結婚相談所は別居中でも利用できる?離婚で不利になることは?
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離婚を視野に入れて結婚相手と別居生活をしている人の中には、いまのうちから次の結婚相手を早く探し始めたいと考える人もいるでしょう。そして、結婚相談所に登録することを検討するかもしれません。しかし、別居中とはいえ離婚が成立していない段階でも、結婚相談所に登録をしたり異性を紹介してもらったりすることは可能なのでしょうか。また、離婚が成立する前の婚活が離婚調停で不利にはたらくおそれはないのでしょうか。今回の記事では、そんな人の疑問に対してくわしく説明していきます。
別居中の婚活は基本的には受け入れられない
いくら離婚するつもりで結婚相手と別居生活をしているとしても、世間の基準として、離婚が成立するまでは既婚者とされます。ましてや、近い将来に結婚できる相手を探している婚活中の人はなおさら、別居中とはいえ既婚者を敬遠することが多いです。考えてみても、離婚前の既婚者は独身者と比べてトラブルが起きる可能性がより高いと予想できます。ただでさえ思い通りにはいかないことがある婚活において、わざわざ既婚者を自分の結婚相手の候補者として認める気にはなれないでしょう。
たとえば、お見合いをした相手が「すぐに離婚する予定です」と言ったとしても、その人の配偶者がなかなか離婚に応じてくれないかもしれません。また、離婚することについては合意していても、財産分与や親権など離婚の条件交渉が難航する可能性もあるため、離婚成立まで実際にどのくらい時間がかかるかわからないのです。あるいは、離婚予定があるとはいえ既婚者と交際をすれば、最悪の場合、まるで不倫をしているような目で見られてしまうおそれもあります。結婚相手を見つける目的で誠実に婚活している人なら、そのようなリスクを冒すことは絶対に避けたいと考えるのが普通です。これから結婚相手を見つけて新しい人生を始めたいというタイミングに離婚というネガティブな問題を抱えている相手とお付き合いはしたくないと感じることも、自然な心理ではないでしょうか。
結婚相談所に登録できる人は独身の人のみ
結婚相談所とは、会員ができる限り良い相手と出会う機会を提供しつつ、交際開始後は順調に結婚まで至ることができるようにサポートを提供する会社です。また、結婚相談所には人と人の出会いをつなぐ役割、しかも異性間の関係を取り持つ責任があるため、会員間のトラブルを防止するための対策を行いますが、その一環として入会希望者の審査を実施しています。入会希望者の状況にトラブルの原因となりかねない要素がある場合は、入会をお断りするケースもあるのです。たとえば、結婚しているにもかかわらず未婚と詐称して結婚相談所に登録して異性の紹介を受けようとする人も、残念ながら一定の数、存在しています。そのため、定評のある結婚相談所では、登録の際に独身証明書の提出を義務付けていることがあります。結婚を前提としない男女が出会う場を提供するような、いわゆる「出会い系」との大きな違いです。ですから、たとえ離婚するつもりがあり、かつ、実生活の上でも気持ちの上でも独身者と変わらない場合でも、別居中の既婚者が独身と偽って結婚相談所に登録することはできません。
ただし、晴れて独身になったときにその結婚相談所に登録するかどうかを検討するための参考データ程度なら、教えてもらえる可能性もあります。具体的には、その結婚相談所に登録している異性会員の人数や年齢層、居住エリアなどの概要を聞いてみたり、利用する際のルールやシステム、会費などを確認したりすることは可能でしょう。ですから、別居期間中にどうしても次の相手探しを始めたいという人は、まずは、複数の結婚相談所の資料を取り寄せてみるのも良い方法です。また、登録希望者を対象にカウンセリングを行っている結婚相談所もあるので、探してみましょう。
離婚前の婚活はトラブルになりやすい!
婚姻期間が長いほど、離婚の手続きには時間がかかりますし、話し合いも難航するケースが多いようです。たとえば、一緒に暮らしていた家をどうするのか、財産分与や慰謝料請求など、財産とお金に関する協議では、お互いに自分の利益を主張してしまうケースが多く、決着するまで時間がかかります。また、子どもがいる場合は親権をどちらが得るのか、養育費や面会に関するルールを決める必要があり、こちらも簡単に進むとは限らないテーマです。離婚が成立した後も引っ越しや転職をする場合があり、生活が安定するまでは多少の時間が必要となるでしょう。ですから、一般的には離婚協議や手続きをしている時期や離婚後に心身が落ち着くまでの期間は、婚活に必要な時間と気力・体力を割くのが難しい場合が多いです。
早く次の結婚相手を見つけて安心したい気持ちはわかりますが、中途半端な状態で婚活を行っても、あなたの良さをじゅうぶんにアピールできないおそれがありますし、場合によっては相手の誤解を招くなど、トラブルを起こしてしまうかもしれません。ゆえに、離婚前の不安定な時期は婚活に適していないと考えるべきでしょう。
離婚前に交際を始めると不利になることもある
離婚が正式に成立する前から結婚相手を探し始めた場合、他にもリスクがあります。それは、離婚協議中といえども婚姻期間中に異性とお付き合いをすることが不貞行為とみなされ、離婚調停の上で不利な条件となりうるということです。婚姻関係の破綻について夫と妻のどちらが有責であると判断されるかは、慰謝料の有無や金額、財産分与にも関係してくるため、自分に不利になるかもしれない行動は慎んだほうが無難でしょう。また、親権が欲しい場合にも、子どもの養育にふさわしくない人物と懸念されるおそれがある行動はしないほうが良いです。新生活に悪影響を及ぼさないですむように、できるだけ良い条件で離婚できるように努めることも、次の結婚相手への思いやりといえます。
婚姻関係破綻後の交際であっても注意が必要!
