識名園
識名園は沖縄県那覇市にある琉球庭園です。もともと琉球王国の別邸として1799年に建てられました。しかし、1945年の沖縄戦によりほとんどが壊れてしまいました。 その後、約20年かけて復元されたという経緯があります。園内には琉球時代に招かれた外国の使者たちにも絶賛された美しい庭園があります。 見どころは、識名園で一番大きな建物の御殿(うどぅん)です。赤瓦屋根の木造建築で15の部屋があり、識名園の母屋とも言える建物です。 次に、庭園にある心字池に架けられた石橋です。首里城にも使われている琉球石灰岩を使用して作られ、そのデザインは中国を意識したものとなっています。
そして、石橋を渡ると六角堂があります。これは池に浮かぶ島に作られた六角形の東屋です。屋根の形や瓦の色など、中国からの影響を受けています。 この他にも何百年も清涼な水が湧き出ている育徳泉や、かつて心字池に小舟を浮かせていたという船揚場、那覇の街並みを一望できる勧耕台などがあり、琉球文化の風情を感じることができます。
世界遺産でもある識名園は、落ち着いた雰囲気でデートしたいという2人におすすめのスポットです。 出会って間もない2人がお互いのことを話しながら散策するのも良いですし、長年付き合っている2人にとっても世界遺産でのデートは興味深いものになるでしょう。 入口から入ると、まず目に入るのが通用門と正門です。正門は国王一家などが出入りしていた門といわれています。 識名園には沖縄ならではのデイゴやガジュマルなどの植物が見られますので、石敷き道をゆっくり歩きながら2人で観察しましょう。
その後、独特の曲線と石の積み方に特徴がある育徳泉を過ぎて心字池に出ます。御殿で昔の人の生活などを学んだのち、石橋を渡り六角堂へ。 ここでの眺めは日本の庭園とはまた少し違う景色で新鮮な気持ちになりますので、ここではおしゃべりよりも2人で景色を楽しむことをおすすめします。 その後、船揚場や歓耕台で那覇の景色を楽しみ、再びゴモジュやシークヮーサー、バナナの木など南国ならではの植物とふれあいながら散策して帰ってきます。 識名園を1周するのにかかる時間は、御殿や六角堂で休憩をはさんでも1時間くらいです。 また、園内全域で飲食は禁止されていますが、写真は撮れますのでさまざまな景色や2人の思い出となる写真をたくさん撮りましょう。
入場料とは別に料金を支払うと、ガイドが付いて庭園内を案内してくれます。ガイドは識名園を知り尽くしており、ユーモアを交えて色々説明してくれます。 識名園を詳しく知るためにはガイドを付けての散策も良いかもしれません。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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