好きな人に話しかけられないなんてもったいない！声をかけやすくするには？

1. 好きな人に話しかけられないのはなぜ？

好きな人だけに話しかけられないときは、何かしらの原因が考えられます。主な原因としてあげられるのが次の6つです。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

1-1 相手を意識しすぎて限界まで緊張してしまう

好きな人に話しかけられないときは、相手を意識しすぎているケースが考えられます。緊張が過度に高まるため、話しかけられなくなってしまうのです。何かしらのきっかけで相手に抱いている好意を意識したときに起こりやすいでしょう。例えば、相手から不意に優しくされた、ふとしたときに見せる笑顔が素敵だったなどがあげられます。話しかけられない主な原因は、自分を良く見せたいと思ってしまうことです。どんな話をすれば好かれるか、こんな話をすると嫌われるかなどと考えているうちに、正解がわからなくなり会話のハードルが高くなってしまいます。最終的に、頭の中が真っ白になって話しかけられなくなってしまうのです。好きな人に話しかけられない人でも、特別な好意を抱いていない人には普通に話しかけられるでしょう。両者の違いは、相手に良く思われたいと思っているかどうかだけです。

1-2 相手の反応を想像して不安になった

勇気をもって話しかけても相手にそっけなくされたらどうしようなどと思ってしまうことも、話かけられない原因の1つです。相手の反応を気にしてしまう理由は、失敗したくないと考えてしまうからでしょう。このように考えた時点で、失敗したときの光景が浮かんでしまいます。不安を抱えていると、よい反応よりも悪い反応のほうが浮かびやすいものです。失敗を強く意識すると、多くの人は話しかける勇気を失います。このときにネガティブな反応をされるくらいなら話しかけないほうがよいなどと考えてしまう人は少なくありません。

1-3 よいタイミングをつかめない

「今」というタイミングを見つけられないことも話かけられない原因です。例えば、好きな人の手が空いたときを待っているのに、いつまで経っても忙しそうにしているなどがあてはまります。「話しかけると迷惑をかけてしまうのでは」と悩んでいるうちに、話しかけるタイミングを失ってしまいます。あるいは、好きな人が1人になるタイミングを待っているのに、周りにいつも誰かがいる場合も考えられるでしょう。相手が1人にならないと、話しかけるのを諦めることになってしまいます。

いずれのケースも、話しかけるタイミングについて深く考えすぎているのが話かけられない理由です。単なる友人であれば、相手の都合や周囲の状況を気にせず話しかける人が多いでしょう。自分にとってよいタイミングと相手にとってよいタイミングは異なる場合がほとんどです。タイミングを選びすぎると、いつまで経っても話しかけられなくなってしまいます。

1-4 好きな人との接点がない

自分と好きな人の間に接点がない場合も話しかけることは難しくなります。会話のきっかけになる共通点を見いだせないからです。したがって、好きな人を目の前にしても、何を話せばよいかわかりません。もちろん、相手が自分を認識していないケースも考えられます。いきなり話しかけると不審に思われる可能性があるため、会話のハードルは高くなってしまいます。警戒心を与えず話しかけたいものの、よい方法が思い浮かばず諦めてしまうことは少なくありません。

好きな人との接点が少ないケースとして、同じ会社の他部署に勤務している相手があげられます。存在は認識していても、性格や趣味はわからないため話しかけにくいでしょう。あるいは、通勤電車で一緒になる相手や行きつけのカフェでよく見かける相手も接点が少ないケースです。これらのケースは、自分の存在すら認識していない可能性があるため、会話のハードルは非常に高く感じるでしょう。

1-5 好きな気持ちを相手に気づかれるのが怖い

好きな人に自分の気持ちを知られたくないと考えていると話しかけにくくなります。話の内容やしぐさから、気持ちを知られてしまうのではと考えてしまうのです。気持ちを知られたくない主な理由は、バレると相手に嫌われる、避けられるなどと思っているからです。相手を高嶺の花と考えている人に多い理由と言えます。このような考えに陥ると、最悪の結果を招く恐れがあるため気軽に話しかけられません。重要なポイントは、実際に嫌われる、あるいは避けられると決まっていないということです。自分の思い込みで行動を制限しています。

1-6 過去の失敗がトラウマになっている

過去の経験が足かせになって好きな人に話しかけられないケースもあります。例えば、勇気をもって話しかけたのに気づいてもらえなかったなどがあげられます。このような経験をしていると「今回も無視されて傷つくのでは」と考えて、気軽に話しかけられなくなるでしょう。あるいは、好きな人に話しかけたものの、緊張で会話がもたず気まずい空気になった経験も足かせになり得ます。前回と同じく、相手に気まずい思いをさせたらしたらどうしようと考えてしまうからです。ポイントなのは、実際に相手がどう感じていたかに関わらず、本人が失敗したと思い込んでいることです。このような経験などをしていると、話しかけても嫌な思いをするだけと考えてしまうため、会話のハードルは高くなります。単なる会話が勇気を要する行為になってしまうのです。

