宮崎県の自治体・行政の婚活支援サービスはどんなもの?
【その1】独自の「婚活PDCA」で、高い確実性を実現
1年以内の交際率「93%」、1年以内の成婚率「65%」。
年間で30万件以上の出会いの機会が生まれています。
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「おっとりしていて穏やか」というイメージ通り、宮崎県民は男女ともにのんびりした性格の人が多いといわれています。また、宮崎女性はしっかり者が多い傾向があるので「甘えさせてくれる男性」よりも「甘えてくれる男性」を好むようです。対して宮崎男性は、おっとりとした優しい性格のなかにも、九州男児的な気質も兼ね備えています。ここでは、宮崎県で行政や自治体によって行われている婚活支援サービスを紹介します。
1.宮崎県の行政、自治体が提供している婚活支援サービスをピックアップ
婚活といえば、婚活アプリや婚活サイト、そして婚活パーティーなどが有名です。しかし、各都道府県の行政や自治体もまた、それぞれの特色を前面に出した婚活支援サービスを行っているのです。ここでは、宮崎県で行政・自治体が行っている婚活支援サービスを紹介していきましょう。
1-1.えんむすびみやざき
宮崎県に暮らす男女の結婚や縁結びのサポートを行っているポータルサイトです。宮崎県内で行われるさまざまな自治体主体でのイベントを紹介しており、宮崎県内26市町村の婚活イベントを一気にチェックできます。また、自然、歴史、グルメ・お酒・お土産、そのほかの4カテゴリーから各種のデートスポットを調べられるので便利です。公式サイトには、ひとこと掲示板もあるので、ユーザー同士で交流することもできます。えんむすびみやざきでは、以下のような婚活イベントが紹介されています。
1-1-1.【都城市婚活支援事業】出逢えるアリーナ読書会
都城市で開催されている、読書を通して出会いの場を設けようというイベントです。参加者はお互いおすすめの本を持ち寄って読み合い、交流を深めます。読書という共通の趣味がある人たちが集まるイベントなので、より親しくなれるパートナーが見つけられるでしょう。また、同じ本を好きな人が見つかれば、一気に関係を深められるかもしれません。イベントは全2回構成となっており、第1回ではおすすめの本に関する情報のシェアがメインとなっています。自分の好きな本をほかの参加者に紹介することで、プレゼンテーション力やコミュニケーション力を身につけることが目的です。また、仕事や恋愛で役に立つ人間関係についての講座も行います。
2回目は、おすすめの本の紹介がメインです。自己PRが苦手であっても、自分が好きな本のことなら初対面の相手にも話しやすいでしょう。また、一冊の本を複数人でシェアすることで、短時間でたくさんの本やストーリーと出会うことができるというメリットもあります。イベントでは、読書だけでなく印象評論家によるスマイルトレーニングも受講可能です。本イベントは継続して参加し、交流を深めていくことを目的としているので、2回とも参加できることが望ましいです。募集年齢は25~39歳となっています。イベントの公式サイトには、イベント情報以外にも、婚活に役立つおすすめの本が掲載されているのでチェックしてみましょう。イベントに参加したあとは、ほかの人たちのためにおすすめの本の情報を投稿することもできます。
1-1-2.「婚活情報メール配信サービス」に登録しませんか
効果的に婚活を進めるには、情報収集も大切です。都城市の「婚活情報メール配信サービス」は、市内の婚活事業団体が開催している婚活イベントの情報をいち早く受け取ることができるサービスです。インターネット、もしくは申込用紙から手軽に申し込みができ、さまざまな情報に素早くアクセスできます。婚活パーティーなどのイベント情報だけでなく、都城市内婚活事業者16団体とも連携しているので、市内のたくさんのイベント情報をいち早くキャッチすることができます。イベントについては、そのまま申し込みもできるのでとても便利なうえに、利用料は無料となっています。登録には年齢・性別の制限もないので、誰でも気軽に登録できるのも大きなメリットだと言えるでしょう。
1-1-3.延岡市「みやざき結婚サポートセンター」等入会登録補助金
婚活の主な手段としては結婚相談所がありますが、さまざまな結婚相談所に登録したり婚活パーティーに出席したりしていると、経済的に厳しくなるという状況も発生します。そこで、延岡市でそうした問題を解決するために設けられたのが、結婚相談所に入会を希望する人の入会登録料を一部補助するという「『みやざき結婚サポートセンター』等入会登録補助金」制度です。対象者は、宮崎県延岡市に住所を持ち、平成29年4月1日以降に該当の結婚相談所に登録を行う独身者となっています。補助額は入会登録料から消費税分を差し引いた額の半分で、5000円が上限額です。これまで経済的な理由で結婚相談所を利用した婚活が頻繁にできなかったという人には、ぜひ利用してもらいたい制度と言えるでしょう。
1-1-4.えびの市出会い創出事業補助金
さまざまなところで開催されている婚活イベントですが、やはり資金が潤沢でないエリアでは婚活イベントを頻繁に開催することができず、結果、そのエリアでの婚活が難しくなるおそれがあります。その点、宮崎県えびの市では「えびの市出会い創出事業補助金」という制度を設けて婚活を促進しています。市内に住所を持っていれば、法人や団体、そして個人でも補助申請が可能です。補助申請資格は、イベントの参加者が全員20歳以上、参加者総数10人以上、参加者の男女比に偏りがないこと、参加者のうち5人以上がえびの市在住であることの4つの条件をすべて満たしていることです。こうした制度に力を入れているかどうかからも、そのエリアが婚活に力を入れているかどうかがわかります。
