caの婚活は意外と大変！結婚相談所の活用でチャンスは広がる？

1. caが婚活で苦労する理由

まずは、そもそもなぜcaは婚活に苦労するのか、その主な理由を6つ紹介します。

1-1　結婚相手としてcaを求める男性が減っている

caというと、かつては男性が結婚相手にしたい職業ランキングで安定的に上位に挙がる職業でした。caは外国語も堪能な才色兼備なおかつ容姿端麗で、知性と美貌を併せ持つ女性が多かったからです。さらに、ドラマなどで見る華やかな印象や、機内でサービスを提供する姿から感じるおもてなしの意識の高さも、より一層男性の憧れの気持ちを高めていました。しかし、テレビなどを通し、結婚相手としてデメリットとなるcaの部分も知られるようになったことで、caを妻に求める男性は減少傾向にあります。

たとえば、caは過酷な環境のなかで立ち仕事が多い肉体労働の職業です。フライトの関係で早朝に出勤したり、帰宅が夜遅くなったりすることも多くあります。国際線のcaであれば月の半分以上を留守にすることも少なくありません。caを妻にすれば、もてなしてもらえると期待していた男性が、実際には自分が育児や家事を手伝って妻をサポートしなければならならない現実に気付くと、結婚相手として憧れる気持ちが冷めてしまう場合もあります。また、caは注目の高い職業に就きプライベートも華やかに過ごす人も少なくありません。男性にとっては、その華やかさが魅力に感じる反面、結婚相手としては難しいと考え始める人も出てきています。華やかさは恋愛では魅力となりますが、結婚相手には必要ないと感じる人もいるからです。そもそも華やかな職業に就いているような女性は自分とは釣り合わないと最初から避けてしまう男性も一定数いて、全体的にみると、結婚相手にcaを求める男性の割合は減っている状況です。

1-2　caという職業に執着する男性がいる

結婚相手としてcaは男性からの人気が低下しているとはいえ、caに憧れる男性はまだ多くいます。ただし、caへの憧れを持ち続けている男性は、「caとしてのおもてなしを自分も受けたい」「caの制服姿が見たい」といったcaという職業への執着を持っている人が多い傾向です。caという職業に就いていることに意味を感じている男性は、相手を1人の女性として見ない可能性が高く、結婚後も生活をともにする女性としてではなく、その男性がイメージするcaらしい振る舞いを常に女性に求めます。プライベートは仕事と切り分けたい女性にとって、仕事以外の時間もcaらしさを求められることは苦痛に感じるものです。特に、心身への負担も大きい肉体労働を行うcaにとって、身体を休めたり、精神的な疲れを癒したりできる休日は貴重な時間であることでしょう。

さらに、caという職業に執着する男性は、caを妻にすることをステイタスと感じる人も多く、そのような男性は休日などでも知人と会うと妻にcaらしく振る舞うように求めてきます。家でも希少なプライベートの時間でもcaとして過ごさなければならない結婚は女性にとってつらいものです。caという職業に執着する男性とでは結婚に対する価値観に差がありすぎるため、結局は結婚に至ることは難しくなります。

1-3　結婚を考え始めたころにはアラサー

caの仕事をしていると現実的に結婚を考える時期が遅くなりやすいのも、caの婚活を難しくしている理由です。航空会社の雇用形態は時代とともに変化し、多くの航空会社ではすぐに正社員として採用することがなくなりました。入社後3年間は契約社員として採用するケースが多いため、大学を卒業後すぐにcaとして就職できた場合でも、正社員として採用されるのは25歳前後です。さらに、その後も経験を積み、一人前として働けるようになる頃には30歳近くになっています。初婚で子どもが欲しいと考えて考えている男性は20代の相手を求めることが多いため、いずれ結婚を考えているなら、早くに、自身が子どもを持ちたいかどうかを考えておくことが必要です。考えた結果、子どもが欲しいと思ったら、少しでも若いときに婚活を始めなければなりません。