2. 好きな人に話しかけられるようになるためにすることは？

好きな人に話しかけられない現状を改善するには、どうすればよいのでしょうか。ここからは、好きな人に話しかけるための対策を紹介します。

2-1 まずは挨拶を交わせる仲を目指す

好きな人に話しかけるため、まずは挨拶を交わせる関係を目指します。相手が自分を認識していない状態で話しかけても、警戒心を与えてしまうだけだからです。挨拶の強みは、それほど面識がない状態で行っても嫌な気持ちになる人が少ない点です。どのような相手であっても、取り入れやすい対策と言えます。簡単な挨拶を繰り返すだけで、顔見知りの状態まで関係を深められる点もメリットです。顔を合わせるたびに挨拶を繰り返せば、相手から挨拶をしてくれるようになる可能性も考えられます。挨拶を自然に交わせるようになったら、挨拶の後に一言を加えてみるとよいでしょう。例えば、「おはようございます。今日は天気がとてもよいですね」「こんにちは。お昼ご飯ですか？」などです。顔見知りになっていれば、他愛もない一言が会話のきっかけになります。

2-2 友だちだと思って接する

相手に対する認識を変えることも有効な対策です。具体的には、相手を好きな人ではなく単なる友達だと思って接するように心がけます。特別な存在から普通の存在に認識を改めると緊張せずに話せるようになるでしょう。単なる友達だと「上手く話さなければならない」「嫌われたらどうしよう」などとあまり考えないからです。とはいえ、認識の変更は難しいものです。好きな人だと意識してしまう人は、自分を飾らないようにするとよいでしょう。ありのままの自分をさらけ出すことで、相手への認識と相手との関係を変えられます。また、どうしても意識してしまう場合は、笑顔を心がけるとよいかもしれません。笑顔でいると緊張がほぐれるうえ会話の雰囲気がよくなるため、相手から話しかけられやすくなるでしょう。

2-3 メールやLINEのやり取りから始める

話しかける前に、メールやLINEで関係を深めておくことも1つの方法です。仲良くなってからメールやLINEでやり取りするものと思いがちですが、これらが先であっても問題はありません。メールやLINEには直接的な会話と異なるメリットがあります。好きな人に話しかけられない人におすすめの方法です。具体的には、顔を合わせなくてよいので緊張せずにやり取りできます。内容を考えてから送信できる点もメリットです。「あんなことを言わなければよかった」などの失敗を防ぎやすくなります。メールやLINEのやり取りを通してお互いのことを知れる点も魅力です。例えば、「映画は○○が好き」などのように趣味をリサーチしておくと、直接話しかけるときのきっかけづくりにもなります。

2-4 グループトークに入って距離を縮める

1対1でやり取りすると緊張してしまう人は、グループトークで距離を縮めてみてはいかがでしょうか。グループの会話の流れがあるため、1対1よりも話しかけやすいはずです。たくさんいる仲間の1人として関係を深められます。自分では聞きにくい内容を、仲間が聞いてくれる点も見逃せないポイントです。グループトークに参加しているだけで、好きな人の趣味、恋人の有無などを把握できることもあります。仲間が聞いてくれない場合は、好きな人に聞きたい内容をグループ全体に問いかけて反応を探ることもできます。上手に活用すれば、好きな人との距離を一気に縮められるでしょう。

2-5 ムリして目を見ようとしない

好きな人に話しかけるため、あるいは好きな人から話しかけられるために、無理に視線を合わせることはおすすめできません。好きな人と視線を合わせると、緊張が高まってしまうからです。視線を合わせなければ、落ちついて話しやすくなります。とはいえ、伏し目がちにしていると、不誠実な印象を与えてしまう恐れがあります。そこでおすすめなのが、目ではなく眉間あたりを見て話すことです。相手からすると視線が合っているように見えるため誠実な印象を与えられます。もちろん、目を見ているときよりも緊張は抑えやすくなります。あるいは、鼻先や口元を見たり、視線を時々外したりしてもよいでしょう。恥ずかしがっているように見えるため、相手に好意を伝えられます。

意識しすぎないことが大事

好きな人に話しかけられない主な理由は、特別な存在と意識しすぎることです。失敗できないと感じられるため、緊張で自分らしく振舞えなくなります。好きな人との会話が苦手な人は、パートナーエージェントに登録して自然に会話できる状態から相手探しをスタートしてみてはいかがでしょうか。自分に合っている素敵な相手をきっと見つけられるはずです。