大阪歴史博物館
歴史が好きな彼女または彼氏がいて、自身も歴史が大好きという方に大阪歴史博物館デートをおすすめします。大阪歴史博物館は、「なにわ歴博」の愛称を持ち、NHK大阪放送局に隣接して建っています。常設展示を見学するには、まず1階エントランスからエレベーターで10階まで上ります。10階は、古代フロアで奈良時代の難波宮太極殿が再現されています。原寸大に復元された宮殿内に官人たちが並んで迎えてくれます。まるでタイムスリップしたような古代の世界が堪能できます。9階は、戦国末期から幕末までの中世近世フロアです。信長と本願寺の闘い、秀吉のまちづくり、天下の台所へと続く時代の流れを1/20のミニチュア模型で再現しています。また、文楽人形の「浪花屋」が立体図などを駆使して案内してくれます。
8階は、歴史を掘るフロアとなっており、復元された発掘現場で遺構や遺物の見方を学ぶことができます。考古学に興味のある方は必見です。そして7階の近代現代フロアで常設展示が終わります。大正から昭和初期までの心斎橋や道頓堀など、懐かしい大阪の街角が忠実に再現されており、当時の雰囲気までも感じることができます。また、地下1階には実際の難波宮遺構が保存されており、1日に数回決められた時間に見学ガイドが行われていますので、併せて利用することをおすすめします。その他にもミュージアムショップでは、オリジナルグッズや特別展図録、研究資料などの販売を行っています。また、レストランも館内にありますので、感動冷めやらぬ状況で食事をとれば、歴史話に一層の花が咲くことでしょう。
「歴博」は、歴史好きのカップルには理想的なデートコースだといえます。特に大阪歴史博物館は、その規模の大きさや展示物の貴重さに加え、当時のリアルな復元や再現を駆使することで、書籍や講義だけでは味わえない臨場感あふれる歴史体験を可能としています。共通の好みを持つ二人が揃って同じ感動を味わうことは、お互いへの信頼感が深まり、心の距離を一気に縮めてくれるものです。また、史実的な知識だけでなく、発掘調査の現場の紹介や発掘した遺物の判断方法など、未体験のものとの触れ合いや学びを共有することにより、二人には一体感が育まれます。したがって、大阪歴史博物館は、付き合い間もないカップルであっても、また、ややマンネリ感が漂い始めたお二人であっても、絆を深めるためのよりよい効果を与えてくれる場所なのです。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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