関西文化学術研究都市記念公園」という名称が付いていますが、親しみを感じられるけいはんな記念公園が一般的に知られています。この公園がある京都府相楽郡精華町は、京都府と大阪府、奈良県に囲まれたエリアにある町です。そして「けいはんな学研都市(関西文化学術研究都市)」として、さまざまな文化学術研究施設が立地しています。けいはんな記念公園は平安遷都1200年記念事業であるとともに、けいはんな学研都市の建設も記念して整備されました。
けいはんな学研都市は、そもそも地球規模での持続可能な社会を実現するための研究がなされ「自然との調和」がテーマです。そのコンセプトを受け継いで、けいはんな記念公園では里山環境の保全や再現に努めながら自然環境を整備しています。特に日本の風土や文化を表現した造りになっているため、日本人ならばどこか懐かしく感じられる風景が広がっている公園です。
公園は大きく分けて4つのエリアがあり、そのうち2つは無料で楽しむことができます。棚田状に造られた「広場」は浅瀬で水浴びのできるじゃぶじゃぶ池やせせらぎもあるほか、春になると桜が咲き誇る風景が見どころです。休憩できる木陰も多く、お弁当を作って持って行き、ゆっくり過ごすデートを楽しむこともできます。また「谷あい」は園路沿いに小川と竹林があり、日本の原風景ともいえる里山の風景が再現されているエリアです。早春には白やピンクの梅の花が咲き誇る梅林があるほか、花桃や柿の木も植えられています。
けいはんな記念公園内にある永谷池周辺には「水景園」と「芽ぶきの森」が整備されており、この区域は有料です。水景園は回遊式日本庭園で、観月橋や巨石群、紅葉谷、里棚田など1周約20~30分で巡ることのできる範囲に見どころが詰まっています。1時間程度かけてさらに永谷池周辺に広がる芽ぶきの森も散策すれば、野鳥や水鳥の姿を見ながら里山林の自然を身近に感じることができるでしょう。
ビジターセンターでは公園内に生息している生き物の情報を知ることができるほか、休憩スペースや研修室などもあります。研修室で開催される生け花教室や広場で開かれるマーケット、蛍の鑑賞会をはじめとした四季折々の自然体験など、季節ごとのイベントもチェックポイントのひとつです。2人が楽しめるイベントがあれば、公園内を散策する合間にデートの予定のひとつとして組み込むこともできます。
水景園内の観月楼にはカフェもあり、コーヒーやジュースを飲みながらひととき休憩を取ることも可能です。また、春と秋の週末ならば、軽食のお店も出店します。観月楼1階にある「ギャラリー月の庭」ではアートを鑑賞できるほか、相楽木綿伝承館では特産品の相良木綿の展示を見たり体験プログラムに参加したりすることも可能です。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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