1-1-5.諸塚村みちゆき推進事業
土地によっては、人口の減少・流出によって、若い世代が少なくなり、出会いの機会が少なくなっている場所もたくさんあります。そんなエリアのひとつである諸塚村は「諸塚村みちゆき推進事業」という制度を設けて、若い世代の出会いの場を作ろうとさまざまな形で努力しています。そのひとつが、民間で出会いの場を設けようとする人に対して補助金の交付を行う相談活動等補助金制度です。交付対象者は村内在住者で、補助金額は1人につき3000円となっています。また「みやざき結婚式サポートセンター」への登録料の補助も行っているのも見逃せません。通常登録料の1万800円のうち、5000円を補助してくれます。
1-2.みやざき結婚サポートセンター
「みやざき結婚サポートセンター」は、宮崎県内の結婚を希望している男女に出会いの機会を提供してくれるサービスです。登録資格は20歳以上で、結婚を真剣に考えている宮崎県在住の男女のほか、これから宮崎県への移住を考えている人も対象となっています。また、登録は本人以外でも両親や親族による代理登録も可能です。会員登録は、パソコンやスマートフォンから来所予約をして、県内3カ所のサポートセンターに必要書類を提出するか、入会申込書に直接記入してサポートセンターに提出してください。入会登録料は1万円+税となっています。
会員登録が完了したら、専用サイトのマイページから情報閲覧の予約をします。そして、予約した日時にセンターに向かい、パートナー情報を閲覧してください。気に入ったユーザーを見つけたら、お引き合わせの予約を行います。お引き合わせは一度に3件まで可能で、センターから第一希望から順番に申し込みを行います。相手からの返事は最長で1週間となっており、相手の承認がない場合は引き合わせがありません。承認があった場合は、センター所属の引き合わせサポーターの同席のうえで引き合わせを行います。
引き合わせの段階では、お互いの氏名や住所、電話番号は開示されません。引き合わせのあとに、縁結びサポーターによるお互いの意思確認が行われ、両者の交際意志が確認できた場合に、はじめてお互いの個人情報が開示されます。交際がスタートしたあとも、サポートセンターによるサポートは継続されます。2週間後、2か月後、半年後の間隔でサポーターによるフォローが行われ、Webやメールでも自由に連絡が可能です。交際をやめることになったときも、サポーターに連絡すればサポートセンターでのプロフィール開示が再開されます。結婚が決まった場合は、センターで退会手続きが行われるのでサポートセンターに連絡しましょう。また、その際にはセンターから記念品が贈られます。
1-3.縁活みやざき
「縁活みやざき」は、宮崎県福祉保健部こども政策局こども政策課公認・縁結び応援団に所属している婚活サービスです。宮崎県内の婚活パーティー情報やお見合い情報などを掲載しているので、宮崎市、延岡市、都城市、高原市の各市の婚活イベントを素早くチェックできます。各種婚活イベントはエリアだけでなく対象年齢、イベント内容も一目でわかるように掲示されているので、たくさんのイベントのなかから簡単に自分好みのイベントを見つけることができます。さらに、男女ごとの参加料金には早割も適用されるので、早く申し込みをすればするほどお得に婚活イベントに参加できるのです。
サイトに掲載されている婚活イベントも個性豊かなものばかりで、ボードゲームを楽しみながらパートナーを探すボドゲ交流会や、異なる職業の人たちばかりを集めた異業種交流会など、ユニークなイベントが楽しめます。また、縁活みやざきでは、1対1でのお見合いを支援するサービス「一期一縁」も利用可能です。入会金、月会費、成婚料はすべて無料で、なおかつ顔写真も必要ありません。申し込みフォームから生まれ年、職種、居住地域などの個人の特定が可能な情報以外の項目を入力して登録します。
登録後は、簡易プロフィールページが閲覧可能になるので、そこで気になる相手のプロフィールを確認しましょう。次に、お互いに承認が得られた場合は、お見合いの日程を調整します。お見合い当日はスタッフも同席しての紹介です。紹介が終わったらスタッフは席を離れ、30~40分の歓談タイムとなります。お見合いが終わったら、後ほどスタッフにお互いの印象を報告し、相性が合うようだったら連絡先の交換が行われます。
まとめ
婚活サービスにはさまざまなものがありますが、そのなかにはパートナーエージェントのような結婚相談所との連携によって行われている行政・自治体の婚活サービスもあります。そうした婚活サービスのなかには、婚活アプリやWebサービスにはない個性的な魅力を持ったイベントも多数あるでしょう。行政提供の婚活サービスも調べてみると、婚活により広がりを持たせることができます。
「最後の独身友達が結婚」「年齢的にもそろそろ」「親からのプレッシャーが…」等々、
様々なきっかけで始めた婚活も、現実にはすぐに結果を出すことは難しいもの。
婚活中の方もこれからの方も、様々なお悩みを感じながら結婚に向き合っています。
運任せの婚活では、時間もお金も労力もかかり、理想のパートナーにめぐり会えないことも。
より結婚の可能性を高める方法として今、結婚相談所を利用する人が増えています。