20代の頃は、男性から声をかけられることも多く気持ちに余裕があったり、仕事に力を入れたいと思ったりすることもあるでしょう。プロポーズを受けても、「一人前になるまでは仕事を辞めたくない」「努力の末にやっとなれた仕事は結婚後も続けたい」と考えると、断ってしまいやすいものです。実際にcaは誰でも簡単に就ける仕事ではありません。努力の末にやっとのことで就いた憧れの仕事を簡単にやめたくないという気持ちは当然です。しかし、仕事を一番に考えすぎて30歳を過ぎてしまうと、結婚相手は見つかりにくくなる現実も知っておきましょう。

1-4　仕事を続けるには男性の協力が不可欠

先でも説明したとおり、caは仕事の都合上、早朝出勤をしたり夜遅く帰宅したりすることも少なくありません。フライトの行先によっては宿泊することもあります。また、産休は一般的な会社員の女性と比べて長く取りやすいものの、ブランクが長くなるほど出産前の生活に戻ることに苦労することが通常です。育休を空けて職場に復帰すると産休前の勤務を求められることが一般的ですが、育休が明けても子どもはまだ小さく、国際線の乗務のように家を空ける時間が長い仕事をするには家族の協力が不可欠となります。caの仕事を結婚後も続けたい場合には、乗務で家を留守にする間の子育てを誰が行うかは大きな課題です。

結婚相手が時間の融通がきく人であれば協力を求めることもできるでしょう。しかし、相手も忙しい仕事をしている場合には家事や子育てをこなせなくなり、結婚生活を成り立たせることが難しくなる可能性もあります。そのため、結婚をする際に、男性側から、家族との時間を優先にできるように退職を求められるcaは少なくありません。しかし、女性に仕事を辞めたくないという思いが強くある場合には結婚を諦めざるを得ず、結果として結婚のタイミングを逃してしまう場合もあります。

1-5　結婚相手に対する理想が高い傾向がある

caは結婚相手に一般の人よりも高い理想を持っている人が多い傾向です。容姿や学歴、収入などあらゆる点について過度に高いレベルを求める人もいます。国際線に乗務するcaなどは仕事で利用するホテルやレストランのレベルが高いことが通常です。交際相手と普段行くホテルやレストランなども、その高いレベルを基準に選んでしまうことが多く、ハイレベルのホテルやレストランなどでもためらわずに行けるような男性を求めやすくなります。また、caのなかには仕事のときもプライベートのときもスペックの高い男性と知り合う機会が多い人もいて、周囲のハイスペックな男性を基準に結婚相手を探すことで理想が高くなり、婚活に苦労するケースも少なくありません。さらに、理想通りのハイスペックな人と交際したり結婚したりしたca仲間にライバル心を抱き、同じcaとして負けたくないと、同レベル以上の男性を探すことにこだわる人もいます。

このように、結婚相手に対してむやみに高い理想を持ってしまっているcaもいますが、多くのcaは経済力の高さなどばかり求めるのではなく、家庭や自分を支えてくれる男性を理想の結婚相手として考えています。しかし、家庭や自分を支えてくれる男性も、経済力の高さなどとは別の意味で理想が高く、結局は理想どおりの結婚相手を見つけることは難しいのが現実です。

1-6　一緒にいられる時間が短い

caは休みが不定期で生活パターンが定まっていません。知人からの紹介や婚活パーティーなどを通して男性と知り合うことができ、その男性の休みが土日休みなど一定であっても、女性側の仕事のスケジュールが明確ではないため、次に会う約束が取れない場合があります。また、交際まで無事に進んでも、仕事で早朝勤務や夜遅い帰宅が多いcaは男性と長時間一緒にいられません。caの交際は相手の理解なしに発展することは難しく、会う時間を大切にしてほしいと望む男性とは交際が続かなくなります。これは、交際中のみならず、結婚後も同じです。女性がcaを続けると、夫婦で一緒に過ごせる時間は少なくなります。caを続けたい女性と、いつも家にいてくれる女性を求める男性とは結婚に対する考え方が合わず、結局、結婚に行きつかないケースも少なくありません。

2. caの婚活に結婚相談所が向いている3つの理由

ここまでで紹介したようなさまざまな理由からなかなか結婚まで至らないcaは結婚相談所を利用するのも方法です。ここでは、caの婚活に結婚相談所が向いている理由を3つ紹介します。

