不老園
不老園は、富士山を見ながら美しい花梅木を鑑賞できる梅園です。明治30年、呉服商の七代目奥村正右衛門が別荘として開園したのが始まりでした。花梅木以外にも、桜、つつじ、もみじ、牡丹などもバランスよく栽培されており、とてもきれいです。鑑賞におすすめの時期は2月から3月とされ、この時期は花どきになりますので、全国各所から梅を一目見ようと大勢の人で賑わいます。
不老園は樹木や奇岩の間にある迷路のような遊歩道も特徴的です。遊歩道には学問の神様を祀っている梅天神や売店があります。梅天神の御霊は、平安時代中期に国を守護する神として「北野天満宮」から分霊されました。さらに歩道橋を登っていくと、富士山やその周辺を一望できる展望台がありますので、ぜひ寄り道していきましょう。展望台から見える景色は絶景中の絶景ですので、不老園に来たのであれば、必ず押さえておきたいスポットです。また、高台から下る道には落ち着いた雰囲気の日本庭園や「長生閣」や「喜楽庵」があり、これらも不老園の人気スポットのひとつと言えるでしょう。
不老園は若者同士よりも、やや年配のカップルに向いたデートスポットです。美しい景色を眺めながら、のんびりと遊歩道を散歩していると、心が癒される気分になるでしょう。パートナーが仕事で疲れていたり、何かに悩んでいたりするときは不老園のデートに誘ってみましょう。落ち着いて話ができるため、沈んだ心を癒すにはもってこいの場所と言えます。広大な富士山や南アルプスを眺めていると、自分が抱えている悩みなんてちっぽけなものに感じるかもしれません。
基本的には景色を楽しむデートがメインですが、飲食も十分に充実しています。不老園の売りは梅です。毎年、不老園では春になると、たくさんの梅が咲き開きます。この不老園の梅から作られたのが「不老園の梅」です。「不老園の梅」は不老長寿を願い、丁寧な作業でじっくり漬けられており、春の時期にしか食べられません。しかも、不老園でしか買うことができないので、とても貴重と言えるでしょう。味は酸っぱ過ぎない上品な酸味で、ほのかな甘みも感じられます。
不老園でなにかお土産を買うとしたら「不老園の梅」で間違いないでしょう。また、売店では梅以外にも、みそおでんや煮込みおでんを食べることもできます。梅ゼリーや梅ようかんなど、少し変わったものもおすすめです。甘酒を飲みながら、ほろ酔い気分で梅や富士山を眺めると、より一層楽しい気分になれるでしょう。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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