浜松市博物館
浜松市博物館は静岡県西部の中心都市である浜松市にある歴史を学べる博物館です。浜松市博物館は国の指定史跡のひとつで、縄文時代の貝塚である「蜆塚遺跡(しじみづかいせき)」に隣接しています。蜆塚遺跡にちなんで、原始時代から近代までの歴史を感じられるような展示をしているのが特徴です。展示物の目玉にあたるのは「巨大なナウマンゾウの骨格標本」です。間近で見るナウマンゾウの姿はとても迫力があり、子供だけでなく大人もその大きさに驚かされるでしょう。なぜ、浜松市博物館にナウマンゾウの骨格標本があるかというと、浜松市西区佐浜町でナウマンゾウの骨が発見された過去があるからです。発見されたナウマンゾウの骨はかつて日本がユーラシア大陸とつながっていたことを示す重要な資料となっています。
浜松市博物館には、そのほかにも隣接する蜆塚遺跡に関連する展示物も多いです。館内には実物の貝塚の一部が展示されています。地元の歴史を知るうえでとても勉強になる施設なので、静岡県民であれば訪れておきたいスポットだと言えるでしょう。浜松市博物館では常設の展示物以外にも、楽しめるイベントを開催していることがあります。歴史を知ってもらうというコンセプトに沿ったイベントが多いです。たとえば、夏休みシーズンに開催される「夏休みむかし体験館」や昭和の雰囲気を体感できる「昭和レトロ博物館」などがあります。子ども向けのイベントもありますが、カップルで体験できるイベントもあるので、デートするときは事前に確認してから訪れるとよいでしょう。
浜松市博物館をデートで訪れるときは、隣接する蜆塚遺跡も訪れるとよいでしょう。蜆塚遺跡は縄文時代後期~晩期にかけての村の跡です。蜆塚公園として整備されていますが、園内にはいくつかの復元家屋が点在しており、かつての人々の暮らしを垣間見ることができます。蜆塚遺跡では、浜松市博物館と同様に夏休みやゴールデンウイークなどの長期休みを利用してイベントや体験講座が開催されているので、カップルで楽しんでみるのもよいでしょう。ただし、一番のおすすめシーズンは春の桜が開花する時期です。蜆塚公園は地元住民の間でお花見スポットとして有名で、シーズン中は多くの花見客で賑わいます。
浜松市博物館の中には自販機や冷水器といった設備はありますが、飲食禁止です。そのため、午前中に館内を見て回ったあとに、蜆塚公園でお弁当を食べながら花見をするというデートプランがおすすめです。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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