こまつの杜
こまつの杜は石川県小松市にある建設機械や産業に関連した施設です。建設機械や産業機械のメーカーとして世界的にも知られているコマツ(小松製作所)は小松市で誕生しています。 しかしその後、本社自体は東京に移転し、小松駅東側にあった工場も2010年に閉鎖になったのです。 工場の跡地は創立90周年を記念し、2011年5月13日に「こまつの杜」として整備されました。 現在では地元の小学校と連携して理科教室や食育などの活動を行っているほか、地域の活性や定年世代の参画にも貢献しています。
こまつの杜でまず目を引くのは屋外に展示されている世界最大級のダンプトラック「930E」です。小学生ならば7400人以上乗っても大丈夫なほどで、実際にチリで使われていました。 このダンプトラック930Eには試乗することもできます。タイヤだけでも外径4mもあることに加え、2階建ての建物を超える高さを誇っているため、子どもでなくてもその大きさに驚くはずです。 ほかにも、実際に戦闘地域で活躍している対人地雷除去機やかつて使われていた重機なども展示されており、勉強になることも多くあります。
敷地内にはコマツの旧本社の建物を再現したわくわくコマツ館と、加賀の木材を用いて造られたわくわくコマツ2号館があり、展示施設や体験施設として利用されています。 建設機械に関する歴史の展示や仕組みを学べるコーナーがあるほか、実際にさまざまな建設機械がどのようにして使われているかを模型で表したジオラマが見どころのひとつです。 見るだけではなく、触って楽しみながら学べる展示も多く、機械好きや理科好きカップルならばデートとして訪れても楽しめることが多くあります。
こまつの杜はJR小松駅のすぐ東にあり、東口から徒歩1分で着くことができます。また、360号沿いに立地して国道専用の駐車場もあり、電車でも自家用車でもアクセスしやすい立地です。 それでいて、こまつの杜の敷地内には地元加賀の自然を再現した「げんき里山」も整備されています。桜並木の道では春になると桜が咲き誇る風景を見ることができるでしょう。
田んぼと畑のゾーンもあり、地元の子どもたちやOBたちの手によって花やもち米、サツマイモなどの作物が植えられています。 里山ゾーンでは四季折々の花や木々を見ることができ、夏になると蛍も飛び交うスポットです。小川ゾーンでも多彩な昆虫や鳥などの生物、植物などが見られます。 「しばふの広場」では休憩をとったり、お弁当と食べたりすることもできるため、こまつの杜は施設内の展示を見て体験する以外にもゆっくり散策できるでしょう。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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