仙台市博物館
杜の都として名高い仙台市。その由来は、今から約400年前、仙台藩祖伊達政宗公が飢饉に備えて家臣たちの屋敷に果樹などの植樹を奨励したことに始まります。青葉山から城下町の屋敷林へと、翠緑の樹林が続く景観は、明治時代に鉄道が仙台まで延びたことで全国的に有名になり、いつしか仙台は「杜の都」と呼ばれるようになりました。青葉山公園の園内にある仙台市博物館の周辺にも、春は博物館前の桜並木、夏には街路樹の緑など美しく彩りを添える豊かな自然が広がっています。
仙台市博物館は、1961年(昭和36年)に、伊達家が仙台市に寄贈した文化財約8,000点を保存・展示する目的で建設されました。ユネスコ記憶遺産に登録された国宝「支倉常長像」をはじめ、畳26畳分もある「奥州仙台領国絵図」、黒漆塗りの五枚銅に金箔が施された月形の前立てが映える「黒漆五枚胴具足伊達政宗所用」など、仙台の歴史や文化に関する資料が多数展示されている他、市史講座も定期的に行われています。
仙台市博物館には戦国武将の中でも特に人気がある伊達政宗公ゆかりの品々が多いので、歴史好きの彼氏または彼女であれば展示物を見学するだけでも十分に楽しめます。春には約480本の桜が咲き誇る桜の名所としても有名で、博物館を訪れるついでにお花見をするのもいいでしょう。2階のレストラン「三の丸」では、広大な青葉山公園の景色を眺めながら食事が出来ます。レストランを出てすぐのところにあるミュージアムショップでは、ハンカチやクリアファイルといった仙台市博物館オリジナルグッズの他、こけしや玉虫塗の食器など仙台の伝統工芸品も販売しています。デートの思い出にカップルでお揃いの伝統工芸品を贈りあうのも素敵です。
仙台城(青葉城)三の丸跡に建設された仙台市博物館の館庭では、四季折々の自然が楽しめる他、伊達政宗の胸像や青年時代を仙台で過ごした中国文学の父・魯迅の碑など彫刻や記念碑がところどころに設置されています。博物館を見学した後に館庭を散策してみると、また新しい発見があるでしょう。博物館から車で5分ほどのところにある青葉城本丸会館の敷地内には伊達政宗騎馬像や仙台市内を一望できるビューポイントがあり、夜には美しい夜景観賞スポットとしてカップルにも人気です。
歴史や美術に興味があれば、恋人として付き合い始めたばかりのカップルであっても、仙台市博物館は魅力的なデートスポットです。仙台市博物館に展示されている絵画や武具、書状など伊達家ゆかりの品々は知的好奇心を刺激し、カップルの会話も弾みます。付き合い始めたばかりのカップルは、まだお互いの考えや趣味についてあまり知りませんが、このように共通の話題を通じて理解を深め、距離を縮めることが出来ます。市街地からは少し離れた静かな場所なので、騒がしい場所をあまり好まないカップルも、穏やかな大人のデートを楽しむことができます。ある程度仲が進展したカップルの場合、デートもマンネリ化しやすいですが、仙台市博物館の周辺は季節ごとに景色が大きく移り変わるため、カップルが新鮮な気持ちでデートに臨めるのも良いところです。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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