長野市立博物館
高速道路の長野インターチェンジから程近い場所には、戦国武将の武田信玄と上杉謙信が激しい合戦を繰り広げた「川中島の戦い」の舞台として有名な「川中島古戦場史跡公園」があります。春には桜の名所としてソメイヨシノが咲き誇り、秋には規模の大きな花火大会も行われ、年間を通してデートの穴場スポットとして知られています。普段は地域住民の憩いの場としての役割も担っています。
昔ながらの茅葺き屋根を持つ「あずまや」がある公園内を、池の周囲の桜並木沿いにのんびり歩くと、長野市立博物館が現れます。この博物館では、長野盆地や善光寺について学べる常設展示だけでなく、時期によって入れ替わる特別展示も興味を引きます。長野の民俗や歴史、そして自然と人との繋がりが全体のコンセプトとなっています。
世代を問わず一番人気なのは、球体のドームの中で満点の星空に癒やされるプラネタリウムです。カップルで眺めれば、昼間からロマンチックな気分になれそうです。
エントランスホールを抜け受付へ進むと、オリジナルミュージアムグッズや、長野市立博物館の出版物が販売されています。中でもクリアファイルセット(上杉謙信と武田信玄、真田信之と真田幸村、川中島合戦錦絵の3種類)は、珍しい図柄で見た目も粋なので、お土産にしても喜ばれます。
常設展示室は1階と2階に分かれており、長野の原型である「信濃国」が出来るまでの過程や、そこに暮らす人々の争い、祈り、祭りなど文化的、宗教的な側面を交えながら、長野市について理解を深めることができます。この常設展示室では毎年秋に、長野市最古の仏像であり国の重要文化財にも指定されている「銅造観音菩薩立像」が特別公開されます。白鳳期(7世紀後半)の小金銅仏で、子供の面影を残すその穏やかな姿は一見の価値ありです。
長野市立博物館では、様々な展示だけでなく「手仕事のじかん」と呼ばれるワークショップも随時催されています。「むかしの暮らしや手仕事をいまの暮らしに取り入れるちょっとしたきっかけ」をテーマに、大抵は1人500円以下の安価な材料費で、手を動かしながら充実した時間を過ごせます。一例として、長野市戸隠から採取した天然の苔と石を、ガラス容器の中でデコレーションした「苔テラリウム」があります。自分の作品を部屋に飾れば、また別の楽しみ方ができます。
館内プラネタリウムでは基本的に、土日祝と長期休暇期間限定で投影が行われています。カップルにおすすめなのは、音楽とプラネタリウムの融合を実現させた「リラックスプラネタリウム」(投影時間40分間)です。星空の解説をナレーションで流す代わりに、月替わりでチョイスした心地よい音楽をかけています。知名度の高い曲ばかりを選んでくれるのが嬉しいポイントです。。星空のもと、2人でゆったりした気分に浸りましょう。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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