2-1　限られた時間でも効率よく婚活できる

仕事で婚活のための時間が取りにくいcaにとって、効率的に婚活できる結婚相談所は魅力です。そもそも結婚相談所は、プロフィール写真や自己PR、そのほか本人から開示されている条件を見て、実際に会ってみたいと思った人がいたらお見合いを申し込むシステムになっています。最初の段階で条件を確認できるため、条件が合わなければ無駄にお見合いをする必要がありません。不要なお見合いをしないためには自分の希望を理解してもらえるようにプロフィールを慎重に書くことが求められますが、しっかり条件を提示しておけば、条件に合わない人を会う前にお互い候補から外せます。caを続けたい場合には、「仕事に理解のある人が希望」「夜勤や宿泊もある仕事のため、頻繁に会えないことも理解してくれる人を希望」などのように、素直に希望をプロフィールに明記しておくこが大切です。正直な希望を明記しておくことで、自分の希望を受け入れてくれる人とだけお見合いをすることができます。

当然、条件を詳細に出すと結婚相手の候補者が絞られてしまうリスクはあります。しかし、お見合いを進めてから条件を確認し、相手がその条件を了承できなかった場合には、再度一から相手探しを行わなければなりません。厳しいと思われる条件でも自分にとって大事な条件であれば最初から提示しておいたほうが、忙しい生活のなかで効率よく婚活ができます。

2-2　求める条件に合った相手とだけ会える

結婚は、そもそも結婚願望を持つ人同士が出会わなければ始まりません。結婚相談所は真剣に結婚を考えている人が利用する場所です。結婚相談所を利用すれば、結婚に向けて積極的に交際を進めたいと考えている結婚願望の強い人と出会えるため、結婚を実現しやすくなります。また、プロフィールに条件を書いて、お見合い前に相手に確認してもらえるため、自分が求める条件に合った人とだけ会える点も魅力です。

結婚相談所のなかには、男性は士業や経営者などのハイスペックな人のみ、女性はcaのみといったように入会条件を設定しているところもあります。ハイスペックな人を集めている結婚相談所を利用すれば、理想が高いcaでも条件に合う相手を見つけやすくなるでしょう。対して、ca向けのプランがあったり、caであることを入会条件に掲げている結婚相談所に入れば、caの仕事や結婚後の希望なども理解を得やすくなります。ただし、caの会員に力を入れている結婚相談所は入会者にcaが集まりやすく、ライバルが増える可能性が高まるため注意が必要です。一方で、caの会員が多いことで、職業に対する特別感がなくなり、1人の女性として結婚相手に向いているかどうかを男性から判断してもらいやすくはなります。

2-3　コンシェルジュのサポートでスムーズに婚活できる

コンシェルジュがいる結婚相談所に入会すれば、婚活をスムーズに進められます。結婚相談所のコンシェルジュは婚活に関するさまざまなサポートを提供します。婚活について身近に相談できる相手がいない人や婚活に不安がある人にとっては頼りになる存在となります。各会員に専任のコンシェルジュを付けるところでは、プロフィール作りやお見合いのスケジュール調整、場所選びなどについて、サポートのみならず、代わりにやってくれるところも少なくありません。相手探しの時間も十分に取れない場合には、結婚相手の条件などを伝えておくと条件にあう相手を代わりに探して紹介してくれるため、仕事が忙しいcaでも婚活を進めやすくなります。さらに、婚活が思うように進まないときには、その原因を一緒に探り、プロの視点からのアドバイスも行うため、自己流で動いて婚活を滞らせることもなく効率的に進められる点も魅力です。

結婚相談所のサポートを活用して結婚に結び付けよう

caは仕事で忙しく婚活に十分な時間を割くことができないケースもあるでしょう。また、結婚後も仕事を続けたい場合、理解を得られる男性を見つけることに苦労する場合もあります。そのような際には結婚相談所の利用がおすすめです。結婚相談所のサポートを上手に活用し、限られた時間を有効に使って効率的に理想の結婚を目指しましょう。効率的な結婚を目指すなら、ぜひ一度パートナーエージェントへお問い合わせください。