岐阜県の婚活支援サービスに注目！県や市町村の手厚い婚活支援事業とは？
【その１】独自の「婚活PDCA」で、高い確実性を実現
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岐阜県では、結婚を希望する方のために、自治体が主体となって出会いの場を提供する婚活支援を積極的に行っています。岐阜県全体で行う広域支援や各地方自治体独自に行うサービス、自治体が民間の結婚相談所に委託する場合など、さまざまな形で独身の男女を応援する体制が整っています。この記事では、岐阜県と地方自治体で行っている婚活支援サービスをピックアップして紹介します。
1.岐阜県「ぎふマリッジサポートセンター」
岐阜県では、独身者に向けた婚活イベントやセミナー、お見合いなど結婚に関する情報発信や、相談窓口となる「ぎふマリッジサポートセンター」をOKBふれあい会館内に設置し、幅広く婚活支援を行っています。ぎふマリッジサポートセンターを運営するのは、岐阜県健康福祉部 子ども・女性局子育て支援課です。県内の市町村などが運営する結婚相談所と連携してサービスを提供しており、県内の婚活支援サービスにおいて中心的な役割を担っています。岐阜県の結婚支援事業公式アカウントとしてTwitterやfacebookでも、募集中のイベントの案内や、おすすめデートスポットの紹介、休業日のお知らせなどの情報を随時発信しています。
結婚を希望する男女に、岐阜県内の登録企業や団体、各市町村、社会福祉協議会や商工会などの協力のもと、婚活イベントを実施して出会いの場を提供する事業が「ぎふ婚活サポートプロジェクト」です。略して「コンサポ・ぎふ」と呼ばれています。「コンサポ・ぎふ」では、各種婚活イベントの情報提供や参加申し込みなどを行っています。婚活イベントやセミナー情報などは誰でも無料で閲覧できますが、参加申込みの際は会員登録が必要です。
「コンサポ・ぎふ」は、大人数や少人数でのイベント形式で出会いの場を提供するサービスですが、そのほかに「おみサポ・ぎふ」という1対1でのお見合いをサポートしてもらえるサービスもあります。こちらも岐阜県が運営するお見合いサポート事業です。イベントだとうまく話せない、大規模のイベントは尻込みしてしまうという人でも、1対1のお見合い形式ならお互いの希望に近い相手を選んでじっくりと向き合うことができます。各自治体が連携する「ぎふ広域結婚相談事業支援ネットワーク」を利用し、各市町村を越えた広域でのサポートが可能ですから、出会いのチャンスが広がるでしょう。
1-1.羽島市「結婚相談所」
羽島市では、羽島市教育センター2階で結婚相談所を開設しています。こちらの結婚相談所は、市民の要望により昭和41年に設立されてから今まで、数多くの方に利用されてきたとのこと。年齢不問で初婚や再婚を問わず広く利用できます。相談日時は毎週日曜日（第3日曜日に限り前日の土曜日）、毎月第2・第4火曜日の午後1時から午後4時までです。午後3時半までに受付を済ませてください。年末年始、祝祭日、お盆は休みになることがあるため、事前に電話で確認することをおすすめします。登録の際は、申込手数料1000円（1年間有効）、全身写真、身分証明書が必要です。
利用の流れは、相談員が条件に合う相手を案内し、お互いが同意すればお見合いに進みます。相談所内で相談員立ち会いのもとお見合いをサポートします。相談所外では相談員は立ち会いません。お互いに交際の希望があれば、あとは本人同士の責任で交際を続けてもらうという流れになります。結婚が成立しても、結婚に至らず取り下げる場合も、必ず相談所に連絡してください。利用登録後1年を経過し、引き続き利用したいときは再登録が必要です。
羽島市竹鼻町226番地2羽島市教育センター2階（名鉄羽島市役所前駅下車すぐ、駐車場あり）
電話：058-391-6888
1-2.各務原市「結婚相談所」
各務原市の結婚相談所は「ぎふ広域結婚相談事業支援ネットワーク」に参画しています。各地方自治体の結婚相談所をネットワークで結び、より広い地域に住む多くの人との出会いを提供しています。利用登録をすれば、県内の登録会員の情報の一部を閲覧することが可能です。利用登録は、各務原市の結婚相談所で受け付けています。
