赤穂城
兵庫県の赤穂市、江戸時代には赤穂藩によって治められていたこの地に赤穂城はあります。17世紀後半に建てられた城で「忠臣蔵」の舞台となったことであまりにも有名な城です。 最寄り駅はJR赤穂線播州赤穂駅で、駅からは歩いて20分です。もしくはJR山陽本線の相生駅から車を使って約25分で到着します。遠方から自動車で訪れる場合には、山陽自動車道を使います。 赤穂インターチェンジを降り、約10分走れば赤穂城です。駐車場は約50台あり、無料で停めることができます。
入場料はかからず、本丸と二ノ丸庭園以外は年中無休で開いていますので、いつでも訪れることができます。 本丸もしくは二ノ丸庭園をお目当てに行く場合には、年末年始はお休みですので注意しましょう。また、本丸と二ノ丸庭園が開いているのは朝の9時~夕方4時半です。
赤穂城の歴史は15世紀、室町時代の武将である赤松満祐の一族がこの地に「加里屋古城」を建てたことに始まります。 その後、17世紀に赤穂藩主となった池田長政が「大鷹城」を築き、これが赤穂城の前進となりました。 その後、時代が下る中で赤穂藩のシンボルとしてその存在感を増していき、この地の発展を支えました。 そして、18世紀の初頭に有名な「赤穂事件」が起きます。この事件がのちに歌舞伎や浄瑠璃の題材となり「忠臣蔵」として広く知られていくようになったのです。
このように、赤穂城には近世から江戸時代にかけての歴史が詰まっており、随所でそれを感じることができます。 残念ながら当時のものは堀と石垣しか残っておらず、そのほかは再建されたものです。それでも、歴史好きの人や城めぐりが趣味だというカップルにはたまらないデートスポットと言えるでしょう。
赤穂城は江戸時代後期に建てられた城で、軍学に沿って築城された実用的な城です。有事を意識して作られており、監視台があるなどあちこちに工夫が凝らされています。 歴史的背景を考えながら、城内の設備を一つひとつ観察していくのも面白いのではないでしょうか。 また、赤穂城の近くには博物館や資料館などがあり、この地区の歴史や文化についてさらに詳しく知ることができます。
特に、沖田遺跡公園は縄文時代後期から室町時代の遺物や遺構が多く見つかった場所で、中世以前の歴史にも触れられる貴重な施設です。 その貴重さから兵庫県の指定文化財に指定されているほどです。 ほかにも、赤穂大石神社など神社仏閣も多くありますので、パートナーと一緒にどこへ行こうかとデートのプランを立てるだけでも楽しいのではないでしょうか。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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