離婚調停においては、婚姻関係が破綻した後に別の異性と交際しても不貞行為とはみなされないこともあります。しかし、何をもって「婚姻関係の破綻」とするのかについては明確な基準がないため、配偶者の主張する内容によっては、離婚後の再婚にむけた婚活さえも不貞行為とされてしまうおそれがあるのです。ですから、離婚が正式に成立するまでは、配偶者以外の異性とお付き合いをすることはやめておいたほうが安全と考えられます。
ところで、別居中に結婚相談所に登録したいと考える人の心理には、離婚手続き期間に次の結婚相手を探すことを励みとして、つらい時期を乗り越えたいという感情があるのかもしれません。そのような気持ちを持つことは理解できますが、それは、離婚にまつわる心理的な負担を新しい相手にも負わせようとすることにならないでしょうか。より良い条件の相手を見つける目的で行動する人がメインである婚活においては、相手に心理的な負担を与えることは不利にこそなれ、決して有利にはなりません。
まずは離婚手続きを進めることを優先しよう!
時間と気力体力には限界があるため、一度にあれもこれもと欲を出すと、どちらも中途半端になってしまうおそれがあります。特に、離婚の話し合いや調停を行っている期間中にはさまざまな手続きが発生するため、落ち着いて婚活をする時間を取ることも難しくなるのではないでしょうか。婚活では自分の良さをどのようにアピールするか考えて実践し、知り合ったばかりの相手と良いコミュニケーションを取りながらお互いのことを知ることが大切です。そのうえで、長い結婚生活をともに歩んでいく相手として相性が良いかどうかを見きわめなければなりません。正しい判断と行動をするためには、他のことに煩わされず、婚活に集中する必要があるのです。ですから、まずは離婚手続きを進めることを優先することをおすすめします。新しい相手を探す行動を起こすのは、離婚が成立してからで良いのです。
離婚が正式に成立したら結婚相談所へ
離婚が正式に成立した後は、だれでも独身者として、胸を張って婚活を始めることができます。そして、結婚相談所への登録も、もちろん可能となります。現代社会では離婚を経験した人も増えているため、初婚でないことが婚活のネックとならないケースも少なくありません。むしろ、離婚を経験した人同士のほうがお互いの気持ちを理解できる、あるいは、前の結婚で得た反省から成長した可能性があるなど、前向きにとらえてくれる人もいます。ですから、離婚が成立したら新たな気持ちで次の人生を仕切りなおすためにも、結婚相談所を訪れてみてください。
別居中の交際は要注意!離婚の条件に影響することも
離婚するつもりで別居しているときに婚活を始めることは、できるだけ避けたほうが無難といえます。なぜなら、実生活において独身者と変わりがないとしても、離婚が成立するまでは既婚者であるからです。そのため、婚活を行っている人にとっては、希望する結婚相手の条件から外されてしまうことがほとんどでしょう。そして、結婚相談所も会員間のトラブルを未然に防ぐ必要から、独身証明書を確認して既婚者を登録させないように注意しています。
離婚も婚活もさまざまな手続きが必要であり、人間関係が複雑になりやすいため、同じ時期にどちらも進行させようとすれば、無理が生じやすいです。さらに、正式に離婚が成立しないうちに配偶者以外の異性と交際すると、離婚調停において条件が不利となってしまう場合もあります。新しい結婚相手との生活に悪影響を及ぼさないためにも、配偶者と別居中の婚活や異性との交際は控えましょう。婚活を始めるのは、離婚が正式に成立してからでもじゅうぶん間に合いますし、婚活だけに集中できるようになってから婚活をするほうが成功しやすいです。
別居中の人はあせらないで!婚活は離婚成立後に始めるほうがうまくいく
今回の記事では、別居中の人は結婚相談所に登録できない理由や、離婚が成立するまでは異性との交際を避けたほうが良い理由について説明しました。
別居中の婚活には、不利な点やリスクが複数あります。その反面、離婚が成立して晴れて独身となってから始めれば何の問題もありませんし、婚活に集中できるほうが良い結果を生むことが多いのです。
別居生活や離婚の手続きにはつらいこともあるでしょうが、まずは、正式に離婚を成立させることを優先させてください。できるだけ良い条件で離婚できることが、婚活や新しい結婚生活を始めるために大切です。
「最後の独身友達が結婚」「年齢的にもそろそろ」「親からのプレッシャーが…」等々、
様々なきっかけで始めた婚活も、現実にはすぐに結果を出すことは難しいもの。
婚活中の方もこれからの方も、様々なお悩みを感じながら結婚に向き合っています。
運任せの婚活では、時間もお金も労力もかかり、理想のパートナーにめぐり会えないことも。
より結婚の可能性を高める方法として今、結婚相談所を利用する人が増えています。