持参するものは、利用登録に必要な印鑑、本人確認のための身分証明書です。4cm角の証明写真1枚、Lサイズの写真1枚も用意しておきましょう。登録料も手数料も一切不要です。登録は親御さんでなく本人の意思によるものであることとの記載があるため、なるべく本人自身で登録してください。利用可能日時は、毎週水曜日と土曜日の午前9時30分から午後3時まで（祝日と正午から午後1時の昼休みの時間帯を除く）。最終受付は午後2時30までです。
各務原市那加桜町2-186産業文化センター5階
電話：058-383-6212（相談所開催日時のみ。開催日時以外は、まちづくり推進課電話：058-383-1884まで）
1-3.山県市「マリッジサポートセンター」
山県市では少子化や晩婚化の支援事業の一環として「マリッジサポートセンター」を運営しています。山県市内に限らず「ぎふ広域結婚相談事業支援ネットーク」に参画することにより、結婚を希望する男女のために、運命の出会いを幅広くバックアップしています。「山県市マリッジサポートセンター」は、山県市在住、在勤の独身なら無料で登録できます。登録や相談、紹介、成婚など、利用にかかる費用は一切無料です。ただし、イベントやお見合い参加時の実費は自己負担になります。
利用登録をして気になる人が見つかったら、専門のアドバイザーがお見合いのセッティング、アドバイスなどを徹底的にサポートします。婚活のための各種セミナー、バーベキューやバスツアーなどのイベントなども実施しているほか、1対1の落ち着いたお見合いも可能です。
登録は、山県市在住・在勤の方、もしくは居住する意思がある方に限ります。対象年齢は20歳から49歳以下までとなっています。開設日時は、毎週金曜日の午前10時から13時まで、第1・第4日曜日、第3土曜日の10時から14時までです。平日の日中に行くことが難しい人のために、第2水曜日は19時から21時までの夜間の相談が可能です。いずれも、終了30分前には受付を済ませましょう。事前に電話やメールで予約してから行くとスムーズです。持参するものは、顔写真付きの身分証明書、印鑑、バストショットのLサイズの写真です。
山県市佐賀588-2高富中央公民館内
電話：0581-22-3354
E-Mail：yamagatakonkatsu@ccn.aitai.ne.jp
※電話やメールでの問い合わせは開設日時のみ対応可能
1-4.大垣市「かがやき婚活事業」
大垣市では「水都おおがき♡縁むすび」として、かがやき婚活事業に取り組んでいます。平成22年度に始まり、既に200組のカップルが誕生し、結婚へ進んだカップルもいます。過去のイベントは、ホテルでのカクテルパーティー、ボウリングパーティー、レストランパーティー、花火コン、クリスマスパーティーなどがありました。
イベント参加希望者は、ホームページの開催スケジュールから希望のイベントをクリックし、リンク先の「申し込む」ボタンから応募してください。または、参加申込書のPDFファイルをダウンロードし、申込書に記入して大垣市役所市民活動推進課に持参か郵送、またはFAXで申し込めます。イベント参加希望者多数の場合は、初めて申し込む方や1年以上参加していない方を優先して抽選するようです。
大垣市かがやきライフ推進部市民活動推進課2階
大垣市丸の内2丁目29番地
FAX：0584-81-7800
1-5.養老町「ようろう婚活支援WEB」
養老郡養老町では、ようろう婚活サポーターが結婚を希望する男女の婚活を、イベントやセミナー、お見合いなどで手厚くサポートしています。養老町に在住または在勤の独身で20歳以上の男女が婚活サポーター制度を利用できます。ただし、現在は町外に居住していても、将来的に結婚を機に養老町に住む意思のある人なら養老町の婚活支援を受けることが可能です。利用にかかる登録料などは一切不要です。利用には、利用同意書、利用登録申請書、独身証明書、写真の提出が必要となっています。
養老町役場子ども課
養老郡養老町高田798番地
