白鳥庭園
白鳥庭園は、名古屋市制100周年を記念して開催された「世界デザイン博覧会」の白鳥会場を再び整備してつくられた、東海地方で最大級の規模の日本庭園です。園内の築山を「御嶽山」に、そこからの滝や渓流、渓谷、池などを「木曽川」や「伊勢湾」に見立てて、山の源流が川や海に流れていくまでの「水の物語」をテーマとしています。
庭園のほぼ中央には本格的な数寄屋造りの建物の「清羽亭」があり、室内では庭や流水をのんびりと眺めたり、茶の湯を楽しんだりすることができます。白鳥が舞い降りる姿をイメージした外観は周囲の庭との調和が美しく、その景色は白鳥庭園の見どころの一つです。清羽亭の他にも、ランチタイムや休憩タイムの利用に最適な「汐入」という茶寮があります。そしてこの茶寮は「汐入の庭」で囲まれています。汐入の庭とは白鳥庭園の核となる施設のことで、汐の満ち干きにより変化する景色を楽しめます。水面には長年の荒波に耐えた岩盤を象徴するチタンパイプが浮かび、水底はこのチタンパイプを境に岩場と砂地に分かれています。このように、汐入の庭は現代的な手法によって創出された斬新な庭です。
白鳥庭園は最寄の神西宮駅から徒歩10分程度とアクセスしやすく、また整備が行き届いた庭で景色が美しいことから、デートスポットとしてとても最適です。3月から4月はシダレザクラやヤマザクラが見頃を迎え、池にシダレザクラが映り込む様子はとても風情があります。そして5月から10月には池の中に色とりどりのスイレンの花が咲き、その可憐で幻想的な佇まいは見る者を癒します。9月は観月茶会などのイベントが開催されます。観月茶会では、中秋の名月に日本の伝統であるお茶会を堪能することができます。
11月から12月は、約1500本もあるイロハモミジやドウダンツツジ、ヤマモミジが色づきます。一般的に紅葉は山に登らないと見ることができない場合が多いですが、白鳥庭園であればそうせずとも気軽に紅葉を楽しめます。また11月から翌年の2月までは、金沢における冬の名物詩である雪吊りも行われます。雪吊りとは木に円錐形に縄をかけて雪の重みから木の枝を守るというものです。白鳥庭園の雪吊りはモミジと共にライトアップされ、その和のイルミネーションは息を呑むほどの絶景です。このように一年を通して様々な花が咲いたり、多くのイベントが開催されたりするので、何度訪れても飽きることがありません。ぜひ季節ごとに訪れて、それぞれの景色を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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