国立民族学博物館
国立民族学博物館は、大阪府吹田市の万博記念公園内にある博物館です。博物館でありながら研究所でもあり、大学院の研究科も設置されているほどの重要な施設です。世界中の民族文化について知ることができる当館は、民俗学に興味がある人はもちろん興味がない人でも楽しめる構成になっています。特に文化展示は、地域や民族ごとの展示にしていないのがこだわりです。音楽や言語などの文化ごとに鑑賞していけるので、感覚的に気軽に民俗学に触れることができます。オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアと東回りに世界一周できる地域展示も見どころの一つ。映像で世界中の生活や文化を視聴できるコーナーも充実していて、ドキュメンタリー映画を見ているような気分でデートを楽しめることでしょう。
世界の民族文化に優劣はない、というのも国立民族学博物館が訴え続けていることです。どんな民族文化も等しい価値を持っていることが、館内の展示から自然とわかってきます。各民族の衣食住を中心とした展示は、そこに住む人の暮らしを目前にしているような構成です。民族衣装や生活用具、工芸品などをはじめ、大きな帆船が飾られているコーナーもあります。日本文化の展示コーナーでは、各地の祭りと芸能について、また沖縄やアイヌなど本州とは異なる独特の文化を持つ地域の暮らしなども知ることができます。知っているつもりだった日本について、続々と新たな発見ができるのも国立民族学博物館の特徴です。見るほどに興奮が高まる展示物の数々に、本物を見に2人で旅行に行こうという会話にも発展するかもしれません。
館内には、レストランやミュージアムショップも設置されています。民俗学博物館にふさわしく、世界各国の料理を味わえるメニューが揃っています。ハンバーグやエビフライのような洋食メニュー、うどんのような軽食もあるので、変わったメニューに迷う人でも心配無用です。ときにはエスニックビュッフェや地域を代表するメニューのスペシャルランチも登場し、食事メインに楽しめる博物館でもあります。企画展も頻繁に開催されていて、イベントに合わせた料理の提供にも意欲的です。博物館へのアクセスには、バスやモノレールを利用できます。万博記念公園駅からは、歩いて15分ほどです。土日祝日のデートなら、梅田駅前からエキスポシティまでの直行バスが出ています。車でのアクセスなら、最寄の日本庭園前駐車場を利用するのが便利です。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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