電話：0584-32-5078
1-6.中津川市「ハッピーマリッジプロジェクト」
中津川市では、幸せな結婚につながるための婚活支援として「ハッピーマリッジプロジェクト」を推進しています。市の定住推進課が中心となり「マリッジコーディネーター（結婚相談員）」が希望の方との出会いをサポートする仕組みです。また「ハッピーマリッジサイト」として公共婚活サイトを立ち上げ、婚活パーティーや会員交流会などの情報をメールで配信。登録料や会費などは一切かからず無料で利用できます。登録は、中津川市のハッピーマリッジサイトにあるQRコードから行いましょう。
「マリッジコーディネーター（結婚相談員）」による「ハッピーマリッジサロン（結婚相談所）」の開設は、第1土曜日は中央公民館、第3土曜日は福岡公民館です。対象は、20歳以上の独身男女となっています。ただし、男性は中津川市に住んでいるか勤めている方、女性なら住所地に関係なくどなたでも利用可能です。平成24年から始めた婚活支援事業で、過去には、キャンプ場を貸し切って行われた「春恋第4弾！♪恋の炎をともしちゃお♪」、市民祭の開催に合わせて開催する「Festa de なかつがわバーベキュー婚活パーティー」、中津川市内の結婚式場で行う「クリスマスシーズンカップリングパーティー」などのイベントを企画しました。既に令和2年1月の時点で29組が成婚しているようです。
定住推進課
中津川市かやの木町2-1
電話番号：0573-66-1111（内線324・328・329）
1-7.瑞浪市「ふれ愛パーティー」
瑞浪市では、少子化、未婚化、晩婚化の対策として、結婚を希望する独身のすてきな出会いの場を提供する「ふれ愛パーティー」を主催し、婚活支援事業に取り組んでいます。場所は市内の人気レストランで、定期的に開催しています。参加人数は男女それぞれ15名ほどで、過去の成約数は多いときで5組のカップルが誕生しています。「ふれ愛パーティー」開催決定の際は、市の広報や瑞浪市のホームページで案内されます。
社会福祉課
瑞浪市上平町1-1
電話：0572-68-2114
E-Mail：kosodate@city.mizunami.lg.jp
1-8.神戸町「出会い創出支援事業神戸町結婚相談サロン」
安八郡神戸町では、町内に居住し結婚を希望する未婚の男女に「出会い創出支援事業」と名付けた婚活支援「神戸町結婚相談サロン」を開設しています。専門の相談員を配置し、婚活セミナーや婚活パーティーなどを通して出会いの機会を提供しています。月に1回開催される結婚相談サロンでは、結婚を希望する本人だけでなく家族でも結婚相談やアドバイスなどを受けることが可能です。
登録、相談にかかる費用はすべて無料です。初婚、再婚、年齢など不問で、本気で結婚を考えている人なら、町外の人も登録できます。所定の結婚相談登録カードに記入のうえ、写真を添付して登録。有効期限は2年ですが、期限後の再登録も可能となっています。神戸町だけでなく西濃地区の1市3町で連携を図っているため、出会いのチャンスが広がるでしょう。
神戸町結婚相談サロン（神戸町社会福祉協議会）
神戸町大字八条258-2神戸町デイサービスセンター内
電話：0584-28-0223
まとめ
岐阜県では、小規模の市町村でも近隣と連携したり、岐阜県全体の広域ネットワークにより、出会いの機会を増やし幸せな結婚ができるよう真摯に取り組んでいます。自治体独自の制度を作っているところもありますが、民間のパートナーエージェントなどの結婚相談所などに委嘱している場合もあります。ほとんど無料か格安で利用できるところばかりですので、まずは行政提供の婚活支援サービスを受けてみてはいかがですか。
「最後の独身友達が結婚」「年齢的にもそろそろ」「親からのプレッシャーが…」等々、
様々なきっかけで始めた婚活も、現実にはすぐに結果を出すことは難しいもの。
婚活中の方もこれからの方も、様々なお悩みを感じながら結婚に向き合っています。
運任せの婚活では、時間もお金も労力もかかり、理想のパートナーにめぐり会えないことも。
より結婚の可能性を高める方法として今、結婚相談所を利用する人が増えています。
